こだわりと遊び方を知ってるオトナってカッコいい『未来創造堂』

自分の知らないことを知ってたり、グルメにくわしかったり、こだわって集めてるものがあったりする人の話を聞くのって、ものすごくおもしろい。絶対自分じゃハマらないことや、興味外のことだとなおさら。それも有名人のこだわってるものなら、話のネタにもなるしね。そんな趣味&マニアちっくな番組が『未来創造堂』だ。この番組のおすすめどころをチェック。
●こだわりが多種多様●
ものすごくコアなこだわりでもOKなのが、この番組のいいところ。ゲストのこだわっていることが、一般的に「そんなのが好きなんてヘン」と思われてもいい……ある意味、そっちのほうが深くていい、ってスタンスなのだ。今までのゲストがどんなこだわりトークをしたか、少しピックアップしてみる。
★柳沢慎吾→ひとり熱闘甲子園。これは知ってる人もいると思うけど、大好きな高校野球の実況中継をひとりで解説者、応援する高校生たち、熱闘を繰り広げる選手たち……になりきって演じるというもの。
★哀川翔→亀。攻撃をしない、防御オンリーな日本の亀が特にお気に入りとか。亀に関する本があると、つい買っちゃうらしい。喧嘩っ早そうなイメージと全然違うよね。
★柴田理恵→昆布。煮物には日高。利尻はダシ……と料理によって昆布を使い分けているというテクを披露。昆布の生産地によって、そんなに味やぴったりの料理が違うなんて!
★バナナマン・日村→寝方。電気もテレビもつけっぱなしで、枕は3段重ねじゃないと眠れないとか。いっしょの部屋では寝られないかも。ま、私もテレビはつけてるけど(笑)。
★アンガールズ・田中→紅茶。昔好きだった女の子の趣味に合わせて猛勉強してからハマったらしい。なんか、切ない。
話を聞いていても「それってわかる~」と同意することよりも、「そんな楽しみ方があるんだ。へえ~」という驚きや感嘆するほうが多い。世の中って、知らなかったおもしろいことや、スゴイこといっぱいあるなぁ。なかなか捨てたもんじゃないぞ……ってね。それに、自分のこだわってることについて話してるゲストの顔が、ホントにワクワクしてて、自慢だぞって感じで楽しそうなのもいいの。見てるこっちまで、よかったねーと笑顔になってしまう。好きなものを人に話すときって、みんないい顔するよね。
●ちょっとした雑学●
ゆる~いトークばかりでなく、ちょっとした雑学ネタになる“コダワリのVTR”のコーナーもおすすめ。例えば、ゲストの柳沢慎吾が甲子園のこだわりを話したら、野球のバッティング練習に欠かせないアーム式ピッチングマシーンを作った人の苦労話を紹介する……というように、メインのトークとも関わっているので、入りやすい。このコーナーだけでも、ぐっと掘り下げれば1時間のドキュメンタリー番組になりそうなのに、10分程度でさらっと流すところがイキです。そんな作り方も、贅沢な感じがいいなって、スタッフが本当に楽しんで作ってる気がするんだよね。
●ノリさんのキャラ●
「とんねるず」としての活動のほかに、絵画で個展を開いたり、アーティストとしていろんな面を持っているノリさんの感性やツボが、ものすごくわかる。ゲストがどんなに変なものにこだわっていても、ちゃんとおもしろがれるっていうのがスゴイと思う。もちろん、ノリさんにもこだわりがあるから、ダメなものは“自分にはないなー”って言ったりもするけど、それがゴーマンっぽくならないキャラだから、この番組が成り立つんだなって思う。他人がおもしろいって思うことに自分なりに反応して、ちゃんと番組として成立させるのって大変だと思う。ゆくゆくは所ジョージみたいに遊ぶ楽しいオトナっていう存在になるか、『タモリ倶楽部』のタモリみたいに、マニアにはたまらない変なことを取り上げるような存在になるか……ノリさんの今後も楽しみ。
これを見てると、どんな変なことでもいいから、自分なりの楽しみを追求するって、とっても大切だなって思う。そういうものがあると、毎日がとても充実して、心も広くなって、会社とかでのイヤなことも気にならなくなりそう。それに、そんなこだわりを持っているオトナって、ちょっと余裕があって、絶対にカッコいい。
『未来創造堂』 日本テレビ・金曜夜11:00~11:30
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2007-09-20 【テレビ】 | 固定リンク
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