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[映画]-2時間1800円の至福- 映画を観よう、幸せになろう

加藤アカネ
“独身の新人ライター”としてスタートしてから5年以上が過ぎ、今ではなんと2人の子供がいる身の上。いまだにそんな自分が時々不思議に思えるほどの自覚のなさですが、元映画宣伝マンの経験を生かして、ジャンルを問わず、いろんな映画を楽しく、わかりやすくご紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。

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やっぱりヒーローは身体が資本!? 肉体美俳優、激突! 「スーパーマン リターンズ」&「青春漫画 ~僕らの恋愛シナリオ~」

Movie0804_1今年の夏までにダイエット――と心に決めていたのに、もう夏……(笑)。今年も水着が着られないという自戒の念をこめ、今週は肉体美ヒーローをご紹介。2人の隆々とした美しい肉体を堪能しつつ、来年の夏こそ計画実行を目指そう(笑)。ご一緒にいかがですか?

故郷のクリプトン星を探す旅に出て5年。「スーパーマン リターンズ」は、スーパーマン=クラーク・ケント(ブランドン・ラウス)が、養母マーサ(エヴァ・マリー・セイント)の農場に帰ってきたところから始まる。すっかり変わってしまった地上に戸惑いながらも、愛するロイス・レイン(ケイト・ボスワース)が勤務する、かつての職場デイリー・プラネット社を訪れるが、彼女はシングル・マザーとなり、社長の甥リチャード(ジェイムズ・マーズデン)と婚約していた。一方、スーパーマンが刑務所送りにしたレックス・ルーサー(ケヴィン・スペイシー)は釈放され、野望の実現と復讐の機会をうかがっていた――。

タイトルを聞いて、「何で今さら、スーパーマン?」と思いませんでしたか? 実は、私もその1人。でも、古臭さはまったくなく、見事にこの21世紀にマッチしていました。「ジャングルで“S”マークを見せても、半数以上の人にわかってもらえると思う」と、監督ブライアン・シンガーが言う通り、おそらく世界でもっとも有名なヒーローは、永遠なのです。

監督するにあたり、B・シンガーはかつて一緒に仕事をし、信頼を寄せる仲間たちを集めました。K・スペイシー(「ユージュアル・サスペクツ」)やJ・マーズデン(「X-メン」)、脚本、撮影、編集、音楽、衣装のスタッフ等々、本作への思い入れが見えてきます。また、クリストファー・リーブが主演した1978年の映画版で、名優マーロン・ブランドが演じたスーパーマンの実父ジョー=エルの映像と音声をそのまま利用するなど、少年時代に観た旧作への思いも忘れていません。

スーパーマンには、ほとんど無名の新人を抜擢。「その俳優が演じた別の役を連想した瞬間、スーパーマンというキャラクターは消えてしまう」という信念から選ばれたB・ラウスは、実は別企画の「スーパーマン」オーディションのテープから発掘されたのでした(なにせ、10年もの間、何度も企画されていたので)。

このブランドンが好感度抜群。あの青い全身タイツ・コスチュームをこんなにカッコよく着こなせるなんて、今の地球には彼以外いないかも。実際は、彼の筋肉に合わせたマッスル・スーツを作り、その上にあの“S”マークを着ているのですが、それでもリッパ。そんな身体に合わない、C・ケント姿の時のオシの弱い表情が妙にかわいくて、ちょっと母性本能をくすぐられちゃいます。

今回、もう1つの見所は、ロイスの選択。5年も音信不通だったのに突然現れたみんなのヒーローと、シングル・マザーの自分を一番に優先してくれる自分だけのヒーローの、どちらを選ぶのか? 婚約者リチャードが、またイイ奴なのです。現実だったら、やっぱり自分を優先してくれる人かなあ、なんてシビアなことを考えた私。さて、あなたはどっち?

「スーパーマン リターンズ」8月19日~、サロンパス ルーブル丸の内他、全国松竹・東急系にて公開
オフィシャルサイト
http://www.superman-returns.jp/
(c)2006 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

Movie0804_2「青春漫画 ~僕らの恋愛シナリオ~」は、幼なじみで兄妹のように育ったジファン(クォン・サンウ)とダルレ(キム・ハヌル)が主人公。会えばケンカの2人だが、お互いのことを一番良くわかっている親友同士だ。ジャッキー・チェンのような世界的アクション・スターを目指すジファンと、心で人生を語れるような女優を目指すダルレは大学生になり、それぞれ恋人が出来る。すると、それまでの関係は少しずつ変化して……。

ご存知、韓国発モムチャン(肉体美)スター、クォン・サンウの妙なオカッパ頭に、まずビックリ。「J・チェンを目指した」という設定ですが、どう見ても「違うだろう!」と突っ込みたくなります。万事こんな感じの彼は、前作「美しき野獣」とはまったく異なり、ちょっと抜けてる、愛すべき男のコ。ダルレならずとも、フォローしてあげたくなっちゃいます。

ちょっと意外ですが、サンウ自身は「ジファンは普段の僕そのもの」と断言。実際、少年時代はJ・チェンの大ファンで、テコンドー道場に通っていたとか。「ジェスチャーも普段の僕そのまま」。案外、カワイイ奴なのかも。

でも、その肉体はあいかわらず拍手喝采モノ。今回は大サービスで(?)、なんとオールヌード・シーンまであるのです。スッポンポンになる必要はなかったんじゃ……なんて突っ込みは忘れ、せっかくなので、しみじみ綺麗だなあ、と味わってしまいましょう(笑)。

物語はある事件で一転、かなりハードで悲劇的な展開になりますが、最後はハッピーエンド。個性的なジファンの父親(チョン・ギュス)や、めちゃめちゃイイ奴なダルレの恋人(イ・サンウ)など、脇役キャラも良いスパイスのように効いています。

ちなみに男女間の友情について、「ないと思う」と言い切ったサンウ。彼自身は「好きならはっきりと言う」そうです。現実のお相手もちょっと気になるところ、ですよね。

「青春漫画 ~僕らの恋愛シナリオ~」8月19日~、シネマート六本木他、全国系公開
オフィシャルサイト
http://www.seishunmanga.jp
(c)2006 POPCORN FILM INC. All Rights Reserved.

 
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2006-08-04 【映画】 | 固定リンク

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