女性週間~黒木メイサの「女信長」に感激
月曜には、「映画の国際共同製作の話を聞きたい」という、
ある弁護士からのリクエストを受けて、かっこよい外資系の
弁護士事務所の会議室へ。このカジュアルな座談会に現れたのは、
若い3人の女性弁護士の先生がただった。
海外では映画製作に弁護士が登場するのは普通だが、
日本では映画関係の契約に弁護士が関わるのは、
海外共同製作や海外セールスの場合等に場が限られる。
日本では偉く聞こえる職業だが、海外では監督やプロデューサーと同じく
ひとつの職種という感覚だ。私はアメリカでも香港でも、
作品を通じて知り合った弁護士と良い友人になっている。
今回は非公式な場ということもあって楽しいおしゃべりとなり、
この素敵な女性弁護士の先生たちとこれを機会に友達になれたら
いいなーなんて思った。普段、特に自分が女性であることを意識することはないが、
活躍している女性に会うとなんだかうれしくなる。
「女信長」黒木メイサさんの勇姿
水曜には『グリーン・デスティニー』の製作者ビル・コン氏がプロデュースした
邦画『昴/スバル』の主演・黒木メイサさんの舞台「女信長」を見に青山劇場へ。
信長が女だったら…という設定の時代劇ミュージカル。
出ずっぱりの黒木さんは歌に踊りに芝居にと、若い座長として
パワーを全開している。若い男達を大勢脇に従えてかっこよい!
そして、あんなに激しく歌って踊った後なのに、楽屋に挨拶に行くと、
メイサさんは、疲れた様子も見せず、堂々としていた。
これから先も面白いことをいっぱいやってくれそうな女優さん、
活躍がとても楽しみだ。作品は大阪でも上演されるそう。
『空気人形』のペ・ドゥナ
木曜は『空気人形』完成披露試写へ。今年のカンヌ国際映画祭で上映された後の
国内初のお披露目だ。カンヌで見た外国の友人たちは、
「今回も考えるだけでなく“感じる”Kore-eda映画」と賞賛していた。
心を持ってしまった人形が経験する、生きていくことのせつなさが、
韓国女優ペ・ドゥナによって、悲しく楽しく優しく強くそして美しく表現され、
ストーリーと映像と音楽が一体となって流れるように体に入ってくる。
女性を描くのがうまい日本の監督といえば、是枝裕和監督はその大事なひとりだと思う。
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『愛を読むひと』のケート・ウィンスレット(公開中/ショウゲート配給/作品紹介はこちら)
女性ネタの締めは、ケート・ウィンスレット。アカデミー主演女優賞を受賞した
『愛を読むひと』が公開になった。洋画といえば大作の続編しか
見られなくなってきた日本で、高質のドラマでありながら息をつかせぬ
サスペンスでもあり、エンタテインメントとしても一流の貴重な1本だ。
監督のスティーブン・ダルトリーは、『めぐりあう時間たち』で、
ニコール・キッドマン、メリル・ストリープ等の女優たちをみごとに演出して、
アカデミー賞にノミネートされた監督。とにかく女性を描くのがうまい!
6月10日、来日記者会見でのダルドリー監督
そして、以前4月に書いた香川照之さんの『剱岳/点の記』もついに公開。
こちらは男たちが肉体・精神の限界に挑んだ作品。
公式サイトのメイキングも要チェックです!
『剣岳』の香川照之さん(右/公開中/東映配給/作品紹介はこちら)
2009-06-22 | 固定リンク






