「ご祝儀返して!」
…なんて思っても口に出すのはいけないことだとわかっていても思わず
「ご祝儀返して! 倍返しで!」
と言いたくなるような披露宴に1ヶ月ほど前、出席しました。
なぜ、そんな披露宴に出席してしまったのか。話は2ヶ月ほど前にさかのぼります。風呂上がりに何を飲もうか悩んでいると、自宅の電話が鳴りました。出てみると、相手は落ち着いた声の女性。
「もしもし、タナカさんのお宅でしょうか?」
「はい」
「○○と申しますが、トモコさんいらっしゃいますか?」
「私ですが」
すると女性の声のトーンが、「ピンクの電話」の2人の声を足して、10かけたくらい高くなりました。
「やっだー! トモちゃん、元気? 私のこと覚えてる~? A子よ、A子! ひさしぶりー! いきなりで悪いんだけど、来月、結婚することになって、披露宴出てくれないかなぁ。カレがたくさん人を呼びたいって言ってて、でも私、そこまで友達多くないじゃない? だからトモちゃんにはぜひ出てもらいたくって。助けると思って出席してくれないかなぁ」
一言も私に口をはさませないマシンガントークも問題ですが、一番の問題は高校の時、部活が一緒だったものの仲が良くもなく悪くもなく、ぶっちゃけ、「どーでもいい」子だったということです。だって携帯の番号を知らないくらいの距離感のわけだし。
ひとつでもいいからホメさせて~
「じゃあ、ナゼ、断らなかったの?」
というツッコミが聞こえてきそうですが、理由は2つあります。ひとつは出席者の人数調整で彼女が本当に困ってる様子だったこと。もうひとつは大して親しくもない人間を招いて、1ヶ月後に披露宴をしなければいけないってどんな状況か、この目で見てみたいと思ったこと。要は黒タナカモード発動です。
問題の披露宴はツッコミどころ満載、というか、ツッコミどころしかなく、まず、異様に広い会場に列席者が多数いたにもかかわらず、席の案内は入り口のボードのみ。席次表もテーブルの上の席札もなく、着席するだけで一苦労。やっとのことで着席したものの、どうやら、人数合わせのテーブルだったのか、それぞれがまったく接点がないテーブルで(せめて「高校の友達+大学の友達」くらいでまとめてくれればいいものの、小学校、中学校の友達の他に、習い事の友達までいました。しかも、誰もそれほどA子と仲が良くない感じ)、話が全然はずまない上に、食事が非常にさみしくなっちゃう味と量。ドラマに出てくるお姑さんじゃないけど、
「アラアラ、A子さん。これはステーキかしら? 随分とお上品な量ねぇ」
とイヤミのひとつも言いたくなるくらいでした。さらに「ロング、かつ、つまらないスピーチ責め」「5回のお色直し」「新郎新婦による熱愛ダンス」などでかなり精神的に鍛えられて、とどめは引き出物の「イマドキびっくり! 本人たちの写真入りマグカップ+紅茶のセット」。完全にノックアウトされ、トボトボ帰ったあの日から約1ヶ月。風の便りで離婚寸前だと聞きました。早すぎだろ! まだ紅茶だって残ってるっつうの!
下の「コメント」をクリックして、人名欄はペンネームを、URL欄は不要、コメント欄にご意見を書き込んで「投稿」をクリックしてください。
トラックバックについて詳しくお知りになりたい方は、「トラックバックについて」をクリックしてご確認ください。
2006-07-10 【OL】 | 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。

コメント