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[テレビ]-ちひろ&昌子の- テレビ、今週のツボ

●桜井ちひろ(文・右)
雑誌ライター。三度のご飯よりもテレビが好き。テレビに「そりゃ、ないだろっ!」とツッコむのが趣味。そして外に出ず、体重増加に悩む日々。でもしあわせ。

●藤井昌子(絵・左)
コミカルイラストレーター。漫画家。このお仕事のおかげで、すっかりテレビ好きのドラマ好きに。そして引きこもりに拍車をかける日々。でもしあわせ。

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真剣さとゆるさ。それぞれの番組の個性を気分で楽しもう。

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他人のことを知りたいっていう気持ちは誰にでもあるので、トーク番組はどれを見てもけっこうおもしろい。数あるトーク番組で、リニューアルはしながらも、長く続いている『トップランナー』と『グータンヌーボ』のオモシロどころをチェック。

●番組内容●
『トップランナー』は、97年にスタート。なんと今年で10年目。スポーツ、芸術、芸能界、アーチスト……ジャンルを問わずに、その世界で注目されている人たちの素顔に迫っていく。世間的にはまだメジャーでない人なども、いち早く紹介しているし、ほとんどトーク番組に出ていない人も登場していて、ゲスト選択の目が鋭いのよね。『サラリーマンNEO』にも出演していて、今や大人気のダンスカンパニーのコンドルズなども3年前に出ていた。下積み時代や、こだわりなどを深く掘り下げて聞いているので、見たあと「なるほど」感が強い。トップになる人は、若くてもさすが違うよなーと感心することがいっぱいで勉強になるし。また、人が知る前に新しい注目の人を知ることができて得した気分にもなれる。

『グータンヌーボ』は、その前身の『グータン』から数えると今年で4年目。“グータン”とはフランス語で“楽しくリラックスした趣味の時間”という意味らしい。MC1人とゲスト2人の女性3人が3時間のプライベートロケを行い、今、自分が考えてることや、恋の話など、ゆるっとした話をオシャレなレストランなどで語り合っているのを、そのまま流す番組。女3人がおしゃべりをしてるうちに、次第にカメラの存在を忘れてフツーのトーク番組では見せない女の本音がチラッと出るのがおもしろいところ。そのゲストの素顔やプライベートの遊び方などなどがわかって、ちょっと覗き見してる感覚がドキドキして、女子にはたまらーんって感じなのよね。

●司会のキャラ●
『トップランナー』の司会は本上まなみと山本太郎。山本太郎は不思議に思ったことを自分でガンガンと聞いていくので、見ているこっちが聞きたい質問をしてくれて、フツーのトーク番組よりストレスが少ないかも(笑)。本上まなみはふわふわしている癒し系なので、ちょっと強面のゲストでも、その雰囲気にほにゃっとしてしまうのが見ていてわかる。司会のふたりの絶妙のコンビネーションがいいよね。ただ、いつも山本太郎の洋服がビミョーに派手で、どこのお店でも見たことのないような洋服セレクションなのが気になるの。いったい、どこで買ってるんだろう?

『グータンヌーボ』は江角マキコ、内田恭子、優香を3人姉妹と見立てての設定でキャスティング。毎回3人のうちの1人がおしゃべりに参加するけれど、ウッチーと優香は天然系で「それでどうなの?」とフツー聞けないような恋愛のことも自然に聞くので、ゲストもつい釣られて答えちゃうみたいなことが多い。そして江角マキコがおしゃべりに参加するときは、アネゴな感じで、江角の一人語りにゲスト2人が聞き入っちゃうというパターンになっちゃうのもおかしい。トーク内容は、ものすごーく心に残るわけではないけど、フツーの会話だからこそおもしろくて、次の日、友達との会話のネタになる感じかな。

●お勧めどころ●
『トップランナー』はとにかく、いろいろな分野の著名な人たちの生き方や考え方に触れられるところ。若くてスゴイ人ってたくさんいるんだよなーって知ると、なんだか自分も前向きになれる気がするのよね。世界で活躍するデザイナーや建築家など、フツーに生活していたら絶対気にもかけないような分野の人たちの活躍を知るのは、楽しいことだよね。

『グータンヌーボ』はおしゃべりのゆる~い感じ。寝る前にだらっと見て、疲れない話でリラックス。そして、番組で使われているのが、オシャレでおいしそうなレストランや話題のカフェなので、グルメガイドとしても重宝するよね。また、芸能人がお勧めするスイーツも紹介されてるので、その情報も必ずゲットしてほしい。

