欧米かけめぐりの1週間
4月11日土曜に成田を出発して、同日午後シカゴに到着。
急いでシャワーを浴びて着替えて、在シカゴ総領事公邸のディナーへ。
翌日の『トウキョウソナタ』シカゴ公開イベントにも
来てくださる久枝総領事は、多忙の中文化行事も
大切に考えてくださる方。
小規模でも高品質な『トウキョウソナタ』の
全米公開には本当にありがたい応援だ。
ディナーは、総領事夫妻主催で、私のほかには、
シカゴ近辺の日本やアジア文化を教える大学教授、
総領事館文化担当スタッフなどを招いて行われた。
日本映画やシカゴの話題でなごやか。
久枝総領事は、私も旧知のシカゴ出身のデーブ・スペクター氏と
知り合い。デーブさんもディナーのネタに。
日曜は『トウキョウソナタ』公開の劇場Music Box Theatreでのイベント。
昨年10月にシカゴ国際映画祭で審査員大賞を受賞したが、
誰も映画祭に行けなかったため、
トロフィーの授与式を今回の公開に合わせて行った。
映画祭代表マイケル・クッツァからトロフィー授与
この日はイースターの日曜で、キリスト教のアメリカ人に
とっては、家族や友人と食事をする日だが、
かなりの観客が集まってくれた。
久枝総領事も花束を持って駆けつけてくださった。
この劇場は客入りが悪いと、翌週には作品を替えるそうだが、
2週ここでの上映が続くことが決定。
これは日本映画としては快挙だ!
月曜に、シカゴ在住の日本人向け日本語媒体・
シカゴUS新聞の取材を受ける。
私も元アメリカ在住者だから話が弾む。
記事はこちらへ。
火曜日にシカゴからフランクフルトへ移動。翌日の午前中に到着。
ニッポン・コネクションという日本映画だけの映画祭。
『トウキョウソナタ』はオープニング作品で、
夜の上映前挨拶と上映後のティーチイン(質疑応答)を行う。
長い一日だ。翌日も再上映のあいさつ、その後は
『トウキョウソナタ』プロデュースについてのトーク・イベント。
私は有名な黒沢監督でもないし、観客なんてほとんどいないだろうと
思ったら、小さいとはいえ会場が満席でびっくり。
17日は、前回も書いた友人バウター・バレンドレクトの
アムステルダムでの葬儀の日。朝7時半、
新幹線のような高速列車ICEでアムステルダムへ向かう。
車中同じ葬儀へ向かうドイツの映画関係者ふたりと会い、
一緒に会場へ。葬儀には世界中から300人が訪れた。
バウターは友人を愛していた、私たちも皆本当に彼を愛している。
葬儀は彼の人生を讃えるものだった。
あれほど愛があふれた空間に出会ったことはない…
去年6月シドニー映画祭でのバウター(左)。右は黒沢監督と映画祭ディレクター
アムステルダムに一泊して、翌日の朝の電車でフランクフルトへ戻る。
駅には映画祭のスタッフが待っていて、
そのまま“日本映画界の女性たち”というトーク・イベントへ。
トークの相手は、ドイツの日本映画配給会社ラピッド・アイのステファン。
(C)MAKI TSUCHIDA
日曜のクロージングは盛り上がった。
ドイツにこれほど日本映画を愛する人たちがいるとは。
応援してくれる人たちのためにも良い作品を作らないと。
20日月曜にフランクフルトを発ち、シカゴ経由で帰国。
次の旅は新作プレゼンのための、カンヌ国際映画祭だ。
『トウキョウソナタ』DVD発売中。よろしくお願いします!
2009-04-24 | 固定リンク






