どちらもお笑いの世界の楽しさと厳しさがわかる。

まだまだお笑いブームは続いてます。どんだけ~みんながお笑い好きかっていうくらい、お笑い芸人は引っ張りだこって感じです。たぶん、20代前後の人たちがこのブームを支えてるんじゃないかな。その中で、スペシャル番組からレギュラーに昇格したのが『爆笑レッドカーペット』と『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア』だ。この2つの番組のおもしろどころをチェックしちゃいましょう。
●1分間のネタ勝負●
『レッドカーペット』は旬の芸人から、新人まで……いろんな芸人がスタジオに敷かれたレッドカーペットの上で、1分間のショートネタを披露。そのお笑いを、パネラーが押したボタンの数の合計で “小笑い”“中笑い”“大笑い”“満点大笑い”の4段階で評価。最もおもしろかった人は「レッドカーペット賞」として、もう一度ネタを見せられるというもの。大体の芸人は、“大笑い”が取れるから、“中笑い”とかになると、けっこうダメージ大きいかも。
『イロモネア』は、ちょっとシビアな賞金スタイル。チャレンジャーの芸人は、一発ギャグ、モノマネ、ショートコント、モノボケ、サイレントの5つのステージにチャレンジ。スタジオの観客の中から、無作為に審査員5人を選び、第4ステージまでは3人、最終ステージは5人全員を笑わすことができたら、100万円がもらえるというもの。ネタの制限時間は1分間。やりたいネタの順番は芸人が決められ、賞金は1ステージごとに少しずつアップしていく形式なので、小銭稼いで途中でやめてもオーケー。そのほかに、“ゴールドラッシュ~イロモネアの道~”という、まだ若手の芸人が『イロモネア』のチャレンジ権を獲得するための、ネタ見せコーナーもある。ここで、新しいおもしろ芸人も発掘ってことね。
2つの番組ともネタは1分間という勝負。賞金を取ろうとするお笑い芸人の、緊迫感あふれる真剣勝負『イロモネア』と、回転寿司のように、次から次へと目の前に出てくるお笑いで脱力できる『レッドカーペット』か、自分のそのときの笑いたいモードによって、チョイスするといいかも。
●出場お笑い芸人●
『レッドカーペット』への出演がきっかけで、藤崎マーケットや柳原可奈子が人気が出たように、『レッドカーペット』は新人の登竜門的な要素が多い。また、ベテランでも再ブレイクを狙って認知度を高めるなら、うってつけ。世界のナベアツも『あらびき団』のほうが先に紹介してたはずだけど、『レッドカーペット』に出てから、「オモロー」とブレイクしたもんね。私も新人のお笑いはここでチェック。昔から大好きだったパンクブーブーが、この番組に出たときは「やっと売れるのねー」と母の気持ちで見てしまった(笑)。最近では、「な、な、なナイツ!」の永井佑一郎、青春コントのしずるや、“空気の読めない男”が最高のフルーツポンチが私のお気に入りです。あ、芋洗坂係長もね。
『イロモネア』は中堅がメイン。今も人気で、いろんな番組に出てる人がチャレンジャーになってるのがポイント。FUJIWARAやトータルテンボス、世界のナベアツも、ピン芸人じゃなくてコンビでジャリズムとして出ている。なのに、あれだけ腕のあるトータルテンボスですら、ショートコントを選んだ第1ステージで敗退というシビアさ。無作為に選んだ会場の一般審査員の好みと違うと、クスリとも笑ってくれないんだもんね。芸人にとって、ここに出るのは、けっこう勇気がいるかも。
●ツウのポイント●
『レッドカーペット』では、司会の今田耕司のコメントに注目。『M-1』の司会もやってるし、いろんな芸人を知ってる今田さんが「けっこうおもしろいでしょ」とか、「いけてますねー」とか言うとブレイクする確率が高いと見てます。今田さんと同じ芸人でバカ受けしたら、あなたも新しいお笑いを見つける才能がある……かも!?
『イロモネア』では自分の得意分野でないネタもこなさなければいけないから、かなりキツイ。柳原可奈子も、サイレントで敗退。しゃべり芸の人にとっては、かなりハードル高いよね。そんなときの芸人のマジな顔を見て、ああ、ホントにお笑いの世界は厳しいのね……と実感しよう(笑)。また、チャレンジャーのネタを周りで見て、ヤジを飛ばす他の出場芸人たちの姿にも注目。ラストステージでは、本気で応援したり、緊張をほぐしてあげるためにヤジを飛ばしてたり……。あの芸人同士は仲がいいんだな……なんて芸人の裏世界をモーソーして楽しめます。
まだまだ、お笑いは進化しそう。笑ってるだけで、元気になれる。暗い気分のときは、この2つの番組を見て、笑ってストレス解消してくださいね。
『爆笑レッドカーペット』フジテレビ・水曜夜10:00~10:54
『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア』TBS・土曜夜7:00~7:56
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2008-05-08 | 固定リンク
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