日米の新人監督は出たがりだった!?「ノエル」&「バッシュメント」
毎週毎週、たくさん公開されるのに、取り上げるのは週1本。もっと紹介できないものか、ということで、今週から2本立てを決行。共通項のある2本を紹介する予定ですが、その際、“こじつけ”もご了承ください(笑)。今週は日米監督デビュー作です。
「ノエル」は、ニューヨークのバツイチ編集者ローズ(スーザン・サランドン)が主人公。病気の母を抱え、家と会社と病院を廻る毎日を送る彼女は、クリスマス・イブも母の病室で過す予定だった。しかし、偶然、結婚間近のニーナ(ペネロペ・クルス)と知り合う。幸せいっぱいのはずの彼女は、婚約者(ポール・ウォーカー)の度を越した嫉妬に悩んでいた……。
監督は俳優チャズ・パルミンテリ。「ブロードウェイと銃弾」が有名ですが、元々脚本も書く才人(ロバート・デ・ニーロの監督デビュー作「ブロンクス物語」の脚本&主演)。彼がデビュー作に選んだのは、普通の人々のささやかなクリスマスの物語でした。
がんばっているのに、報われない。相手を想っているのに、スレ違ってしまう。そんな切ない思いを抱く人々が、クリスマスに小さな奇跡を手にします。サスペンスもどんでん返しもないけれど、胸にジンときて、こっちまでほっこり暖かな気持ちをプレゼントされたみたいです。
※写真:「ノエル」12月10日~、東劇他、全国で公開
オフィシャルサイトhttp://www.noel-movie.jp
「ノエル」がしっとりした大人のアンサンブルなら、「バッシュメント」は弾ける青春モノ。監督は、あのシブガキ隊のフックンこと布川敏和。映画監督??と仰天しましたが、意外にも(失礼)見せます。
横浜のサーファー樹里(土屋アンナ)は、15年前に両親を兄・隆(要潤)に殺された過去を持つ23歳。仲間と楽しく暮しながらも、復讐のため兄の行方を追っている。その兄は、裏社会のボス安部須の片腕になっていた。樹里は抗争に巻き込まれ……。
いきなりハードな設定ですが、“パーティで派手に騒ぐ”という意味のレゲエ用語からとったタイトルらしく、テイストはあくまで軽く明るく。突っ走る樹里と謎だらけの隆を軸に、コミカルで個性的な脇役たちが配され、テンポ良く展開します。
対極にあるような2作ですが、共にラストが後味良く秀逸。さらに、もう一つ共通点が。やっぱり俳優は自分も出たくなるのか、監督自ら出演してます。「ノエル」はすぐわかりますが、「バッシュメント」は難しいかも。私は1ヶ所だけ見つけたけど、実は3ヶ所あるそうです。それを探すのも、また楽しいですよ。
※写真:「バッシュメント」12月17日~、品川プリンスシネマにて先行レイトショー
12月24日~、シネクイントにてレイトショー
オフィシャルサイトhttp://www.cinehouse.co.jp/bashment
(c) 2005 シネハウス
下の「コメント」をクリックして、人名欄はペンネームを、URL欄は不要、コメント欄にご意見を書き込んで「投稿」をクリックしてください。
トラックバックについて詳しくお知りになりたい方は、「トラックバックについて」をクリックしてご確認ください。
2005-12-06 【映画】 | 固定リンク
トラックバック
このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.jp/t/trackback/160820/5490570
このページへのトラックバック一覧 日米の新人監督は出たがりだった!?「ノエル」&「バッシュメント」:
コメントを投稿
*投稿された内容の修正、削除の依頼は一切応じられませんので、投稿される前に十分にご確認ください。
*「投稿」ボタンは1度だけ押してください。

コメント