師走のタクシー
東京都内と京浜地区のタクシーの料金が12月3日から値上げ。お財布にちょっと厳しいなぁと思いつつも、いつもより乗る機会がどうしても増える時期ですよね。
私もときどき、会社方面、友人知人方面などの忘年会の帰りに乗るのですが、“運転手さん運”がいいのか、こちらから聞いたわけでもないのにおいしい店や激安だけどサービスがいい旅館といった『得する情報』を教えてくれる人によく当たります。料金が上がった分のモトは取れてるかも!?
ちょっといい話?
直接得する情報以外にも、たくさんの人に出会うタクシーの運転手さんならではのナイスなエピソードを、巧みな話術で聞かせてもらったりするのも楽しいです。
つい先日乗ったタクシーの運転手さんに聞いたのは“困ったお客さん話”。ある夜、銀座で外国人のお客さんを乗せた運転手さん。ほろ酔い気分で陽気なお客さんは元気よく、こう言ったそうです。
「アカクサ、プリーズ!」
アカクサ…。それは“赤坂”なのか“浅草”なのか。乗せた場所が銀座なだけに、どちらも可能性がある行き先。一瞬困ったものの、とりあえず、
「浅草? 赤坂?」
と聞き直した運転手さん。外国人のお客さんの返事は、
「イエース! イエース! アカクサー!」
“おいおい、まったくもってイエスじゃないって!”と思いつつ、もう一度、
「あ・か・さ・か? それとも、あ・さ・く・さ?」
と聞き直したものの、やっぱり返事は(満面の笑みで)、
「イエース! イエース! アカクサー!」
だったそうな。
「それ、結局どうしたんですか?」
と聞くと、
「こっちは英語がしゃべれない、あっちは日本語がしゃべれない、何度聞き返してもわからない、でしょ? 降りてもらうにも降ろす説明もできないし、しょうがないから、これは賭けだ! と思って、赤坂に連れてったんだよ」
「どうなりました?」
「正解だったみたい。一応、おつり渡す時に“あ・か・さ・かですよ”って言ったけど、“イエース、アカクサー!”って言いながら降りていったね。多分、まだアカクサだと思ってると思うよ」
その時の外国人のお客さんへ。そこはアカクサではありません。赤坂です。
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2007-12-24 【OL】 | 固定リンク
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