清水、暁山にて京薩摩を見る

今日は、京都五条坂にある「暁山(ぎょうざん)」さんにお邪魔しました。「暁山」窯は、1717年(正徳元年)粟田に開窯以来、三百年の歴史を持つ老舗です。ふらりと立ち寄るには、ちょっと敷居の高い陶器店なのですが、今日はたまたま五条坂の陶器市だったので、表の引き戸が外され、素晴らしい京薩摩の焼き物を多くの方々が気軽に見ることが出来ました。

実はこの日、ある陶器展で偶然出会った岡田記子さん。記子さんは「暁山」さんに嫁がれた、私の大大大先輩の現役モデルの方、深谷記子さんです。東京から京都の老舗に嫁ぐ、と言う事は並々ならぬものがあるのですが、それだけではなく東京に於いて第一線で現役のモデルをされているとは驚きでした!

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私より少々お姉さまですが、すっかり意気投合しちゃって、一緒に陶器市を巡ったり、五条坂を散策。清水を歩く記子さんは、まるで五条坂のマドンナのようでした。美しくお洒落な記子さんと歩けて、なんか私も鼻高々!

ちょっぴりポーカーフェイスの御主人様が、京薩摩焼についてお話してくださいました。こちらは、「赤絵の百老」の壺。沢山の人がぎっしりと描き込まれた壺。

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百老の絵は、長寿を表すおめでたい図柄として描かれるものだそうです。また百より千人の方がさらにおめでたいと言う事で、「千老の絵」もあり、さらに人物絵柄がぎっしり…。

明治の中頃より海外に向け、暁山銘の「京薩摩焼」を広め、明治時代の「京都博覧会」「ウィーン万国博覧会」、大正時代の「パリ万国博覧会」等に何度も出品をして、京焼の普及に貢献してこられました。また平成5年、100年ぶりに行われたパリでの博覧会では、暁山の陶器の美で世界の愛好家を魅了したのだそうですよ。

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野々村仁清、尾方乾山、青木木米の写しの京薩摩焼は、ここ暁山でのみ作られているもので、店内は美術館のような雰囲気でした。

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古い店内には、美術品としての壺や美しい茶器が並び、とても奥深い京都らしさを感じることが出来ました。美しい京薩摩に、美しい記子さん。素敵な出会いでした!

「暁山」京都市東山区五条橋東3の400

075(541)3090