孤高の怪物が今度はパパになり王様にもなる!?──『シュレック3』
アナタが“この映画が観たい”と思うポイントは何? 好きな男優・女優が出ているから? ストーリーがおもしろそうだから? あるいは、賞を獲ったりして話題になっているから? もちろん、そういったことも指針になるとは思うけど、ことアニメーションの場合は、いかに愛らしいキャラクターたちが登場するかが重要なポイントになると思う。そんなメイン・キャラのみならずサブ・キャラまでもが魅力的で、人気の高い長編アニメのヒット作が、『シュレック』シリーズ。
『シュレック』では、孤独な暮らしを送る、見た目はゴツいけど心優しい怪物のシュレックが、フィオナ姫と劇的な出会いをし、めでたく結婚。 『シュレック2』では、フィオナ姫の両親に初対面し、父親ハロルド国王に結婚を猛反対され、彼女への愛を身体を張って証明。そして、この最新作『シュレック3』では、シュレックがついにパパになる!? さらに、病に倒れたハロルド国王に代わって〈遠い遠い国〉の王様にもなる?
とはいえ、当の本人は王様になんてなりたくないし、父親になる心の準備だってできてない。そこで、シュレックは適任者に王様になってもらおう! と、ドンキーと長ぐつをはいた猫をお供に、もうひとりの後継者アーサー捜しの旅に出る。一方、国に残ったフィオナ姫は、パパになることをイマイチ喜んでいないシュレックの態度に先行き不安。さらに、執念深くてずる賢いチャーミング王子が“おとぎ話の悪役たち”をそそのかし、〈遠い遠い国〉を乗っ取ろうとしていたから、さあ大変だ。
ただ“めでたしめでたし”で終わる定番のおとぎ話とは違って、結婚、両親との関わり、そして出産と跡継ぎ問題という人生の転機に直面する主人公が、どう成長していくかを描いているところが、このシリーズのおもしろさ。しかも、ここに出てくるヒロインたちは、ただ王子様を待ってるだけの“待ち受け女”じゃあない。フィオナ姫を筆頭に、シンデレラ、白雪姫、髪長姫、そして眠れる森の美女には、じつはそれぞれ得意技があり、おしとやかに見えても本気を出すとスゴいんです、の“戦うプリンセス”なのだ。これが、もう愉快痛快。また、前作で人気の的だった、凛々しさとキュートさを併せ持つ長ぐつをはいた猫くんの必殺“ウルウル目”も健在。そして、個人的にはイチオシのキャラ、チビっこい毒舌家クッキーマンは、今回その生い立ちがプロモ・ビデオのようにカッコよく編集され明かされる!? などなど、どのキャラも個性的で、彼らを見ているだけで飽きることがない。もちろん、産まれてくるベビーシュレックも見逃せない!
さらにもうひとつ、忘れちゃならないのが、声優陣(英語版/日本語吹替版)の豪華さ。主要キャスト、シュレック(マイク・マイヤーズ/濱田雅功)、フィオナ姫(キャメロン・ディアス/藤原紀香)、ドンキー(エディ・マーフィ/山寺宏一)、そして長ぐつをはいた猫(アントニオ・バンデラス/竹中直人)は、おなじみの面々。加えて、アーサーの声はジャスティン・ティンバーレイク/橘慶太(w-inds.)だし、日本語吹替版のプリンセスたちには星野亜希(ほしのあき)、大沢あかね、オアシズの光浦靖子と大久保佳代子が起用されている。
ゴキゲンなロック・ミュージックに乗って繰り広げられる、バトル・ロイヤル(世継ぎ騒動)&祝ベビー誕生。またひとつオトナになるシュレックと仲間たちのラブリ~な姿を、ご堪能あれ。
『シュレック3』 6月30日(土)~全国超拡大ロードショー
オフィシャルサイト http://www.shrek3.jp
SHREK THE THIRD TM & (c) 2007 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
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