s-woman.net

  • 女性誌試し読み
  • 会員登録(無料)
 

  • ファッション
  • ビューティ
  • モデル
  • エンタメ
  • ブログ
  • ペット
  • ライフ
  • グルメ
  • リビング
  • ショッピング
  • 占い
  • 有名人
  • トラベル
  • プレゼント
  • 募集中
  • ツール
  • お得情報
  • s-woman
  • SEVENTEEN
  • non-no
  • MORE
  • BAILA
  • MAQUIA
  • SPUR
  • LEE
  • marisol
  • éclat
  • ROADSHOW

[映画]-2時間1800円の至福- 映画を観よう、幸せになろう

加藤アカネ
“独身の新人ライター”としてスタートしてから5年以上が過ぎ、今ではなんと2人の子供がいる身の上。いまだにそんな自分が時々不思議に思えるほどの自覚のなさですが、元映画宣伝マンの経験を生かして、ジャンルを問わず、いろんな映画を楽しく、わかりやすくご紹介していきたいと思います。よろしくお願いします。

s-woman.net ブログ一覧はこちら

RSS RSSについて

最近の記事

  • 時代を超えたヒーローが新たな姿で登場! 「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」&「スピード・レーサー」
  • ジャーナリズムとは何か――鋭く切り込む問題作「クライマーズ・ハイ」&「闇の子供たち」
  • 大人気コミック、華やかに映画化! 「花より男子ファイナル」&「築地魚河岸三代目」
  • オンナノコはみんなガンバっているのです。「JUNO/ジュノ」&「幸せになるための27のドレス」
  • 命懸けのマジックを、お楽しみください。「幻影師アイゼンハイム」&「ザ・マジックアワー」
  • あなたは、騙される? 騙されない? 「アフタースクール」&「ラスベガスをぶっつぶせ」
  • 古今東西、老若男女を問わず、恋は突然訪れる。 「山桜」&「痛いほどきみが好きなのに」
  • あなたの“相棒”は誰ですか? 「最高の人生の見つけ方」&「相棒-劇場版-」
  • “自由の国アメリカ”を生きた実在の男たち 「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」&「ラフマニノフ ある愛の調べ」
  • アカデミー賞ノミネート作、続々日本公開中! 「フィクサー」&「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

バックナンバー

  • 2008年6月
  • 2008年5月
  • 2008年4月
  • 2008年3月
  • 2008年2月
  • 2008年1月
  • 2007年12月
  • 2007年11月
  • 2007年10月
  • 2007年9月
  • 2007年8月
  • 2007年7月
  • 2007年6月
  • 2007年5月
  • 2007年4月
  • 2007年3月
  • 2007年2月
  • 2007年1月
  • 2006年12月
  • 2006年11月
  • 2006年10月
  • 2006年9月
  • 2006年8月
  • 2006年7月
  • 2006年6月
  • 2006年5月
  • 2006年4月
  • 2006年3月
  • 2006年2月
  • 2006年1月

最近のトラックバック

  • 世界を旅する本! (優良画像情報発信ブログ)
  • ノーカントリー【原題:NO COUNTRY FOR OLD MEN】/★★ (朱色会)
  • レスポート サック ケイシー が激安 (レスポート サック ケイシー が激安)
  • メリル・ストリープはすごい女優さんです (映画『いつか眠りにつく前に』公式ブログ〜感動伝え隊〜)
  • 「ジェシー・ジェームズの暗殺」交差する視線、緊迫の時間 (soramove)
  • 「いのちの食べ方」御馳走様は言葉だけ? (soramove)
  • クローズド・ノート出演者 伊勢谷友介 (映画「クローズド・ノート」試写会・舞台挨拶・画像・動画情報)
  • 有楽町の映画館情報 (映画館に行く前に見る映画情報館)
  • さだまさし/さだまさしLIVEベスト (有名人)
  • 「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」伊藤英明 、 佐藤浩市 、 伊勢谷友介 、 安藤政信 、 石橋貴明 、 木村佳乃 、 香川照之 、 桃井かおり 、 クエンティン・タランティーノ (映画村)

