ヒュー・ジャックマンとの親友幻想
「自分をいい人だと思ってる人間なんて、
信じないほうがいいよ」と笑ったのはヒュー・ジャックマン。
「あなたを悪く言う人に会ったことがありませんが、
自分を“いい人”だと思いますか?」
なーんていう、へんてこりんな質問への答えが冒頭の言葉。
「僕だって皆に好かれてるわけではない。
いい人の部分を磨くことができているとしたら、
それは素晴らしい父を見ながら育ったからと言い切れる。
8歳のときに母親が家を出て行ってから、父が男手ひとつで
5人兄姉を育ててくれた。愚痴や人の悪口を言うのを聞いたことはない。
どんなに自分がつらい立場に追いやられていてもね。
父みたいな本物の紳士にならなければと思って生きてるだけ」とヒューは語る。
主演作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』が全米で大ヒットしている。
9月日本公開/20世紀フォックス配給
Photo:Michael Muller
X-Men Character Likenesses TM & (C) 2009 Marvel Characters, Inc. All rights reserved. TM and (C) 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation All rights reserved.
彼は強い! 怖い! 驚異的! 不死身! 不気味!
でもカッコイイ! ミュータント(突然変異)・オオカミ人間の役で、
厳格なダイエットとトレーニングで、
まさに人間離れした完璧な肉体を大披露している。
妻が喜んでた…なんて照れ笑いしてた。「身体作りは
70%が食べるもの、30%がトレーニングだと初めて知った」そうだ。
『X-MEN』シリーズも、彼のおかげでさらに違うディメンションが拡張できた。
『ウルヴァリン』で披露した肉体美
Photo:James Fisher
X-Men Character Likenesses TM & (C) 2009 Marvel Characters, Inc. All rights reserved. TM and (C) 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation All rights reserved.
インタビューで、パーティで、撮影現場で、ナマの彼に会っている。
ヒュー・ジャックマンのイヤなところ?
それはマジで(古い?)見たことも感じたこともない。
シドニーのレストランのディナーテーブルで、1時間近く
隣の席に座っていたことがある。
本当に彼の腕の毛の本数が数えられるほど近い席。
(たまたま席決めくじ引きでアタリを引いただけ)
向かいに座ったドイツ人記者と、日本人の私と、
オーストラリア人の彼の間で、
愛って冷めるものなのか?みたいな話題に花が咲いた。
彼は“持続する愛”を心から信じてるようだった。
ドイツと日本は「愛は必ず枯れる美しい花。何回咲いても必ず枯れるもの。
時が経てばドライフラワーになるだけ」と主張。
「そうかなあ、それってシニカルすぎない? 僕はそうは思わない。
持続する愛は絶対に存在する。努力は勿論必要だけど」と、ヒューはきっぱり。
彼と親友になった錯覚にひたってたら、「ヒューをひとり占めするな」と
彼は違うテーブルに連れて行かれ、幻想から一気に覚めた夜。
あるインタビューで老ベテラン・メンバーが、
「あなたの出演したミュージカル“オクラホマ”を、ロンドンの舞台で
見られなかったのは生涯の悔いです」と言ったら、
「じゃあ、あなたのために歌いましょう」と本当に1曲カラオケしてくれた。
拍手喝采!!
この写真を撮ったとき、『オーストラリア』PRで行った日本はどうでした?と
聞いたら、「大好きだよ、日本。あ、それからひとりで北海道に
スキーに行ったんだよ。雪質が良くってねええ…。
2月のオーストラリアは夏だからさあ」etc etc…。
また彼と親友になった錯覚に陥ってしまった。
2009-05-11 | 固定リンク



