大人モノの第一人者による、30女への愛のメッセージ!? 『30女という病―アエラを読んでしまう私の悲劇』
今回は「大人モノの第一人者」石原壮一郎さんの最新刊『30女という病―アエラを読んでしまう私の悲劇』をご紹介したいと思います。
「30女と30女予備軍、及び30女を妻や彼女に持つ男性にも役立つ、ちょっと刺激は強いけど、とてもよく効く治療薬」とは、本の帯に書いてあった惹句ですが、こと細かに分析された「症例」の数々は、確かに週刊誌『アエラ』がよく特集するような「30女の病」ばかり。「カッコイイ私という病」「恋愛したいという病」「私らしさという病」「まだまだ若いという病」「幸せな結婚という病」などに罹患した30代女子がやったり、言ったりしちゃいがちな、傍目から見るとちょっとイタいあれこれに、膝を打って笑ったり、ダメージ受けてしょんぼりしたりしつつ、読みました。月曜担当のスチャラカOL、トモコさんにもぜひ読んでもらいたい! です。
などと書く私にとって、本書はかなりやっかいな物件です。というのも、私自身、「30女」を始めてずいぶん経つ「30女(しかも後半)」ですし、「アエラを読んでしまう」どころか、「アエラで書いてしまう」立場でもあるからです。「アエラを読んでしまう30女」が「悲劇」なら、「アエラで書いてしまう30女」は……目も当てられないほど悲惨ってことでしょう。ええ、そうです、悲惨です。と、開き直って、あえて本書を手にとり、面白がって読む度量があるところが、30女の真骨頂であり、「30女という病」をこじらせている証拠でもあります。ついでに、帯に編集長自ら「アエラは皆さんの味方です」と推薦文を寄せてしまう洒落っ気……というか、自虐性がアエラのアエラたる所以かも。
おそらくほとんどのページは「いるいる、こういう人」と笑いながら読めると思いますが、気が緩んだところで、突然やってくる「思い当たる節」に注意。私の場合は、「まだまだ若いという病」の「症例」である「オバサン扱いを極度に恐れる」の項目がまさにそれで、
30代後半のクランケは、事あるごとに「私なんて、オバサンだから」「オバサンには理解できないわ」などと、自分で自分を念入りにオバサン扱いします。それはもちろん、周囲からオバサン扱いされている気配を感じた時に、深く傷つかないための用心。(p141より)
という一説に、ガーン! 思い当たる節、ありまくり。しかも「念入り」なことに、よりによって『アエラ』で「オバサンにはわかりませんです」と書いた覚えがあるぞ。あちゃー、私ってば、重症……。
一見、優しくて、これでもかっつうほど丁寧に、慇懃に、激辛な分析を書き連ねる石原さん。ちょっぴり殺意を覚えなくもありません。しかし、これだけ「30女」の懊悩の深さを理解してくれているということは、なんだかんだ言って「30女」が大好きなのに決まっています。実際、そのように本書で書いていらっしゃいました。ま、それこそ、「大人モノ」の第一人者としての「大人の礼儀」かもしれませんが、それを真に受けるあたりが「30女」の可愛さ……いや、図太さ? 本書に書かれた「愛の処方箋」を参考にして、「30女という病」と上手に付き合いたいものです。
『30女という病―アエラを読んでしまう私の悲劇』(講談社)定価1470円
石原壮一郎 著
お勧め度 ★★★★☆
『30女という病―アエラを読んでしまう私の悲劇』を発行している講談社のサイトはこちら。
http://www.kodansha.co.jp/
●マガジン見どころ、読みどころ
リー
2008年2月号
ポーチ好きなもので、やっぱり最初に読んだのは、こちらの特集です。
欲しいのは、大好きブランドの財布&ポーチ
デザインも機能もお任せ(!)という、優秀な財布とポーチがずらり。買い換える予定がなかった人も、つい買い換えたくなる、春らしく、おしゃれなチョイスが光っています。私は特に、「クロエ」の、ちょい大きめなパースと、「ポール&ジョー」のリニューアルしたポーチに惹かれました。
私のハンドケア、とっておきの逸品
も見逃せないビューティ特集。「最近、ハンドケアが注目されているんだよ!」と、先週、新年会にて男子たちにしゃべったら、「はあ?」と驚く人もいれば、「俺、ヴェレダのハンドクリーム使ってる」と意外なメトロセクシャルぶりを披露する人もいて、結構盛り上がったんですが、ここのところ、本当に優秀なハンドクリームが増えていますし、ハンドケアの重要性が再確認されています。『リー』では、ネイリストの黒埼えり子さんやエステティシャンの高橋ミカさんなど、信頼できる方々が、とっておきのハンドケア法と逸品を伝授してくれています。カサカサした手の救世主となる特集です。
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2008-01-15 | 固定リンク
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