日本人がなぜか大好き! フィギュアスケートとシンクロナイズドスイミング大健闘!
フィギュアスケートと水泳のシンクロ競技の世界選手権、大盛り上がりでした。日本が金メダル、銀メダルを取った世界フィギュアスケート選手権の女子の番組は、なんと、最高視聴率が50%を超えたっていうから、びっくりです。そこで、フィギュアスケートやシンクロのどこがそんなに日本人の心をひきつけるのか、考えてみました。
●スポーツだけど優雅な舞●
フィギュアもシンクロももちろん、テクニックが必要だけど、音楽に合わせて、体全体で曲のイメージを表現するのもとっても大事。特にフィギュアは、「ずいぶんと感情表現がうまくなりましたね」なんて解説されるくらい、喜怒哀楽などを審査員にわかるようにアピールするのは大切なことらしい。シンクロも曲に合わせての構成がしっかりしてないと、同じテクニックを持っていてもダメっぽいし。
スポーツということも忘れて、「すごくキレイだったね」とか「華があるよね」なんていう会話もできちゃう美しい舞のような優雅さがあるから、見ているだけで楽しい。シンクロのソロのフリーで、一夜限りということで復帰したフランスのヴィルジニー・デデューの、マリア・カラスの生涯をイメージした演技の美しさにため息だったものね。そして、フィギュアスケート男子で優勝したフランスのブライアン・ジュベールを始め、選手がイケメンかどうかで話題になるのも、そんなステキな容姿も込みで楽しみたいという気持ちがあるからだと思う。
そんな風に、スポーツなのに、キッチリと白黒つけられない部分があるのは、いかがなものか……という人もいるかもしれないけど、こーゆーのが全然OKなのは、国民性なんじゃないかと思う。あいまいなことがあって当然、それも含めての評価を受け入れるっていうか。ダメなとこ以外も見つけてあげて、いいところをほめるっていうか……。技術にプラスして考えられる余地があるから、日本人が好きな競技なんじゃないかな。
●細かくて、キッチリした技術もある●
優雅だけじゃなく、もちろん、それを支える技術のよしあしが、ちゃんと出るっていうのも大切。小さいものもキッチリ作れる職人気質の日本人。細かいミスには厳しい。たぶん。フィギュアでは、ちょっとの着地ミスで転倒したり、シンクロでは気を抜くと同調性が乱れたり……。ほんの1秒の動きが大きなミスにつながる。その細かさを追求する美学がたまらないんですわ。けっこう「あそこ半回転足りなかったよね」とか、「ロシアのシンクロは足が斜めになってるときもぴたっと合ってる」なんて、語っちゃいそうなオタクの人とかいっぱいいそう(笑)。
●日本が強い●
これを言っちゃー、おしまいよ……ではありますが、やっぱり、両方の競技とも日本はがんばってました。メダルを取ったミキティー(安藤美姫)、高橋大輔くん、浅田真央ちゃんはもちろん、惜しくも5位だったけどスピンがすばらしい中野友加里ちゃん、今回はちょっとミスしちゃったけど、愛嬌はたっぷりの織田りん(織田信成)と、フィギュアは若手が大躍進。みんな、体型もスッとしてるし、特に高橋くんは、今までの男子フィギュアではダントツのいい男で、うまい。強い選手は何をしてもキラキラ光ってるよね。シンクロでは、メダルをいつも取っている安心感もあったけど、今回から、女王ロシアは別格として、スペインや中国が日本のコーチを招聘して、実力が急上昇。その僅差の戦いにハラハラして、さらに盛り上がった。そんな強さがあるから、見てて応援しがいもあるってもんです。
ただ、最近のスポーツ特番は、よりエンタテインメントを目指しているようで、競技のみでなく、選手たちの試合前に密着したり、素顔を追っかけたり、競技後もすぐにインタビューに答えなくちゃいけなかったり……。競技だけに集中できなさそうでちょびっと、かわいそうな気がした。もっと競技のことだけ考えられるようにしてあげたほうが、いいと思うな。
世界水泳は今、競泳で大会のラストが盛り上がってます。競泳は外国勢がかなり強いけど、日本の選手も度胸もあるし、すごいがんばってます。最後まで盛り上げてこう。スポーツって見てるのも楽しいよね。掛け値なしの真剣勝負は、やっぱり、心にずんと響くよね。みんな、ファイト!
●大会開催期間
世界フィギュアスケート選手権大会 東京 3/20~3/25(フジテレビ系)
第12回世界水泳選手権大会メルボルン2007 3/18~4/1(テレビ朝日系)
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