市中の山居、「神楽岡・茂庵」へ

先日、知人とお昼ごはんをした後に「茂庵」にお茶を飲みに行きました。左京区吉田神楽岡町、吉田山山頂。町中にある山のてっぺんに、別世界を感じさせてくれる「草庵風茶室」があります。

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梅雨の合間の陽ざしが、森の青葉を鮮やかに照らします。大正時代の事業家、谷川茂次郎氏によって建てられた茶室や月見台…当時は茶人たちの交流の場であった茶苑は、「茂庵」というカフェとして生まれ変わりました。

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東に鹿ケ谷、西に京都の景色を一望にするカフェからの眺め!

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どこか遠くに来てしまったかのような錯覚に陥り、このお茶のひとときは極上の癒し・ヒーリングタイム。当時は食堂棟だった「茂庵」は、現在「京都市登録有形文化財」に登録され、大正時代の雰囲気をそのままに伝えてくれます。

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「茂庵」は、神楽岡通りから約7分。階段状の斜面には、大正時代の町並みがありました。

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この階段の先に、一体どんな所があるのだろう!?と、誘われるように階段を上っていきます。

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「市中の山居」とは、茶の湯の用語で「日常の中に非日常の空間を取り込み、その空間と時間を楽しむ」という意味なのだそうです。町中に居ながらにして山の中に住まう「遊び」「ゆとり」が京都には今でもしっかりと根付いているのです。

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森林浴と癒しの空間、素晴らしいロケーションの「茂庵」までのこのアプローチも、なんて魅力的なんでしょう。鹿ケ谷のどこぞのお寺の鐘が「ボーン」と鳴り響き、知人と私は「あっ」と足を止め坂道から見える東山を見やります。

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綺麗な空気をいっぱい吸い込んで、心も体も洗われるような気持ちになりました。

「茂庵」 MOAN 京都市左京区吉田神楽岡町8吉田山山頂 

075761-2100 月休