今日は私の好きな「京都の山歩き」の事です。真夏の一番暑いときはちょっと休んでいましたが、今年は少し早く涼しくなり、歩くのにとっても良い季節になってきました!
夏には大きな遭難事故もあり一気に注目を浴びてしまった「中高年の登山」ですが、私が思うにやはり登山はかなり厳しいものがあると思います。万全の体勢と体力で臨まないと、あれは無理です! 登り切った後の達成感は凄いものだと思いますが、同時に相当な危険も伴います。私が最近よく出かけるのは、そういう登山ではなく10キロ程度の気軽なトレッキングです。
京都は盆地なので、町中からぐるりと山が見渡せます。近いけど行ったことの無い山を見るたび「あの山の上はどんなところかな?」とか、「どんな道が続いてるのかな?」とか「熊とかイノシシとかいるんだろうな!」とか、子供みたいに色々憧れを抱いちゃうのです。京都はやはり比叡山がひときわ美しくて目立つのですが、実は一番高い山は「愛宕山」なのです。
京都には霊山と呼ばれる山がいくつもあり、比叡山の「延暦寺」とか「鞍馬寺」とか「愛宕神社」とか、そこに続く行者道や参道を歩くことがすごく楽しいのです。
「伊勢へ七度、熊野へ三度、愛宕さんへは月参り」と和歌にも詠まれた愛宕神社。伊勢や熊野に並ぶ、霊験あらたかな場所とも思います。が、同時にそれだけ道の険しい、なかなか行くことのできない神社ということなのかな?初めての愛宕さん、よーし、頑張るぞ~~~!
セレブでもリュクスでも何でもない姿のワタシ。。。(参道二十五丁目にて)
でもでも、とっても楽しいトレッキングです。トレッキングは、色んな筋力を鍛えることが出来、精神面にもとても良い効果がありますよ。初夏に歩いて登った、比叡山延暦寺もまあまあきつい道でした。これまで鍛えてきた成果を発揮すれば、愛宕さんは軽く行けるでしょう…と、甘く見ていたのが大間違い! 愛宕さんの山道は、愛宕神社に続く参道のため、登山口から約4キロ。石段と山道が入り混じったかなりキツイものでした。ぜーぜーはーはー、もう汗がびっしょりです。途中、京都の南東方面を一望できる休憩所につきました。
眼下に嵯峨野の風景と、広沢の池が輝いて、東山の峰々が本当に綺麗でした。小さな小屋には、これ以上先に進むことを諦めてしまった疲れ果てたおじさんが悲しげに寝そべっていました。「もう無理や…」その姿がすごく気の毒で、、。
この場所に昔は茶店があり、歩き疲れた人たちが「かわらけ投げ」と言って、素焼きの皿を投げる遊びがあったそうです。ここからお皿を投げるなんて、今だったら怒られちゃいますよね。
ヘトヘトフラフラになりながら、約2時間で愛宕神社に到着。頂上は低地と10度くらい温度差があるので、一気に震えるほど寒くなりました!
ここで「火迺要慎」(ひのようじん)のお札を買い、一緒に歩いた仲間と持ってきたおにぎりを食べました。帰りはピッチをあげて下山します。途中へたばっていたおじさんは居なくなっていて、無事帰路に着いたようで一安心。
往復約8キロの参拝&トレッキング。石段が思いのほかきつく、翌日からしばらく筋肉痛で大変でした。でも、次にもう一度山歩きをすれば、この筋肉はさらに鍛えられて成果が出ているはず。デトックス&ヒップアップ、良いことばかりのトレッキングはお薦めです。冬までにあと何回か歩きます!














