ゴールデン・グローブ賞裏話1:候補者パーティで目撃
ゴールデン・グローブ賞候補を発表するD・クルーガー&J・ティンバーレイク
ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表された。
12月15日、朝5時半にダイアン・クルーガー、ジョン・クラシンスキー、
ジャスティン・ティンバーレイクの3人がヒルトン・ホテルで発表。
ワタシはベッドの中でテレビ中継を見て、そのまま寝ました。
会場の皆さんおはようございます、お疲れサマ、おやすみなさい…という感じで。
※以下、色の変わっているタイトルはクリックする作品紹介へ(PCのみ)。
候補者リストは別表(こちら)で見ていただくとして 裏話とワタシ的感想を。
今年は優秀作品豊作の年ではなかった。だから選択肢が少なく、
作品賞候補に選ばれた5本は、ワタシ的選択とぴったり一致。過去10年で初。
ちょっと微笑んだのは、ジェームズ・キャメロンとキャスリン・ビグローの
元夫妻が、作品&監督賞で肩を並べて競っているという事実。
やったー!と喜んだか、負けられない!と気負ったか…ひとりでニヤニヤ。
えもいわれぬ美しき幻想の世界をクリエイトし、“21世紀の映画”と絶賛される
キャメロン監督の『アバター』と、現実の中のもっとも厳しい現実“戦場”を描いた
ビグロー監督の『The Hurt Locker』。観客の心を捕える、ふたつのまるで異なる世界。
これこそ映画の醍醐味。この2本が真っ向からぶつかり合う可能性も大。
アカデミー賞的見地では、現実的な『~Locker』のほうが候補&受賞に有利だが、
今年からアカデミー賞も作品賞は10作品ノミネートになったので、
CGI映画は無視されがちな同賞でも『アバター』は注目されるかも。
「目覚めよ、アカデミー・メンバー!」と叫んでいます。
男優賞候補者はこの2本からは出ていない。ワタシの大推薦候補は、
優しくて気品高い演技を見せたコリン・ファース(『A Single Man』)。
マンデラ元大統領自身が、自分が映画になるなら演じるのは彼しかいないと
ご指名だったモーガン・フリーマン(『インビクタス/負けざる者たち』)も文句なし。
また『マイレージ、マイライフ』は映画のできばえも素晴らしいけれど、
ジョージ・クルーニーの演技はそれを上回っている…と意味不明&偏見で応援。
突然ダークホースとして飛び出したジェフ・ブリッジス(『Crazy Heart』)もすごい!
あと、アフガニスタンで捕虜となり命からがら帰ってくる男を演じる
トビー・マグワイア(『Brothers』)の激痩せ感動演技。みな立派な候補者です。
トビーを賞賛する裏話。彼とは『ボーイズ・ライフ』(93年)共演以来の親友、
レオナルド・ディカプリオが、トビーの名演技を祝して友情パーティを主宰した。
会場のホテル、シャトーマーモントで会ったトビーは照れつつもうれしそう。
「名演技でパーティなんて気恥ずかしいけど、謙遜と遠慮のかたまりになるほど
青くさい年齢でもないし。レオが“いいじゃないか、素晴らしい演技なんだから
祝わせてくれよ”って言うんで、じゃあ…ってね」と語っていた。
始まったばかりの映画賞レースへのPR を狙い、キャスト参加の業界パーティが
あちこちで開かれている。ジョージ・クルーニーの『マイレージ~』の、
ナショナル・ボード・オブ・レビュー受賞を兼ねたパーティもあったし、
ワタシが大好きな『(500)日のサマー』『The Hurt Locker』も。
NYの『A Single Man』パーティには、さすがトム・フォード監督作、
マドンナが来ていた。ボディガードに囲まれて遠い存在だったけど。
毎晩毎晩、自信満々作品の“我ここにあり”的パーティが続いていた。
しかし、トビーの場合、レオの名前で招待状が来たのは、ほかのケースとは違う。
会場で、主役の邪魔にならぬように隅に立っていたレオの気遣いは印象的だったが、
やはり長身だしどこにいても目立ち、背が低いトビーは人垣の中でさらに見えない。
ショーン・ペンがトビーの演技を絶賛するのは聞けたけど。
そのうえ、『ボーイズ・ライフ』でレオ熱演の少年をいじめる養父役だった
ロバート・デ・ニーロも、お祝いに駆けつけた!
大人になって大先輩デ・ニーロに接近しつつあるトビー&レオが、
名優と楽しそうに会話してる姿に、「ハリウッドも捨てたものではないなあ」と感動。
長くなってしまったので 女優陣ほかのお話は次回。
PHOTOGRAPH (C)H.F.P.A.
2009-12-18 | 固定リンク














