比叡山延暦寺にプチ旅行

「由美子ちゃん見て。ほら、まるでレマン湖よ!」と、世界を飛び回るライターMさんが言いました。「何々、レマン湖!?」「まあ、レマン湖はこんなに建物は無いけど、ちょっと似てるよ」。

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ここは滋賀県比叡山山頂からの、琵琶湖の眺めです。琵琶湖は日本で一番大きな湖。一番寒い時期なのに、今日に限って小春日和。鈴鹿山系まで見渡せる素晴らしいお天気でした。

今日は、京都から比叡山延暦寺までプチトリップです。こんな寒い時期に比叡山は遠慮したいところなのですが、Mさんはこうと決めたら絶対に行っちゃう人なのです。

「由美子ちゃん、これも修行と思って来なさいっっ!!」

尼さんになるわけじゃ無いのだから、修行なんてお断りしたい~と思いつつも、押しの強いMさんに負けて、やってきました延暦寺。

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さすがにこの季節は人もまばら…。しっかり冬支度でやってきましたが、ポカポカしていて、雪も解けていました。

1200年前、伝教大師最澄によって開山された延暦寺は、法然・栄西・親鸞・道元・日蓮などの祖師らがここで修行した、日本仏教の母山です。そして、ここは信長の焼き討ちや、秀吉や家康による再建と、時代の権力者たちが深くかかわってきたお寺。そう思うと歴史を感じずにはいられません。総本堂・根本中堂のなかには、1200年ずっと灯し続けられている「不滅の法灯」がありました。

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その灯りに照らされた「薬師如来」を前にしばらく座っていると、だんだん心が静まってくるような気がしました。薄暗くし~んと静まり返ったお堂は、とても神秘的でした。

行きは京都側から車で来ましたが、帰りは比叡山鉄道「坂本ケーブル」で下山です。総延長2025メートルは日本1だそうです。「ユングフラウ~~♪」いえいえ、「坂本ケーブル」です。

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プチトリップにしては、なにやら楽しいですね。終点駅で駅員さんに、「さ、さ、これを持って写真を撮ってくださいね!」と勧められました。ん~こういうのはとても苦手なのですが…、お勧めされると断れない性格。思いっきり笑顔で「福縁」号の切符を持つわたし。結構良い気分ですね。

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延暦寺の門前町は、緩やかな斜面にこのような石垣が積み上げられていました。

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静かでゆったりしていて、とても趣深い雰囲気です。この石垣は「穴太積み」(あのうづみ)と言って、大津市穴太を拠点にしていた石工集団「穴太衆」が手掛けたものだそうです。大阪城、姫路城、全国の城の多くがこの穴太衆によって造られたと言われているそう。すごい!!

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全国の日吉神社・日枝神社・山王神社の総本宮「日吉大社」。坂本エリアは、僧侶の隠居地「里坊」や、日吉大社・日吉東照宮など多数の見どころがあり、京都とはまた一味違った風情のある場所でした。とてもいい気を感じました。Mさんも堪能した様子で、是非またゆっくり訪れようと思います。