2人の刑事のコンビネーションが人気の『相棒』

今秋のラインナップも出揃ったということで、今月は、新作ドラマを集中的に紹介。気になる見どころをチェックして、お気に入りを見つける参考にしてね。
まずトップにご紹介するのは『相棒』。もともと土曜ワイド劇場で単発で3回放送されて、その平均視聴率が19%と好評だったということで、2002年の秋に連続ドラマとして登場。主人公は、クールで抜群の頭脳を持っているにも関わらず、出世コースにに興味がなく“警視庁イチの変人”といわれる杉下右京(水谷豊)と、お人よしで熱血漢でおっちょこちょいな亀山薫(寺脇康文)。この2人は、警視庁生活安全部特命係に所属する刑事で、前にいろいろとミスをして、左遷されてこの部にやってきたのだ。いわゆる「窓際部署」には、めったに事件が回ってこないが、右京は自分が疑問に思った事件にはさりげなく首を突っ込み、薫を手足のように使って、事件を解決していく……というのがメインの設定だ。
普通の刑事ものと違って、みんなに疎まれてるたった2人の刑事が、警察組織のルールを無視してスパッと事件を解決するというのが、萌えどころ。なんと今回でシーズン6になり、来年のGWには映画にもなってしまうというからすごい。そこで、おもしろポイントをチェック。
●二人の信頼愛!とキャラにググッ●
右京のクールさと薫の熱さの対比がまず、おもしろい。最初のシーズンでは、右京は薫の人格を無視して、事件解決のためにだましたり、利用したりしていた嫌なヤツだったけど、だんだんと薫の意思を尊重し、意見を聞くようになって人間味がアップ。普通だったら仲良くなりそうもない2人だけど、事件を通してお互いのよさを認めあい、信頼関係ができていくのが、うらやましい感じなんだよね。上司を尊敬し、信頼しあって仕事をしていけるなんて、そりゃもう、男子的には理想の仕事場でしょう。周りの友達に聞いてみると、ドラマをあまり見ない男子でもこのドラマを見てるのは、そこにぐっと来るからじゃないのかな?
●個性的なキャラがいっぱい●
<捜査一課の伊丹>警視庁捜査一課の刑事の伊丹(川原和久)は「特命係の亀山~!」と、何かというと大声で呼びつけて、ケンカを売る。亀山とは犬猿の仲で、捜査中も「こっち来るな」レベルの子供の言い合いのようなことをする。そのコントのようなケンカが、ドラマ中に入ると、和むわけで。しかし、犯罪を許さないという気持ちは同じで、心の中ではお互いを認め合ってるところが、また男子の友情で、いいぞ~ってなるわけね。
<鑑識課の米沢>右京たちが、捜査課とは別行動でいろんな証拠を見つけたとき、鑑識としてひそかに協力するのが米沢(六角精児)。右京と同じ落語の趣味を持っているのが、協力の理由? ボーッとしてて、なんとなく気になるキャラ。
<警察庁官房室長の小野田>警察庁の大物幹部の小野田(岸部一徳)は、表立ってできない捜査などを杉下にそれとなく振ってくる。特命係を頼りにしてるけど、いつも特命係をフォローするわけじゃないところが食わせ者。右京のことを「おまえはねー」と呼びつけにするところがさらにワルっぽいんだよね。表情を変えない怪演ぶりも光る。。『医龍』でもそうだけど、岸部一徳が出るだけで、びしっと締まるし、ただでは終わらないぞ~という怪しさがかもし出される。ちょっと岸部フリークになりそうです。
●ナゾも深い●
大体のケースは一見ふつうの事件なんだけど、それが右京と薫の根気の捜査で、深い汚職事件や、警察の組織ぐるみのウラ事件が暴露されたりする。その謎解きが深い。さらに、事件を起こした犯人の動機などから、人としての愛や弱さとかがジワジワと出てくるので、見終わった後、なんかジーンと胸を打たれるんだよね。
キャラと事件のナゾを解決する手法で楽しめるこの作品。最後にちょっと要望を。特命係が扱う事件が大きくなりすぎてる。それはそれで痛快なんだけど、もうちょっと身近な事件もやってほしいな。あと、デジタルで撮ってるからなのか、画面が暗くなりすぎ。第1話のときなんて、半分以上真っ暗ベースの映像で、右京や薫の表情がわからなかったから、ストーリーが頭に入ってこなかったんだもん。演出として、暗い画面で表現しようとしてるのかもしれないけど、うちの小さな画面のテレビでは見づらくて大変でした。そう文句をいいつつも、次回も見ちゃうんだけどね。
『相棒6』 テレビ朝日・水曜夜21:00~21:54
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2007-11-01 【テレビ】 | 固定リンク
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