LESSON★16 もう迷わない、ワインの選び方・買い方・贈り方
●うち飲みワインなら、ニューワールドのものを
自宅で日常的に飲むワインはやはり「安くておいしい」のが条件。例えば、フランスのワインはおいしいですが、有名なワインは飲みごろが来るまでに年数のかかるものが多く、ものによっては15年や20年も待たなくてはなりません。飲みごろになった有名ワインは高いし、若いものはそれなりに安いですけれど、飲めるようになるまで何年もかかります。家で上手に保管するのも大変なので、あまり現実的じゃないですよね。
それなら、飲みごろが早くやってくるヴィンテージの若いものがいいと思います。ずばりそれはニューワールドのワイン。オーストラリア、カリフォルニア、チリやアルゼンチンなどのものがおすすめです。
次に、自宅でのホームパーティの場合。何をどれくらい用意したらよいか、迷うところですね。そもそも1本は普通750mlなので、グラス1杯が120mlだとすると、1本で6杯とれることになります。例えば、6人のパーティなら1本で1杯ずつ、3人なら2杯ずつ飲めることになりますね。もちろん量は顔ぶれによって計算しますが、「1本で6杯」と覚えておくだけでも便利です。
ワインの種類としては、作る料理にもよりますが、最低でも赤ワイン2種、白1種、スパークリング1種、計4つのワインを用意してはいかがでしょう? また、お酒にあまり強くない人がいるときには、フルーツを混ぜて作るサングリアや、シャンパンをオレンジジュースを割るミモザなど、簡単なカクテルの用意をしておくと親切ですね。
●ホームパーティに招かれたら、シャンパンに勝るものなし!
お呼ばれするときも、スマートにワインを持っていけたら素敵。もし、ホームパーティで出てくる料理がわかっているなら、それに合わせて選んでもいいでしょう。でも、気軽に料理の内容を聞けない間柄なら、便利なのは「泡」。そう、スパークリングワインです。
赤や白だと好みや料理との相性もありますよね。しっかりとしたフルボディの赤ワインを持っていって、バーベキューだったらいいんですけど、繊細なお料理ばかり出てきたら目も当てられません。その点、スパークリングはどの料理にも合いやすいうえ、カクテルも簡単、しかも赤や白を飲んだあと、のどが渇いてまた飲みたくなったりもするので、用途が広いと思います。
特にスパークリングの中でも、シャンパン(=正式にはシャンパーニュ)であれば、誰も文句はつけないはず。ただ、発泡タイプは持っていくまでに揺れてしまいます。あまり揺らされると抜栓するときに泡が吹いて大変なことに! 冷えていないとなおさらです。できるだけそっと持っていくことを心がけてくださいね。
また、パーティでなくても、人に贈るならやはりスパークリングが無難。相手が“ワイン通”であればなおのこと、迷わずシャンパンがいいと思います。それもある程度有名なメゾンのもの、ある程度しっかりした造り手のもの。そして、どんなに安くても3500円以上のもの。できれば5000円以上を目安にしたいですね。それ以下では当たりはずれも多く、「ひどいワインをもらっちゃった」なんて思われる可能性も。よくラベルがかわいいから選んだ…なんて聞きますが、人に差し上げる以上は、信用できる造り手と値段で選ぶほうが賢明ですよ。
最後に、購入する際はある程度きちんとしたワインセラーのあるお店を選びましょう。デパートの中のワインショップなら間違いありません。あとはワイン専門店。飛び込みで入るよりは、何度か自宅用にワインを買ったりしてみること。ソムリエやワインアドバイザーがいるお店がベストです。
*** 2月のおすすめワイン ******************
大切な人に贈りたい、最高級のシャンパン
【ルイ・ロデレール クリスタル】
(フランス シャンパーニュ地方)
もうすぐやってくる出会いと別れのシーズン。そんなとき、心を込めた贈り物としてワインはいかが? ふだんの気軽なプレゼントじゃない分、こだわりにこだわってセレクトしたいもの。例えば、透明なボトルに入ったゴージャスなシャンパンなんてどうでしょう?
こちらは、19世紀に、ロシアの皇帝・アレクサンドル2世のオーダーで特別に造られたということで有名なシャンパンで、その名も「クリスタル」。なんと当時は、皇帝のために本物のクリスタル製のボトルに瓶詰めされていたとか。もちろんそれがネーミングの由来なのです。
ちょっと値段は高く、2002年のヴィンテージで2万〜3万円(ギフト箱入りも!)。でも、瓶詰め後、6年もの間熟成されたシャンパンには、柑橘類の香りや白い小さな花の香り、そしてそれとともに味わうクリーミーな泡…、間違いなく優雅な気分にさせてくれます。
私のワインスクールにはさまざまなコース、講座がありますが、特徴はどれも毎回テイスティングができること。今回のような豪華なワインが登場することも! 詳しくはこちら
から。
2010-02-19 | 固定リンク