リンク

  • s-woman.netブログ一覧
  • s-woman.net トップ

利用規約・ご注意

  • 推奨環境について
  • トラックバックについて
  • 利用規約
  • 内容についてのご注意

時空を超えたミステリーを堪能! 「ダ・ヴィンチ・コード」&「ジャケット」

Movie0526_1公開初日の様子を、各TV局(なんとNHKも!)報道番組がこぞって取り上げた映画なんて、ホント久しぶりかも。今週の2本は、早くも興収100億円突破を宣言した超話題作と、メジャー大作から通好みの佳作まで、個性的作品でお馴染みスティーブン・ソダーバーグ&ジョージ・クルーニーのプロデュース作。時空を超えた2つのミステリーを、ご堪能ください。

「ダ・ヴィンチ・コード」は44ヶ国で翻訳され、全世界で6000万部の売り上げを記録した大ベストセラーの映画化。ルーヴル美術館で起きた奇妙な殺人事件。被害者の館長は瀕死の重傷を負いつつ、自らの体でレオナルド・ダ・ヴィンチの描いた「ウィトルウィウス的人体図」を模し、息を引き取っていた。死体の周りに残された不可解な暗号の中に、その晩、館長と面会の約束があったハーバード大学教授ラングドン(トム・ハンクス)の名前が。早速、彼を第一容疑者とするファーシュ警部(ジャン・レノ)。隙をついてラングドンを脱出させたのは、警察の暗号解読官ソフィー(オドレイ・トトゥ)だった。館長の孫娘だという彼女は、ラングドンに館長の残した暗号を解いて欲しいと頼むが――。

きっと大勢でしょう、原作を読んだ方。脚本段階で原作者ダン・ブラウンと打合せを重ね、多くの情報を提供してもらったという本作は、出版後に発見した新しい情報も盛り込まれているとか。そう、監督ロン・ハワードいわく、「ある意味で、『ダ・ヴィンチ・コード』の注釈付き最新版」なのです。たとえストーリーがわかっていても、実際にルーヴル美術館で行われた撮影もあるし、見応え十分ではないでしょうか。

そして、まだ読んでいない方(私です)。2時間30分、溢れんばかりの情報量です。すぐヒントに気づくラングドンたちが、まるでオリエンテーリングのように次から次へと謎を解いていっても、一緒に納得しながら「そうだったのか!」と解けるわけが、ない(笑)。キリスト教史の概略がわからないと「?」なところも。もし余裕があれば、関連本やサイトで、少し“予習”することをお勧めします。でも、ご心配なく。たとえ、まっさらな状態でも、最後まで興味津々で物語に引き込まれていくことは、間違いナシですから。

それはやっぱり、ダ・ヴィンチがあまりにも有名だから。教科書にも載っていた、すっかり見慣れた“超”有名な絵画に、そんな謎や暗号が隠されていたなんて! もっとゆっくり味わいながら、一つ一つ「へぇ!」と言いたいくらいのおもしろさです。

今、海外で本作の上映禁止や原作不買運動が繰り広げられていることは、ご存知でしょうか。それというのも、キリスト教をひっくり返すような“真相”が記されているから。これは極論かもしれませんが、もしかしたら、生活の土壌や基盤に宗教が定着している西欧諸国に比べ、この映画を素直にミステリーとして楽しめる人々が数多く存在する国の一つが、この日本かも。そう考えれば、見ないでおく手はありません。

先日、英国で、原作は盗作と出版社を相手取り、裁判を起こしていた2人の作家の訴えが退けられた数日後、裁判官が判決文に自作の暗号を忍び込ませていたことが公表されました。さすが、ユーモア好きの英国人。原作には「全て事実に基づく」、映画には「フィクション」と断り書きがある、何かと話題が豊富な作品です。あなたは、どう見ますか?

