今日は東山五条にある「河井寛次郎記念館」にいってきました。河井寛次郎は、島根県出身の陶芸家で、日本で大正時代に始まった「民芸運動」を、柳宗悦、浜田庄司らと共に展開。陶芸のみならず、彫刻・金属・建築などの造形、更に書・言葉・随筆など、生涯にわたって創作活動を行い、日本に「民芸」の美を広めた第一人者です。ここは知り合いの人に、「すごくいいところだから是非行ってみて!」と教えられたところです。
寛次郎が、飛騨高山などの民家を参考にして作った、登り窯のある自宅兼工房は、懐かしく温かい雰囲気がしました。
寛次郎作の調度品や、寛次郎によってデザインされた家具が民家に馴染み、素朴だけど美しい。中庭に向かって開かれた茶室。草で編まれた敷物や、木製の机、土壁や障子。自然の素材は安らぎをおぼえます。
日本や朝鮮、イギリスなどの陶器から刺激を受け、民芸的な形の中に釉薬の技術・発色の技術を生かした陶器。
陶器から情熱や魂が感じられ、感動しました。清水六兵衛から譲り受けたと言う、登り窯。
素焼きされた作品に釉薬をかけた後、この窯の中で1350度くらいで二昼夜にわたって焼かれたそうです。寛次郎の作品は、釜の前から二番目の室から生み出されたと言うことです。
はじめて見る登り窯に、またもや感動!寛次郎は「おどろいて居る自分に、おどろいて居る」という言葉を残しています。なんていい言葉なのでしょう!そういう風に自分を見つめる事を私も心掛けたいな~と思いました。数々の優れた作品を生み出した陶房。
書斎。テーブルとして信州の松材で作られた大うす、寛次郎デザインの木の椅子はとても座り心地が良かったです。
寛次郎の作品や生活の場を見ることで、寛次郎の生きる喜びを感じさせてくれると同時に、
私自身もそんな生き生きとした気持ちになりました。
「河井寛次郎記念館」京都市東山区五条坂(075)561・3585
月休館(祝日開館、翌日休館) 10時~17時(受付は16時半まで)

















