音楽が連れて行ってくれる

私が大好きなミュージシャンは、JAZZピアニストの小曽根真さん。もともとJAZZファンというわけではないのですが、小曽根さんの音楽は圧倒的にかっこよく、そしてそのステージには、いつもハッピーなオーラが溢れていて、コンサートに行くたびにとても気持ちがアップするのです。先日念願叶って、小曽根さんとお話する機会に恵まれました。

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印象的なお話はいくつもありましたが、心に響いたのは「音楽が連れていってくれる」とおっしゃっていたこと。たとえば、切ない曲を演奏するとき、“切ないでしょう、この音”という気持ちで弾くのはダメで、目の音に集中して、そして奏でたその音楽によって、ご自分が、そして観客の皆さんがとても切ない気持ちになるようなパフォーマンスを心がけているとおっしゃっていらっしゃいました。そんな時は、静まりかえった客席に投げたひとつの音が、どこまでも響いて永遠に続くような感覚がするともお話されていました。そんな切ない曲とは対局の、小曽根さんでしか実現できないような、共演者の方々とのライブ感溢れる、ダイナミックで迫力あるステージも、もちろん魅力。なんと言っても、この秋のコンサートでは、オペラシティの観客が総立ち(ブルーノートではなく、ですよ)になった程の素晴らしさなのです。音楽が連れて行ってくれる旅、次回は1220日にBunkamuraでのクリスマスコンサートが予定されています。