先日、私の大好きな東福寺に行ってまいりました。創建は鎌倉時代。円爾弁円(えんにべんえん)開山の、都最大の伽藍を持つ禅宗寺院です。京都五山(南禅寺を頂点に、天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺)のひとつ。
国宝の三門は年に2回の特別拝観があり、宝冠釈迦如来や十六羅漢、天井画などが見られます。(7月18日~8月31日)楽しみです!広々とした境内は、中世の禅宗建築が随所に見られます。
有名過ぎる、重森三玲(しげもりみれい)の「八相の庭」や、紅葉の名所として知られる東福寺。夏は夏で、青緑の美しい通天橋!!
一体わたしは、年に何度ここに来るのでしょう!?と言うくらい大好きなんです。自宅から近いこともありますが、紅葉の季節以外は空いているので、ヒーリングのためにもよく歩くお寺。東福寺には25の塔頭があります。今日はそのひとつ「光明院」に三玲の庭を見に行きました。このお寺は観光を目的としていないので、心して拝観します。
独特の石組が特徴の三玲の庭。石を横に臥せるのではなく、石を立てるのが特徴。
背後の斜面に大刈込が配されて、大波のような動きを感じました。右上にある中心石から放射状に立石が組まれ、曲線で縁取られた白砂と苔の枯山水を見ていると、ユラユラと揺らめく気分もしてきます。「波心の庭」と呼ばれるのもわかります。心が乱れる?と言うのでしょうか。雄大な景色に迫りくるものを感じました。
美しい下地窓。外の光を取り入れるために、薄い土壁に穴をあけ、葦や竹を組んだもので、内側に障子、外側ならばすだれをかけるものです。このような意匠を見る事も、お寺や茶室などを拝観する楽しみのひとつになっています。下地窓から通して見える苔の緑や、白砂がさらに美しいのです。
私は庭園めぐりがとても好きです。なぜなら、ここには必ず「特等席」が用意されているから。自分のお気に入りの景色を見つけ、好きなだけそこに座って眺めたり、考えたり…。
京都には、誰にでも等しくたくさんの特等席が用意されています。こんなところが「WONDERLAND京都」だって思うんですよ!















