ラグジュアリーなフェアトレード・ブランド、SHOKAY

オリンピックでその大国ぶりをアピールしていた中国ですが、一方で、社会的格差が著しいのも事実です。その中国の中でも最も貧しい地域のひとつ、青海省に住むチベット族の人々の貧困解決のために生まれたSHOKAY(ショーケイ)というフェアトレード・ブランドがあります。彼らの唯一の資産とも言える家畜ヤクのアゴとお腹の毛だけを使用した、カシミヤのようなソフトで滑らかなニット製品のブランドです。そのSHOKAYの共同創設者、マリーとキャロルが先日来日。ソーシャル コンシェルジュ主催で、ソーシャル・マーケティング勉強会、そしてプレスお披露目会を行いました。

ハーバード大学ケネディスクール(行政大学院)のクラスメイトだった、香港生まれのマリー(28歳)と台湾生まれのキャロル(27歳)。ともに恵まれた家庭環境で育ち、国内外で高度な教育を受け、金融業界で着実にキャリアを築きつつも、心の中ではいつも「世の中のためになることがしたい!」という思いを持っていたそうです。例えば、寄付や募金というチャリティ活動。これも、もちろんすばらしいことです。しかし、援助の継続性や、現地の貧窮する人々の尊厳を考えれば、“施し”ではなく、彼らが働くことで収入を得ることができるビジネスを根付かせていくことのほうが重要だと彼女たちは考えます。私自身も、同じことを長年考えていたので、今年2月初めてマリーに会い、SHOKAYのニット製品のクオリティの高さと、社会的な意義を知った時は、一消費者としてぜひ応援したいと思っていました。それが数ヵ月後、マリーから「日本のパートナーになって欲しい」という連絡があり、気がつけば日本の代表を務めることになっていました(笑)。

SHOKAYは、人道支援という側面の他に、チベットと中国の関係に、小さいながらもひとつの“融和”の方法を指し示す、理想のビジネスとして私には映りました。また、彼女たちが「SHOKAYは政治的、宗教的にあくまでのニュートラルであり」、「Made in Chinaの質を向上させる」ことも目的とし、実際、若い2人が中国、チベットの両サイドと本当に上手く協力しながら取り組んでいることも、私がこのブランドビジネスを日本の皆さんに知っていただきたいと思った理由です。

Luxury with a story, SHOKAY/ショーケイ =

http://www.shokay.jp/

e-shop も10月1日にオープン予定です。

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