自分の知らない世界の人たちのトークは、けっこう発見もあるし、勉強にもなるし、おしゃべりのネタにもなる。マジメとゆる~り……と個性が違うトーク番組だから、自分の気分で選んで楽しんでね。

『トップランナー』(NHK教育テレビ・土曜夜11:00~11:44/再放送NHK総合・木曜深夜0:10~0:54)
『グータンヌーボー』(フジテレビ・水曜夜11:00~11:30)

 
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2007-04-26 【テレビ】 | 固定リンク | コメント (0)

『花嫁とパパ』のパパは、娘より、子どもみたい(笑)。

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新ドラが始まりました。いろんなドラマのキャスティングを見て、えっ! とびっくりしたのが時任三郎。なんと石原さとみちゃんのパパ役です! おまけにコメディらしい。時任三郎といえば『Dr.コトー診療所』とか『海猿』とかのシブいイメージがあったから、どうなっちゃうんだろうと興味津々。それに、ドラマもちょっと今までにないノリなので、ドラマと出演者の奮闘振りをチェックしました。

●かなり、ハイテンション!?●
このドラマは、20歳の娘の門限を夜7時にしているという父親とそれを守っているという娘の、ケンカしながらもあったかい親子愛の話。この門限自体、「これはありえないっつーの」っていう設定なので、演じてる役者もホントにマンガちっくなノリ。時任三郎は、今まで聞いたことないような(笑)大声で騒ぎまくり、石原さとみも、息をする暇もないくらいしゃべりまくり。父と娘のバトルシーンは、セリフが聞き取れないくらいのマシンガントーク。ふたりとも、コメディっていうことで、リアクションも派手。特にヘン顔はかなりきてます。今までとは違った役に挑戦! がんばってるのよー感がたっぷり。あまりにパワフルなふたりのやり取りなので、自分に元気がないときはへこたれちゃうかも!?

今までと違う役といえば、『ハケンの品格』では、ちょっとダメだけど、性格はいい人……の役をやっていた小泉孝太郎が、今回はものすごーく仕事ができて、ダメな人はバンバン切ってしまうという凄腕の上司役。今までのイメージがあるから、ちょっと違和感があるかな。いくらアパレルでオシャレ会社だといっても髪の毛をそこまで立てるかーっていうくらい、立ってるのもウケる。クールなイケメン上司像にどこまで近づけるか楽しみ?

●父親の夢!?●
ストーリーから見てみよう。父と娘のバトルがメインだけど、“ウザイ”と言いながらも、父親の言うことを娘は聞いてる。おまけに「お父さんがいるから、私がいるんだから」とか、父親なら涙が出そうなくらいなうれしいことを言ってくれる。父親も娘に「子どものときは、親の言うことを聞くもんだ」とか胸張って文句を言ってるけど、父と娘の会話がものすごくたくさんある……。これって、世の中の父親の憧れの姿なのかも。この親子みたいに、口ゲンカでもいいから、かまってもらいたいって言うお父さん、たくさんいそう。さらに、このドラマのパパは、ギターを弾いて娘のために曲を作ったり、唄を歌ったり……ちょっとカッコいいところあるもんね。ちょっと大げさでもいい。このパパみたいに自分も娘に言いたいこと言って、仲良くしたいという父親たちが、けっこうこっそり1人で見てたりしてね。

●さわやかさも忘れずに●
タイトル通り、たぶん、最終的には娘はお嫁に行くんだろうけど、これがまた、ありえないさわやかな展開。なんたって、今まで男子とつき合ったことがない娘。さらに、娘に「つきあってくれ」という前に、父親に『お嬢さんと結婚を前提におつき合いさせてください』と言ってしまう男が彼氏になるんだもの。この彼役がKAT-TUNの田口淳之介。見るからにさわやか。こんなマジメな男……ひょっとしているかも? って思えるくらい、ちょっと情けないけど王子キャラがハマってる。おまけにお父さんのことも大切にするしね。絵に描いたような王子様とシンデレラな展開の恋愛も、ここまで徹底してれば、納得。

これから、どんどん父と娘のバトルがコミカルにドタバタしそう。最近あまりない徹底的なコメディを、のほほーんと楽しむのもまたよしってことかな。時任さんの、パパというより子どもみたいな弾けっぷり(笑)をみなさん、堪能してくださいね。

「花嫁とパパ」 フジテレビ・火曜夜9:00~9:54

 
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2007-04-19 【テレビ】 | 固定リンク | コメント (0)

真剣に戦う姿はカッコいいけど、そこまで燃えるのはなぜ?