「ダ・ヴィンチ・コード」日劇1+3他、全国東宝洋画系にて拡大公開
オフィシャルサイト
http://SonyPictures.jp

Movie0526_2もし、時空を行き来する「ジャケット」があったら。あなたは、着てみますか? 1992年、湾岸戦争で負傷したジャック(エイドリアン・ブロディ)。帰ってきた故郷で、車が故障し立ち往生していた母娘に出会う。幼い娘ジャッキーに自分のドッグ・タグ(認識票)をプレゼントしたジャックは、その直後、警官殺しに巻き込まれ逮捕。裁判で心神喪失の判決を受ける。精神病院に送られた彼は、医師ベッカー(クリス・クリストファーソン)の実験的な矯正治療を受けることに。それは拘束用ジャケットを着用し、地下の死体安置所の狭い引き出しに閉じ込められるというものだった。恐怖のあまり、気絶したジャックが気づくと、さびれたレストランの前に。そこで働くウエイトレスは成長したジャッキー(キーラ・ナイトレイ)だった。なぜ、2007年に? 混乱する彼にジャッキーは「ジャックは1993年1月1日に死亡した」という衝撃的な事実を告げる。それは、彼がジャケットを着用し、死体安置所に閉じ込められた、わずか4日後だった――。

“ジャケット”を着せられ、死体安置所に閉じ込められる――もう、想像するだけで鳥肌モノ。人体実験映画か?と思っていたら、とんでもない。これは、とっても切なく、限りなく深い愛の映画なのです。

負傷が原因で時々記憶が途切れるジャックは、数珠つなぎでやって来る悪意と不幸のドン底に陥ります。そして、気づけば15年後の“未来”。おまけにそこで聞かされたのは、4日後に自分が死ぬという“過去”。どんなにパニクっても、誰を恨んでも、誰も文句は言えないんじゃないか、というほどの不幸ぶりなのです。

ところが、ジャックは違いました。15年経った“今”でも、自分のあげたドッグ・タグを大事に持っている、あの素直だったジャッキーが、孤独で荒んだ生活を送っているのを見て、なんとかしたいと強く願うのです。

意識が戻るたび、1992年に戻るジャックは、“治療”を受けるために再び騒ぎを起こし、2007年に向かいます。“死”までに残された時間は4日。その間、彼は2つの時を行き来しながら、自分の死の真相とジャッキーを救う方法を考えます。

もちろん、最初は頭のおかしな男として彼を見ていたジャッキーですが、やがて自分のことを真剣に心配する、嘘のない彼の姿に心を寄せていきます。それは、未来のない哀しい恋なのですが。

ジャックの死の真相とは? ジャッキーを救うことができるのか? そして、2人の“未来”は? こんなに切ない“ハッピー・エンド”が今までにあったでしょうか。きっとあなたも、熱い涙がこみ上げてくるはず。ぜひ、ご覧ください。

「ジャケット」東劇他、全国公開
オフィシャルサイト
http://www.jacket-movie.jp
(c)2004 VIP MEDIENFONDS 2/VIP MEDIENFONDS 3/MP PICTURES. All Rights Reserved.

 
この記事についてのご意見・ご感想をお寄せください。
下の「コメント」をクリックして、人名欄はペンネームを、URL欄は不要、コメント欄にご意見を書き込んで「投稿」をクリックしてください。
トラックバックについて詳しくお知りになりたい方は、「トラックバックについて」をクリックしてご確認ください。

2006-05-26 【映画】 | 固定リンク | コメント (0)

あのテーマ曲と共に、IMFのスーパー・エージェント、イーサン・ハントが帰ってきた!最新作「M:i:III」と、DVD「ミッション・インポッシブル」&「M:i-2」

Movie0519_1
あの曲が流れれば、この映画――そんなふうに世界的認知を得ている映画シリーズのテーマ曲と言えば、「007」シリーズと、この「スパイ大作戦」=「ミッション・インポッシブル」シリーズでしょう。その大人気のTVシリーズを、トム・クルーズが初めて映画化してから10年、前作からは6年ぶりのシリーズ最新作、「M:i:III」の登場です。

第一線から退き、IMF訓練教官として若手育成に当たっているイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、平穏な日々を送っていた。優しく美しい看護師ジュリア(ミシェル・モナハン)との結婚も控え、幸せの絶頂。だが、状況は一変する。彼が育てたリンジーが敵デイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の手に落ちたのだ。救出のため、ベルリンに潜入したイーサン・チーム(ヴィング・レイムス、ジョナサン・リス=マイヤーズ、マギー・Q)だったが、任務は失敗。局長ブラッセル(ローレンス・フィッシュバーン)に責任を問われる事態に。再び、デイヴィアンの捕捉にローマに向かったチームは、今度は成功、無事帰国する。しかし、情報は漏れ、デイヴィアンが逃亡し――。

