キモカワシュールな『万福児』&母の優しさにじわっと泣ける『サムライカアサン』
今回は『コーラス』連載中のマンガを2作品、ご紹介したいと思います。毛色はかーなーりー違いますが、大きくジャンル分けすれば、どちらも「家族愛」を描いたギャグマンガです。ま、あくまで「大きくジャンル分けすれば」なんですが……。
まずは、超シュールなキモカワキャラが癖になる、下吉田本郷さんの“低温やけどギャグ”『万福児』ね。主人公は「万福寺」の一人息子、福志くん。こやつが、かわいいんだか、気持ち悪いんだか、判断がつかない不敵な面構えをしている(でも、彼が笑うと、笑顔が福福しいから、と皆が和む)、ぷくぷく太った肥満児。幼稚園生とは思えぬ小生意気な言動で、周囲をケムに巻いたり、笑わせたり、ぐったりさせたりする超本人であります。そんな福志のパパ・万典は、常に丁寧語で会話する至極マジメなご住職(イケメン)。作品中、ほとんど唯一の常識人なれど、天真爛漫で自由奔放なママ・文子(美人)と息子・福志のため、日々、気苦労が絶えません。
最初の1、2話は、個性的過ぎて(?)作品世界に入り込めない私でした。が、噛めば噛むほど味が出てくるといいますか、だんだん、このキモカワワールドに流れる、あったかい人情と親子愛にほだされて、「キモカワ」の「キモ」がとれて、福志を「カワイイ~!!」と思い始めたから、不思議です。私は、こんな子が欲しいぞ。
2巻で明かされる、万典の幼少時のエピソードも必読ですよ。「さすが、福志のパパだわ……」と納得しました。繰り返し読んでも、くすっと笑えるところも、ポイント高し。
続いては、板羽皆さんの『サムライカアサン』。高校生の息子・たけしと夫という、大切な大切な家族のために、惜しみなく、時にうっとうしいほど全力で愛を捧げるオカンの姿に、笑いを誘われながらも、しみじみと涙しちゃいます。常にノリツッコミを忘れない、関西のオカンらしいお約束も、日々きっちり果たすオカンの魅力が全開。母の有難みを再確認できる、得がたいマンガだと思います。
で、オトンはもちろん、息子のたけしが、いい子なんだよねぇ。やいのやいのと世話を焼く母・よい子のことを、うざいなあ、うっとうしいなあ、と思っているんだけど、オカンの気持ちも痛いほどわかるから、折に触れて、ちゃんと付き合ってあげるんだよね。うーん、私も、こんな子が欲しいぞ。って、それはさっきも書いたけど、こちらはリアルに、良い息子だと思います。
『サムライカアサン』を読むと、私世代のお笑い好きは、たぶん、ダウンタウンの「おかんとマー君」を思い出すんじゃないかしら。特に、変な服を息子のために買ってきちゃうオカンの話を読んだ時、往年のコントを思い出し、あれからずいぶん時間が経ったなあ、なんて、違う意味でしんみりしてしまった私であります。
『万福児(1)~(2)』(集英社)定価各600円
下吉田本郷 著
『サムライカアサン(1)~(2)』(集英社)定価各420円
板羽皆 著
お勧め度 ★★★★☆
「万福児」サイト公開中。詳細&ご購入はこちらでね♪
http://annex.s-manga.net/manpukuji/
「サムライカアサン」の詳細はこちらへ。ご購入もしていただけます。
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4088653793
● マガジン見どころ、読みどころ
ノンノ
2007年10号
うーらーやーまーしぃ~。
スタイルUP水着でビーチへgo!
は、こんなにかわいい水着を着られるノンノ世代がうらやましい(涙)というのと、モルディブ特派ロケがうらやましいってのと、2つの意味で垂涎でした。すごーい、海があおーい。さすがモルディブ。サンサンと降り注ぐ太陽、透き通るような海。夏ですねぇ。
東京vs.大阪 アレンジ達人の生テクにZoom in!!
は、東京・大阪でノンノ・スナップ隊がゲットした、アレンジ美人たちのへアレンジテク公開。最近、ホントに皆、複雑なアレンジが上手だよね。ニュアンスのある後れ毛の出し方とか、パリジェンヌに負けません。そして、かわいい子が増えました。スナップされている女の子たち、一人残らず、とってもかわいいんだもん、びっくりしちゃったよ。
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2007-05-08 | 固定リンク
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