ロンドンでウッディ・アレン最新作撮影現場に潜入!
さてはて、ロンドンへの4日間の旅。
LAより8時間先のロンドンへ11時間かかるってどういうことなんだろう?
と馬鹿げたことを考えながら…。旅の目的は大作『The Clash of Titans』と、
ウッディ・アレン監督の最新作『Untitled Woody Allen Project』
(タイトル未定のウッディ・アレン作品)の撮影現場訪問。
『~Ttitans』はハリウッド高予算大作で、ギリシャ神話がもとになってる話
だからセットのスケール・出演者/エキストラの数も莫大で、現場は緊張感充満。
観光客風写真撮影なんか、とんでもありません。絶対禁止。
息使いにも注意を払ってサム・ワーシントン(主役のペルセウス役)が
歩くシーンを直立不動で静かーに観察。オフィシャル写真がもらえるまで
レポートは控えることにして。
今回は、“独立独歩。自分の好きなように作れないなら作りません”を通す、
インディーズ映画の巨匠ウッディ・アレン監督の撮影現場の様子を報告。
彼の撮影現場は低予算・低緊張・呼吸楽々・笑いアリ。
ホテルを朝8時半に出て撮影現場のノッティングヒルへ。
そうです、あのジュリア・ロバーツ&ヒュー・グラントのロマンチック・コメディ
『ノッティングヒルの恋人』で有名になった、あのノッティングヒル。
LEDBURY ROAD45番地にあるBEACH BLANKET BABYLON というレトランで、
主役ふたり(ジョシュ・ブローリン&『スラムドッグ・ミリオネア』の
フリーダ・ピント)のお食事シーン。売れない作家が、
ビューティフルな音楽科の学生を食事に誘ったという設定。
監督が「撮影現場って本当に退屈。カメラ30秒回すと、
撮影監督が3時間くらいかけて照明を決める。
また30秒回して3時間待つの繰り返し。退屈極まりないんだよ。
全部撮り終わって編集するときが楽しみで、その楽しみのために
退屈な現場にも耐えてるんだ」と教えてくれる。実際、撮影現場って結構退屈。
コーヒー飲みながらウロウロしてると、「雨降らすから離れてくれ」と
指示が飛ぶ。晴天の日に雨降りシーンとはねえ。
監督は「私生活でも仕事でも青空嫌い」だそうだ。
「僕の過去の映画見てくれればわかるけど、男と女の出会いは全部雨の中。
雨の中の出会いは意味深な恋の行方を意味してて、青空の下での出会いは
何も起こらないプラトニックな関係ってほとんど決まってる」と笑う。
ほかにはアンソニー・ホプキンス、ナオミ・ワッツ(出演できなくなった
ニコール・キッドマンにかわってキャスティング)、
アントニオ・バンデラスが主要キャスト。
「いい役者を使えば監督としての仕事は終わったも同じ。
役者に指示はめったに出さない」と監督はきっぱり言う。
ウッディって役者に指示出さないんだって?とキャストに聞いてみると
「そう思ってるのは本人だけ。自分が欲してるシーンをわかってる監督だから
役者から自分が求めているものを必ず引き出しているよ」とブローリンは言う。
撮影開始の前にタイトルをつけない理由は?
「映画は完成してみないといい出来映えか悪い出来映えかがわからない。
いいときは、ドーンと目立つ挑戦的なタイトルをつけるし、
悪いときは目立たないタイトルにするからなんだよ」と正直な答え。
楽しい1日を過ごした後は、楽しい仲間とさらに楽しく1日を終わらせる。
ヨーコの「ハーイ、みんな、ユキのブログに乗せる写真だから
いい顔してええ」のひと言でこの写真。
左はインドの記者、右の女性ふたりはスペイン。中央がヨーコ&ユキ!
2009-08-28 | 固定リンク