前2作は、鬼才ブライアン・デ・パルマと名匠ジョン・ウーを監督に迎えた手堅い布陣でしたが、今回はTVシリーズ(『フェリシティの青春』『LOST』)で一躍話題をさらった若手J.J.エイブラムスが監督&共同脚本。最初から最後まで、怒涛のアクションが襲いかかり、息つくヒマもないほどです。

監督は最高の脚本を書きたいと願いながらも、「こんなシーンは、書かないほうがいい。トムが自分でやりたいと言い出すんだから。」という難しい状況に何度も陥ったとか(笑)。彼の予想通り、前作に続きほとんどのアクション・シーンを、吹き替えナシでトム自身が挑戦。今年44歳(!!)のトムですが、走る、走る。加えてビルの屋上から飛び降りるわ、激突するわ、吹っ飛ばされるわと、その役者根性は驚嘆の一言です。

今までと一番の違いは、最愛の女性ジュリアの存在。それが彼のアキレス腱になってしまうのです。毎回、ジョン・ボイト、アンソニー・ホプキンスと名優が脇を固める中、今回は、先日、「カポーティ」(秋日本公開)でアカデミー主演男優賞を受賞したばかりのP・S・ホフマンが出演。イーサンのアキレス腱を容赦なく攻め立てる彼の冷酷非情ぶりに、こちらの息も止まりそうです。

最近、パパラッチとの攻防でミョーなオヤジぶりが目立つトムですが、こうして映画を見ると、「やっぱりスゴイ」と再認識。詰め込みすぎ、と言いたいくらいエンタテインメントに徹しています。それは、きっと彼自身が本当に映画を楽しんでいるから。

ローマで大勢の市民が見物する中、モーターボートで激走するシーンの撮影中にふと何かが聞こえてきたというJ・R=マイヤーズ。それは、「あのテーマ曲だったんだよ。トムが口ずさんでいたんだ。」思わず口ずさむほど、少年時代にワクワクしたこの作品を大事にしているトム。だから、いつも手加減ナシの全力疾走なのです。今回は、特別試写会ご招待もアリ!ぜひ、その迫力を大きなスクリーンでお楽しみください。

「M:I:III」7月8日~、日劇1他、全国超拡大ロードショー
オフィシャルサイト
http://www.MI-3.jp
(c)2005 by Paramount Pictures All Rights Reserved.

◆「M:i:III」s-woman.net特別試写会に、825組1650名様をご招待!
締め切りは6月5日(月)24時。今すぐご応募を!
http://www.s-woman.net/mi3/

Movie0519_2
シリーズ3作は全て独立しているので、前作を見ていなくても何の問題もない「M:i」シリーズ。でも見ておくと、一つ楽しみ方が増えるかも。ということで、今回はDVDで発売される前2作の共通点を、ちょっとご紹介。

大きな共通点はアクション。「ミッション・インポッシブル」(以下「1」)も「M:i-2」(以下「2」)も、イーサンの敵地への侵入はいつも“上”から。具体的な方法は見てのお楽しみですが、毎回毎回、「ムリ!」と言いたくなる方法にチャレンジします。無謀ともいえる行動の理由について、実は解説してくれた人が(笑)。「2」で登場する元同僚の敵ショーン(ダグレイ・スコット)です。

IMF時代にイーサンのダミーを務めたショーンは、行動も発想もすっかりインプット。「ヤツは、正面から行って騒ぎを起こすより、誰も思いつかない、不可能な方法で侵入するのを好むんだ」と先を読み、イーサンを苦しめます。もちろん、「M:i:III」(以下「3」)も侵入は“上”から(やっぱり、好きなのね、イーサン)。おまけに、“高さ”もどんどんエスカレート。もし、続編があったら、どーする? と、余計な心配をしたくなりそう(笑)。

そして、おなじみハイテク機器には、この10年の変化が見えそう。いくらなんでもこれはまだ実用化されてないでしょ、という物もたくさんありますが、身近になった物も。「1」では腕時計型TV電話が活躍しましたが、今や、私たちがごく普通に携帯TV電話を使う時代。大きさ的に、遜色ないと思いませんか? 逆に保存用ディスクとして登場したフロッピーやMOは、現実にはCDやDVDが主流だし(「3」では豆粒のような形状でした)。GPSもカーナビどころか、携帯に搭載されて簡単に持ち歩ける時代がこんなに早く来るとは。10年後はどうなっているのか、想像するだけでおもしろいですよね。

