笑ってはいけない
人として笑ってはいけない場所といえば、お葬式。ただ、大往生された方の場合、周囲の人々に「ここまで頑張ったんだし、故人も満足だろう」という納得感があるせいか、若干なごやかな空気があるのも事実。
つい先日、そんなお葬式に出たんだけど、そこで“事件”が。
「ヒック…ヒック……ヒック」
なんと参列者の後方からしゃっくりが聞こえてきたのです。それもマンガのようにわかりやすい音。こっそり後ろを見ると本人は口をきっちり閉じて、なんとかしゃっくりを止めようとしているんだけど、どうにも止まらず、困ってる模様。「かわいそうに…」と思いつつも、お坊さんのお経にまるで合いの手を入れるように、
「ヒック!」
と聞こえた時、私を含め場内のそこかしこから吹き出す音が。なにか飲んでたら間違いなく吹いてたわ。
そんな時にかぎって…
お葬式に限らず、社会人的に笑ってはいけない瞬間といえばいろいろあるけど、やはり一に取引先の人が失敗した瞬間、二に自分の上司が失敗した瞬間ではないでしょうか。
私の知り合いの話だけど、取引先が新しい店舗を出したお祝いの席で鏡開きをしようとした時のこと。景気よくやろうとしたのか、勢いをつけて木槌をふりあげた結果、手から木槌がすっぽぬけるという事態が発生。しかもその木槌の飛んだ先が運悪く、窓ガラス。樽酒のふたは割れないのに新店舗の窓ガラスが割れるという衝撃的瞬間に、私の知り合いはこらえることができず、
「んくっ」
と笑いをもらしてしまったそうな。幸い、取引先には気付かれなかったものの、隣にいた上司にはもちろんバレて、そこからの帰り道、ずっと、
「社会人たるもの、笑ってはいけない場所がある。それくらいガマンできなくてどうするか!」
と大説教タイム。ずっとうつむいて、お説教を聞いていたところ、
「ちゃんとこっちを見ないか!」
と怒られたため、上司の顔を見ると、怒りのために鼻息が荒くなったせいか、なんと鼻毛が1本、出たり入ったり、入ったり出たりしているという「よりによって!」な展開。それから会社に着くまで、
うつむく→しかられる→仕方なく顔をあげる
→上司の鼻毛がイン・アウト・イン→ヤバイ、笑いそう
→うつむく→しかられる→仕方なく顔をあげる……。
という地獄のループだったようです。やれやれ、お疲れ様でした…。
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2007-06-18 【OL】 | 固定リンク
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