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番組改編期になると、必ずやるのがスポーツもののスペシャル。その中でも、定番になっているのが、TBSが企画した芸能人もプロスポーツ選手も参加できるバトルもの。バラエティーなのかと思っていたら、TBSのHPではスポーツのジャンルに入っていて、ちょっと驚いた。

また、今回は取り上げないけど、混同しやすいスポーツものもあります。自分の体力勝負で、いろんな障害を時間内にクリアしていく、アスレチックのすごい版のようなもの『SASUKE』と、女子のみが参加の『KUNOICHI』というやつです。この2つは、芸能人も出るけれど、上位に残るのは一般の人が多くて、一般参加者のがんばりとか、陰の努力とかをクローズアップしていく番組の作り方になってます。一応、間違えないようにご紹介まで。

今回スペシャルでやっていたのは、『筋肉バトル・スポーツマンNo.1決定戦』の芸能人サバイバルバトルの18回目。芸能人でスポーツと体力に自信のある人が出てくるわけ。同じように『スポーツマンNo.1決定戦』でも、野球選手、サッカー選手、アメフト選手などが出てくるのは 、“プロスポーツマン大会”。この2つにダブって出てる元体操選手の池谷直樹やケイン・コスギ、永井大などもいるので、ややこしいけれど、一応、なんとなく出る人のジャンル分けをしているのよね。この2つのどこにハマるのか考えてみました。

●自分アピール●
プロスポーツマンの場合は、やはり、身体能力が優れていて、他の競技をやっても、かなりいい線いける体だってことがわかると、すごいって思うよね。無知な私は、なんとなく野球選手とかは、試合見ててもものすごーく動いたりしないから、機敏じゃないと思ってたけど、ヤクルトの古田とか、巨人時代の清原とか、想像以上に軽やかに動いていて驚いたもの。プロスポーツマンのガッツと体力的なすごさが、ひしひしと伝わってくるよね。

芸能人の場合
は、なかやまきんに君とかパッション屋良、ここ何回か続けて出ていたペナルティーのワッキーなど、お笑いの人がずんっと上位に来ると、意外性で好印象。いつもはへらへらしてる分だけ、マジメな顔とかアップで映っちゃうと、カッコいい~と思えちゃうものね。もう1つのパターンとして、戦隊もののヒーロー出身の人が多い。金子昇とか、今回だったら2位の高橋光臣とかがそう。ヒーローやってる人は、やっぱり、すごいって思うのは、ヒーロー好きの奥様たちにアピールできるよね(笑)。

●出場者の意外性●
プロスポーツマンの場合は、とにかく、こんな人が出ていいの? みたいな大物がいっぱい出場。それぞれスペシャルバトルのみだけど、ハンマー投げの室伏広治、ボクシングの亀田興毅、相撲の朝青龍、琴欧洲まで出てた。やっぱり、プロはすごいよなーと、ここでも感心。

芸能人の場合は、今回は常連組の永井大、なかやまきんに君、池谷直樹などが出場しないというのでどうなることかと思ったけど、それなりに盛り上がった。特にちゃらちゃらしたイメージがあった元光GENJIの諸星和己や、体操のお兄さんの佐藤弘道、安田大サーカスの団長の安田などが、思った以上にがんばったと思う。こういう、えっ? っていうような人が必ず出てくるからおもしろいし、すごーいってさらに思っちゃうんだよね。

●単純だけど、燃える競技●
いろんな競技がある中で、一番楽しめるのが、ものすごく高い跳び箱を何段飛べるかの「MONSTER BOX」と、どれだけ遠くに落ちるボールに触れるかという「SHOT-GUN-TOUCH」。見ててわかりやすいこの種目は、小さいころやったことのあるような競技だから、余計すごさとか想像できて盛り上がるし、応援しがいがあるよね。

そして、最大の魅力は出場者の真剣度合い。今回優勝したワッキーは、優勝したくてしかたがなくて、仕事の合間に訓練したり必死だったみたい。優勝して号泣してたもんね。そこまで真剣になるのは、ちょっとわからないけど……。でも一生懸命の姿はとにかく魅力的ね。自分じゃ、めったにスポーツしないから、見ているとスポーツをした気になってスッキリするのがサイコーです。


「最強の男は誰だ!! 壮絶筋肉バトル!! スポーツマンNo.1決定戦XXXⅤ」 3月30日・TBS・夜9:00~10:54放送

 
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2007-04-12 【テレビ】 | 固定リンク | コメント (0)

