世界初! 笑撃の男同士フィギュア・ペア誕生!! ──『俺たちフィギュアスケーター』

男同士がペアを組む、それも180センチを超える図体のデカい2人組が、あの優美で華麗なフィギュア・ペアの頂点を目指す!! もう、その絵を想像しただけで笑いが込み上げてくる、全米で2週連続ナンバー1を記録した爆笑ヒット・コメディが、この『俺たちフィギュアスケーター』。
かたや、「ここはコンサート会場か」ってほどマッチョな男フェロモンをプンプン放ち、女性ファンのハートをワシづかみにするチャズ・マイケル・マイケルズ(ウィル・フェレル)。かたや、ファンタジックな演技と典型的な王子様ルックスで、子どもたちと良識的オトナたちをウットリさせるジミー・マッケルロイ(ジョン・ヘダー)。
そんな見た目も性格も正反対の2人は、当然、犬猿の仲。かつ、以前は全米フィギュア界の男子シングルで1位を競い合うライバルだった。ところが、お互いを忌み嫌うあまり、同点優勝を遂げた世界選手権の表彰式の最中に、あろうことか殴り合いの大ゲンカ。メダルを剥奪された上に、なんと永久追放されてしまうのだ。
それから3年半後。過去を断ち切れず、スケートに関わる仕事をタラタラこなす、すっかり落ちぶれた2人に朗報が。「永久追放になったのは男子シングルだけ」という事実に今さら気づいた2人は、「だったらペアで再起を賭ける」と、が然ヤル気に。しかし、彼らとペアを組みたがる女子スケーターなんて、いやしない。そこで、前代未聞、話題騒然の男同士ペアが誕生する、というわけだ。実力はピカイチだけど、相性サイアク、おまけに男2人で、ふたたび栄光のスポットライトを浴びることができるのか? というお話。
一方が、身体のみならず態度もデカい「俺さまスター」を気取れば、もう一方は、あくまで優雅に「僕ちゃんプリンス」をアピール。と、主役2人の、そのナリキリぶりからして、もう大笑い。その上、しぶしぶペアを組んだら組んだで、腰に手をあてるだけでもヘンに意識しちゃったり、リフトを高々とこなしたと思ったら、手じゃなく股間を握ってた…とか、男同士ペアならではの珍プレーが続出。それが、イヤミじゃないというか、いかにもアクシデントのようで、2人の困った顔がまたさらなる笑いを誘う爆笑エピソードが満載なのだ。
しかも、コメディだからってナメちゃいけないのが、彼ら2人のスケート・テク。ロック・スターばりのアクティヴさとパッションを魅せるフェレルと、バレエ・ダンサーのような身のこなしで舞うヘダー。カート・ブラウニングやミシェル・クワンなどの振付を手がけるサラ・カワハラのお墨付きをもらったという、名プレーがあるからこそ珍プレーも生きる2人の滑りは一見の価値アリ。
さらに、2人を蹴落とそうとライバル視する、兄妹ペアの陰険ぶりも見もの。2人が単純おバカなのをいいことに、勝つためなら文字どおり何でもヤル、「そこまでやったら犯罪では?」の舞台裏のし烈な闘いもキョーレツだ。
そんな前途多難な状況を乗り越え、栄光をつかむことができるのか? 勝利を目指し猛特訓する、超人的難易度の必殺技を成功させることができるのか? それ以前に、執拗な兄妹ペアの魔の手から逃れることができるのか? 等々、いろんな面で楽しめる。
お下劣ギャグも多々あれど、2人が自分の気持ちに正直で根が純だからか、その「可愛いおバカぶり」に笑わずにはいられない。なにしろ、2人につられて、トリノ五輪の女子シングルで銀メダルを取った、あのサーシャ・コーエン(本人役で出演!)までもが捨て身の演技を披露しちゃうんだから。陽気な下ネタとお見事なスケーティングで、観る者を高揚させ爆笑の渦に巻き込む、恐るべしポジティヴ・おバカ・ムービーだ。
『俺たちフィギュアスケーター』 12月22日(土)~渋谷シネマGAGA!、なんばパークスシネマほか全国順次公開
オフィシャルサイト http://oretachi.gyao.jp
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2007-12-21 【映画】 | 固定リンク
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