珍解答に大爆笑。見た後ちょっとスカッとする『クイズ!ヘキサゴンII』

クイズ番組といえば、頭のいい人が注目されるのがフツーだけど、今、おバカな解答をする人のほうが、人気になってしまってるのが『クイズ!ヘキサゴンII』だ。その人気は、3時間スペシャルを作れてしまうっていうところにも表れていると思う。
スペシャルでは、解答者たちを全員沖縄に連れて行ってしまうという大盤振る舞い。そのため、通常と違うちょっと体を使ったクイズも入れてるけど、みんなで沖縄で楽しむというのがメインという、解答者のみなさんへの感謝バージョンという形だった。クイズ番組でココまでするのは珍しいよね。なぜ、こんなに人気になったのか、そのおもしろさを考えてみました。
●システムが新しくてわかりやすい●
18人の有名人の解答者たちが、事前に小学校、中学校レベルの常識問題や最新の時事問題50問のペーパーテストを解き、その点数によって、チームの能力をバランスよく3つのチームに分ける。そして、そのチームごとに対戦するのが基本形式。いろんなクイズをチームで解いていくんだけれど、その中でも人気なのが“行列早抜けクイズ”。席順はペーパーテストの得点が高いほうが前の席、低いほうが後ろの席と、一目ですぐに頭のよさがわかるっていうシステムになっていて、チーム6人が縦に一列に並んでリレー形式で答えていき、正解したら抜けていく。早くチーム全員が抜け切ったら勝ち。1人が答えられても、チームのメンバーが答えられなかったら勝てないというのが、今までありそうでなかったクイズ形式だよね。早抜けした人たちが、「なんで答えられないんだよ」という顔して見てたり、他のチームに答えられたりしてがっくりしてる様子が、本当におかしい。
また、この席順で、ふだんアホっぽいことしてるお笑いの人が前にいると、「お、意外に頭いいんだ」とびっくりしたり、もちろん、その反対ってこともある。そのギャップを楽しみつつ、クイズにいっしょに答えることによって、自分の頭のレベルもわかるのが楽しいのよね。大体最前列に来る頭のいい芸能人は、ラサール石井、麻木久仁子、山本モナなどと納得のライン。でも、女医の西川史子は意外に歴史とか地理とか苦手で、それほど解答率がよくなくて(ほかの人よりはいいけどね)、なんかうれしかったり(笑)。とにかく、見ててわかりやすいクイズなのだ。
●おバカな解答にハマる●
そして、いちばんウケるのは、びっくりするほど変な答えを出す解答者たち。男子で3人女子で3人の“おバカ”メンバーが司会の島田紳助にいじられまくってます。男子のメンバーは『ウルトラマンダイナ』に出ていたつるの剛士、俳優の上地雄輔、野久保直樹。一応、イケメン俳優というくくりになってるけど、紳助におバカな“ヘキサゴン三銃士”と呼ばれ、「君たち3人は羞・恥・心という名前でええ」ともいわれてたりする。スペシャルでは上地くんは“9月の誕生石は?”という質問に「岩石!」と答えてました。なんとなくノリ、わかるでしょ? 上地くんと野久保くんは、高校球児としてプロからも誘いが来たほどの選手だったというし、パッと見はさわやかだからこそ、おかしいのよね。
女子のメンバーはカントリー娘。の里田まい、グラビアアイドルのスザンヌ、木下優樹菜。3人はこの番組での活躍のおかげで、「Pabo」というユニットを組んで『恋のヘキサゴン』というCDも発売しちゃうくらいの人気。カントリー娘。でいまいち売れなかった里田まいは、おバカでラッキー! って感じだよね。スザンヌは日本人なのに芸名がスザンヌってだけでもビックリですが、スペシャルではタツノオトシゴの置物を見て「あ、ちんすこうだ」とまじめに言ってたので、心から笑わせていただきました。すごい、発想が。
紳助から「おまえらアホや」と言われても、この6人は、天然で、ものすごく明るいから、見てて楽しい。予想が絶対にできない間違いを言うのにハマるの。例えば、“三権分立の三権とは司法、立法と何?”という質問で、野久保くんは「メートル!」と答えたの。つまり、「立法」を「立方」と思ったわけですね。なんか、すごくミステリアスな頭だと思わない? フツーはこういう飛び方しないもん。たまにフツーに解答すると、ちょっとガッカリするくらいです。いいよ、6人。何か失敗しても、前向きに明るくしていれば、道は開ける。ウジウジ悩むことなし! って思える。6人ともけっこう芯が強くて、芸能界図太く生き残っていける気がするな。こういう才能を引き出した島田紳助の司会者としての腕もすごいですわ。
とにかく、一度、だまされたと思って見てください。お腹の底から笑えます。雑学も増やせます。なんだか幸せになれます。
『クイズ!ヘキサゴンII 秋の超クイズパレード沖縄合宿3時間SP』フジテレビ・7:00~9:54・9/26放映
通常はフジテレビ・水曜夜7:00~7:57
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2007-10-04 【テレビ】 | 固定リンク
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