もちろん、一番の共通点は、イーサンとコンピューターのエキスパート、ルーサー(V・レイムス)、そして世界を駆け巡るロケです。でも、実はもう一つ共通点が。それは、毎度毎度IMFから裏切り者が出ること(「2」は、元IMFですが)。大丈夫か、IMF(笑)? 裏切り者にどの時点で気づくかも、楽しんでください。

DVD「ミッション・インポッシブル スペシャル・コレクターズ・エディション」
5月19日発売、4179円(税込み)

DVD「M:i-2」
1500円(税込み)のハッピー・ザ・ベスト発売中

共に発売元:パラマウント ホーム エンタテインメント
オフィシャルサイト:
http://www.paramount.jp

 
この記事についてのご意見・ご感想をお寄せください。
下の「コメント」をクリックして、人名欄はペンネームを、URL欄は不要、コメント欄にご意見を書き込んで「投稿」をクリックしてください。
トラックバックについて詳しくお知りになりたい方は、「トラックバックについて」をクリックしてご確認ください。

2006-05-19 【映画】 | 固定リンク | コメント (0)

疾風怒濤の劇的人生! 精一杯愛した彼女たちの姿はひたすら哀しく、そしてカッコいい 「ナイロビの蜂」&「嫌われ松子の一生」

Movie0509_1
2週間のご無沙汰です。気持ちも新たに、リニューアル第1回目は劇的な人生を送ったヒロインの物語。彼女たちが迎えた結末は、「悲劇」かもしれません。でも、ちょっとうらやましくも思うのです。だって、これほど精一杯生きて、愛した彼女たちに、後悔はないでしょうから。

「ナイロビの蜂」
は、突然の妻の死から始まります。ジャスティン(レイフ・ファインズ)は、ケニアに勤務する英国外務省一等書記官。妻テッサ(レイチェル・ワイズ)は、現地の医療施設改善のための救援活動を精力的に行っている。その彼女が出張先で殺害された。警察は、同僚医師による不倫の末の犯行と断定。だが、ジャスティンには疑問が残る。なぜ、妻は殺されなければならなかったのか? 彼女が本当に愛したのは、誰なのか? 生前のテッサの行動を追ううち、彼は大手製薬会社の薬物実験の噂を耳にする。そこには大きな陰謀が隠されていた――。

実は、最初メロドラマかと思った私。でも、そんな単純な話ではないのです。大手企業の陰謀や政府との癒着、情報部員に暗殺者まで登場し、途方もない広がりを見せます。

事なかれ主義で他人との間に波風を立てないよう行動し、趣味は庭いじりという穏やかな日々を過ごしてきたジャスティン。でも、テッサの死で日常は一変します。彼女の不倫を信じられないジャスティンにとって、死の真相は2人の愛を確かめる唯一の道。彼は、生前の妻がどんな活動をしていたのか、調べ始めるのです。

夫とは対照的に、アグレッシブな性格で他人とぶつかることを厭わず、何事にも正面から向かっていくテッサがとても魅力的。物語の展開上、彼女はもうこの世に存在していないのですが、ジャスティンが彼女の人生をなぞるように追体験していくことで、彼女は単なる回想を超え、生き生きと甦ります。演じたR・ワイズが、アカデミー助演女優賞を受賞したのも納得の存在感です。

いったいテッサは何をしていたのか。なぜ、夫に何も打ち明けなかったのか。全てが明らかになったとき、彼女がいかに大きな愛を抱く女性だったかがわかり、心が震えます。同時に、夫に全てを伏せて行動せずにはいられなかった彼女の強さと優しさが、切なく哀しい。でも、この世を去ってから、改めて夫に自分を理解させ、惚れ直させた女性なんて、そうはいないでしょう。ジャスティンは、彼女によっていかに生きるべきかを悟ります。彼が幻のテッサと過ごす穏やかな表情が、とても印象的でした。

「ナイロビの蜂」5月13日~、丸の内プラゼール他、全国松竹・東急系にて公開
オフィシャルサイトhttp://www.nairobi.jp
(c)2005 Focus Features, LLC