芸能人ってやっぱりいいなー。絶品お土産特集にヨダレずるる~

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いつも、意識しないで見ている番組が『とんねるずのみなさんのおかげでした』。もう10年近くやっているから日常になっちゃったって感じ。そこで、春の超特大スペシャルを見て、改めてこの番組の何がすごいのか、考えてみました。

●芸能界ってすごいよな●
今回のスペシャルの目玉だったのは“絶品お土産”。番組の人気コーナーの『新・食わず嫌い王決定戦』では、ゲストがとんねるずや対戦相手にお土産を用意する。持ってくるものは、それぞれが芸能人生命をかけて(大げさだけど)貴さんと憲さんに「おいしい」と言わせるぞーという意気込みでチョイスしたもの。これぞまさに“芸能人御用達の絶品お土産”として披露されるわけだから、視聴者の目も釘付けってわけ。今回のスペシャルでは、そんなお土産の「絶品中の絶品」が大集合し、伊藤英明おすすめの“ベンテンドーの栗粉餅”が見事1位。でも、紹介された20品全部がどれもおいしそうなの。おまけに、そのお土産も北海道、長野、京都、愛知……と全国各地からのもので、いやー、いろんなところに行って、すっごいおいしいものを芸能人って食べてるのねー、と憧れの目を持って見てしまいました。最近、身近っぽさが芸能人の売りだったりするけど、こういう”絶品お土産”を日常茶飯事的に食べているであろう姿を想像すると、雲の上の人感があって、ちょっとワクワクするね。たとえ、お土産の単価が低くても、それが知る人ぞ知るの老舗だったりするし、それもまた、グルメな感じで株も上がる。そんな、芸能人のすごいところが見られるのがいいと思うな。

●とんねるずってすごいよな●
番組のゲストで来る人は、なんとか貴さんと憲さんにウケてもらいたいっていう感じがすごくする。お土産で「うまい」と言われたとき、みんなほっとしてるもん(特にグルメな貴さんに)。他のコーナーでも、大物俳優がコントなどでいじられても平気だったり、プライベートでも仲良しな感じのトークをしたりと、へ~と思わせる空気感が漂う。今や人気者になったお笑いの人たちも、「とんねるずにあこがれて、この世界をめざしました」なんて言ってたりするし。最近ではタカアンドトシのタカが言ってたよね。今回のスペシャルでは、憧れの人との共演でうれしそうだった。やっぱり、芸能界では大物なんだなとさりげなく思わせるとんねるずのすごさが、この番組が長続きするポイントなのかも。貴さんがよく使うギョーカイ用語とかも、芸能人っぽくていいんだよねー。

●変な人ってすごいな●
一般に知られていない変な人を出すのもこの番組は早い。今回、サイコーにおもしろかったのは『細かすぎて伝わらないものまね選手権』というコーナー。「誰もそんなのものまねしないよ」とか、「いったい、何をやってるのかわからないけど、きっとその筋のマニアには爆笑のものまねなんだな」というようなものまねを、プロアマ問わずに披露するコーナー。このコーナーがきっかけで博多華丸の『アタック25』の児玉清シリーズや、次長課長の河本もジャッキー・チェンの映画に出てくる定食屋の店員のものまねをして、かなり有名になったのだ。一般人で、野球の落合監督のマネをする人が優勝したりして、そのゆる~い感じもこの番組ならでは。そして、個人的に好きなのは、一応審査員として出ている関根勤のお手本のものまね。この前は平山あやのマネしてて、全然似てないけど、似てる気がする不思議なパワー。関根勤の変さをここでわかってファンになりました(笑)。その変な人を出してもOKと突っ走っちゃう感覚の鋭さ(?)、ものすごーくすごいなと思います。

ものすごーく、一生懸命に視聴率とろうとか思ってない感じだけど、なんとなく、ちょっとずつ流行の先をチラッとかすめていく匂いがするから、とりあえず見ておこうと思うのかも。なんとなくダラダラと、これからも続きそう。やっぱり、芸能人は、フツーの人とは違うんだとわからせてくれるのも、必要なんだなー。だからこそ、変なことしたら、思いっきり、画面のこっち側でツッコめるってもんだもん。

「とんねるずのみなさんのおかげでした 絶品お土産&ものまね満開!! 春の超特大スペシャル」 フジテレビ・3月29日・夜9:00~11:24放映

 
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