変わりゆくドリュー・バリモア
『そんな彼なら捨てちゃえば?』(8月1日公開/ワーナー配給/作品紹介は
6月15日から掲載!)のインタビューで会ったドリュー・バリモアは、
ターコイズブルーのミニドレス(リダ・バデイのもの)、
クリスチャン・ルブタンのピンクのパンプス、ブロンドヘアを
50年代ふうにふくらませた、パーフェクトなお人形モード。
スカーレット・ヨハンソンらオールスター・キャストも魅力の『彼捨て』
(c)MMVIII IFP BLACKSWAN GMBH & CO. KG TM NEW LINE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
女の側から見た男女関係の難しさ、「男ってどうしてこうなのよお!?」と
声をあげたくなる現代恋愛困難図が、ユーモアたっぷりに描かれた『彼捨て』。
鑑賞中にあちこちからウフフフ、クスクス、ゲラゲラ、ワハハと、
「そうなのよぉ、わかってるう」という同感の合図がわりの笑いが湧いていた。
男性の笑い声もあちこちから聞こえてたけど。
ドリューの役は、ネットで彼捜しをするOL
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中年男性記者からの質問:「この映画では、女がいつも必死で
男を探してるって感じに描かれてますね?」
ドリュー(落ちついて):「もう一歩下がって考えてみたら?
女が、特に若い女が恋愛関係とか結婚にとり憑かれているように見えたら、
それは多くの場合、社会のプレッシャーが引き金になっているってことなのよ。
小さいときから、女は相変わらず“結婚こそが幸せ、結婚してないと負け犬、
ひとりでいる女は寂しい”と言い聞かされて育ってるとしたら?
社会は一見進歩したように見えるけど、実はこういう部分では
まるで進歩してないって私は見てるの。
若いジジ(ジニファー・グッドウィン)が恋愛をあせりすぎるように
描かれているのは、“失敗を繰り返してこそ人は学ぶ”という結論のためね」
さすが! ドリューの発言はこう続いた。
「私は治しようのないロマンチックな人間よ。
でも、誰かといるために自分自身でいられない関係はもうたくさんなの。
ここずっとシングルライフを謳歌してるわ」
弱冠34歳のドリューだけど、人生体験は65年分(長くなるのでここでは書けない)。
この2か月後に「Grey Gardens」という、ジャクリーン・ケネディ・オナシスの
父方の伯母とその娘の壮絶な人生を描いたTV映画のインタビューで再会。
前回のお人形ふうから、エグゼクティブふうに変貌したドリューが登場。
「Grey~」のドリューとジェシカ・ラング
ビッグ・エディ(ジェシカ・ラング)とリトル・エディ(ドリュー) は
NY社交界の花形母娘だった。“働いて収入を得て生きる”という概念を
持たないふたりは、離婚を境に恵まれた人生が崩壊、
ネズミが巣食いタヌキが餌をあさりに入ってくる、ボロボロに朽ち
荒れ果てたイーストハンプトンのサマーハウスに住み続けた。
ちなみに不衛生が理由で退去命令が出そうになったとき、
ジャクリーン・ケネディが助け船を出し、掃除&改装したところ
1000袋のゴミが出たそうだ。
劇中の舞台となるくだんのサマーハウス
ユーモアを持って描かれているし、
ボヘミアンな母娘が自分たちのみじめな姿をみじめと受け取らず、
自由に生きてると思っているところが救われるけど、
最後は涙が止まらなかった。10~60代のリトル・エディを演じたドリュー。
「周りが思う“ドリュー・バリモアができること”以上のことをしたかったの」
という言葉通り、これまでと違う彼女が見事に見る人の心をとらえていた。
年老い、落ちぶれた姿も熱演
(もちろん、ベテラン、ジェシカ・ラングは言うまでもなく素晴らしい)
「自分にチャレンジする人生」を目指すドリューに、
次は監督デビュー作品『Whip It!』で会う予定。
60歳とは思えぬ美しさのジェシカ・ラングとも撮影
2009-06-04 | 固定リンク