◆原作「ナイロビの蜂」(集英社刊・全2巻)のご購入はこちらから。
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4087604500
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4087604519

 

Movie0509_2
「ナイロビの蜂」のシリアスな語り口とは対照的に、まるで雪だるまのようにドン底へ転げ落ちていく人生を、コミカルにテンポ良く描いた、「嫌われ松子の一生」。主人公は、昭和22年、福岡県に生まれた川尻松子(中谷美紀)。父(柄本明)の望み通り、小学校教師となった彼女は、生徒たちの人気も高く順風満帆な日々を送っていた。しかし、問題児・龍洋一の起こした窃盗事件をきっかけに辞職する羽目に。家を飛び出した松子は、作家の卵・八女川(宮藤官九郎)と同棲を始めるが…。

教師を辞め、家を飛び出してから、松子の人生は転落の一途をたどります。どうしようもない、ダメ男にのめり込んでは裏切られ、何度も何度も「これで人生が終わった」と思う松子。でも、彼女は懲りずに、また次の恋に落ちるのです。

そのメゲなさぶりにはあきれるやら、笑ってしまうやら。彼女の人生を羨む人は、おそらく1人もいないでしょう。私だって、そう。でも、その反面、ちょっと考えるのです。松子は、不幸なのだろうか? 彼女は毎回毎回一途で真剣で、心底幸せな気持ちで人を愛しています。それほど想える相手に(しかも、何度も何度も)出会えた彼女は、もしかしたら、幸せだったんじゃないか?

暴力を振るわれ、裏切られ、捨てられ、挙句の果てに殺人を犯し、刑務所に入った松子。それでも、彼女は新しい愛を信じて立ち直ります。周囲に、「あんな男はダメ」「別れたほうがいい」と言われても、心のままに生きる松子。そう、「彼についていくことが私の幸せなの!」という言葉は、嘘偽りのない、彼女の本心なのです。

もうちょっと、要領よく、利口になればいいのに。私だったら、こんな選択しない。そう言いたくなるほど、切なく哀しい松子の一生。でも、同時に、どこか潔くカッコよくも思えてきます。

もし、これがシリアス物だったら、とんでもなくヘビーでつらくて、見ていられないかも。でも、お笑い芸人やミュージシャンなどの意外なキャスティングと、ミュージッククリップのような映像と音楽に味付けされたコミカルな展開に、笑わずにはいられません。演じる中谷美紀の突き抜け感も、あまりに松子にマッチしていて感動的なのです。

2作品とも結末は哀しいかもしれません。でも、後味は意外なほどに悪くない。それは、ヒロインが自分を信じ、精一杯生きているから。そして、最後に真実の愛を得るから。見終わった後は、きっと元気が出るはず。ぜひ、劇場で! また、どちらとも原作アリです。これは、読み応えありそう。こちらもあわせて、どうぞ。

「嫌われ松子の一生」5月27日~、全国東宝洋画系にて公開
オフィシャルサイトhttp://kiraware.goo.ne.jp
(c)2006 「嫌われ松子の一生」製作委員会

 
この記事についてのご意見・ご感想をお寄せください。
下の「コメント」をクリックして、人名欄はペンネームを、URL欄は不要、コメント欄にご意見を書き込んで「投稿」をクリックしてください。
トラックバックについて詳しくお知りになりたい方は、「トラックバックについて」をクリックしてご確認ください。

2006-05-12 | 固定リンク | コメント (0)

 
 
 
  • ファッション
  • ビューティ
  • モデル
  • エンタメ
  • ブログ
  • ペット
  • ライフ
  • グルメ
  • リビング
  • ショッピング
  • 占い
  • 有名人
  • トラベル
  • プレゼント
  • 募集中
  • ツール
  • お得情報

s-woman.net© SHUEISHA Inc. All Rights Reserved.

  • s-woman.net トップ
  • 携帯 s-woman.net
  • s-woman.netとは?
  • Tips:便利な使い方
  • 新規会員登録
  • 会員専用メニュー
  • 個人情報の取り扱い
  • よくあるご質問
  • 広告掲載について
  • 集英社ホームページ
関連サイト
MAQUIA ONLINE
webUOMO
 
サイト内検索
サイト内検索

サイト内検索の使い方

Powered by google