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[本&雑誌&マンガ]-ライター中沢明子がナビゲート!- BOOK&MAGAZINE クルージング

[本&雑誌&マンガ]-ライター中沢明子がナビゲート!- BOOK&MAGAZINE クルージング

中沢明子
ライター。1969年東京都生まれ。インタビューやルポルタージュを手がけたり、書評を書いたり、近所の猫にちょっかい出したり。毎日、必ずどこかの本屋に出没し、いつも重い荷物を持っている。雑誌好きとしても局地的に有名で、週刊誌AERAにて「マガジン百名山」連載中。

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世界の食卓の「1週間」をルポルタージュ。『地球の食卓―世界24か国の家族のごはん』

Book0424_1_3ふだん、あまり念入りにチェックしない専門書の棚も、時にはぶらぶらして眺めてみるものですねぇ。ひょっこり、素敵な本を見つけました。昨年発売されていた本だったのですが、遅ればせながら見つけ、本当に良い本だったので、ご紹介させてくださいね。
なぜか建築・デザイン関係の棚にあった『地球の食卓―世界24か国の家族のごはん』というルポルタージュ写真集。本書は世界24ヶ国、計30家族のポートレートと「1週間分の食材」を並べ、解説をつけた異色の1冊です。ページ構成はシンプルだけど、実はものすごい手間がかかった壮大なプロジェクト。ページをめくるたびに発見の連続で、目が釘付けになってしまいました。

オーストラリア、ブータン、インド、フランス、キューバ、エジプト、マリ、中国、モンゴル、日本……。アメリカ在住の報道写真家&ジャーナリストであるピーター&フェイス夫妻は、東西南北、いろいろな国に出かけては「食材、見~せて」というだけでなく、なんと、数日間ごやっかいになって、料理方法や生活スタイルをつぶさに観察し、それぞれの食卓をレポートしています。「となりの晩ごはん」のヨネスケさん的アプローチがユニーク! また、食材の詳細、撮影時の食材全部の値段、レシピなども付記されているので、じっくり読めば読むほど面白いし、アカデミックな興味も満たしてくれます。
それぞれの国の人口、1人あたりのGDP(国内総生産)、面積、出産率などのデータ一覧もあり、マクドナルドがある国では必ず「ビックマック」の値段も。私も海外に行くと、必ずチェックしているので、ちょっとうれしい「おまけデータ」でした。

本書を読んで、一番驚いたというか、「食習慣って、本当にその土地に根ざしたものなんだなあ」とつくづく思ったのは、グリーンランドの家族の食卓です。なんだか大きな肉の塊がドン!と置いてあって、何だろうと思ったら、答えは「ジャコウウシ」の肉、なのでした。その他にも「冷凍セイウチ」があったり、「好きな食べ物は北極グマ」と答えていたり。かと思えば、ポテトチップスの「プリングル」も仲良く並んでいます。北極グマとプリングル……。イヌイットの人々は、日本人と顔が似ていることもあって、かなりのカルチャーショックでありました。

マリのレポートでは、結婚する相手を当日に明かされた(いちばん年上の従兄弟が相手だそう)、少女の静謐な表情も捉えられています。この習慣は伝統慣習にしたがったもので、私たちから見ると信じがたい慣習だけど、その慣習を静かに受け入れている(ように見える)少女の姿が胸を打ちます。本来は食卓の取材なのに、そうした出来事にであった場合は、食といったん離れてインタビューし、レポートを試みるお2人のスタンスに共感しました。

ちなみに、撮影された食材は取材費で買ったそうなので、もしかして、「ふだんの1週間」より、ちょっとだけ豪華な家族があるかもしれないけれど、日本人のご家庭の例から察するに、リアリティが損なわれている、というわけではないと思います。
インパクトのある写真に丁寧な文章、そして、識者による6つの食に関するエッセイもついて、読み応えあり。約3000円と高いけれど、値段の価値は十分にある1冊でした。

当たり前のことですが、人間は皆、何かを食べて生きています。人類が誕生して以来、それは変わらぬ営みです。しかし、気候や習慣、そして国の豊かさの度合いによって、人々が食べる食材や、料理の仕方は多種多様。並べてみると、本当に面白いです。

『地球の食卓―世界24か国の家族のごはん』(TOTO出版)定価2940円
ピーター・メンツェル
フェイス・ダルージオ 著

お勧め度 ★★★★★

『地球の食卓―世界24か国の家族のごはん』を発行しているTOTO出版のサイトはこちら。
http://www.toto.co.jp/bookshop/index.html

Book0424_2 ●マガジン見どころ、読みどころ

ノンノ
2007年5月5日号

表紙を見て、「おおっ」と思いました。おしゃれ姉さん、梨花さんの登場です。ま、おしゃれ姉さん、といっても、私より年下ですけどね・・・・・・。あくまでノンノ読者にとって、ということで、ひとつよろしく。それにしても、梨花さんって33歳です。もしかして、ノンノの表紙を飾った最年長!? だけど、違和感ゼロってのが、すごいな。みんなの質問に答えたページも、気さくでかわいいお姉さんっぷりが出ていました。
別冊付録 キレイになれる野菜レシピBOOK
は、恒例のお料理別冊付録。ほうれん草カレーやブロッコリーのキッシュなど、おいしくて野菜たっぷりのレシピがいっぱい載っています。たくさん作って、みんなでわいわい「おうちパーティ」してはどうかしら。

「女子のオシゴト」本音のホンネ
は、就職活動真っ只中の人も、そうでない人も、自分の将来を考えるヒントになる良い特集だと思いました。

「別冊付録 キレイになれる野菜レシピBOOK」他、クッキング別冊シリーズ全7冊つきのノンノ各号を、現在特別に通販中! 詳しくはこちら。
http://www.s-woman.net/non-no/cookinglesson06/

 
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2007-04-24 | 固定リンク | コメント (0)

不条理な「妻の理論」を叫ぶ妻。唯々諾々の夫。「恵まれた結婚」の哀愁の実態とは? 姫野カオルコワールド炸裂の『ああ正妻』。

Book0417_01 かなり笑いました。そして、ちょっと泣きそうになりました。途中、「う、うーむ」と考え込んだりもしました。
この面白さをどう表現していいものか、軽く30分ほど悩んでいたんですが、うまい言葉が見つかりません。だから、非常に陳腐でものぐさな言葉選びでご勘弁いただきますが、姫野カオルコさんの最新刊『ああ正妻』、すんごい面白かったっス! 
万人受けするかどうかは……わかりませんが、「ピン」ときてツボにハマったら最後、ページをめくる手がとまらなくなります。

高給&厚遇で知られる大手出版社・創造社社員、小早川正人は、ルックスは決して悪くないのだけど、男女の機微にうとい冴えない男で、自分が所属する編集部でアルバイトをしていた、ミッションスクール卒の「お嬢さま」東雪穂と結婚します。小早川は「自然に」結婚したつもりなのですが、実際のところは、雪穂の結婚相手に対するさまざまな条件をクリアしていた彼は、綿密なる計画でもって「まんまと落とされた」も同然です。でも、そのことに小早川自身は気づかないし、雪穂も「綿密に計画」したと自覚しているわけでもありません。
そんな二人の結婚生活は、日々、「過去」とは分断された論理で「今」の要求を言い募る雪穂に、あわあわとかしずく小早川という構図になっています。ハタからみれば、不条理極まりありません。しかし、そのような結婚生活になることを、やや薄い頭髪でルックス的に決して良くないのに、社内一のモテ男の異名をとる、吉見次郎は最初から予測していました。
一方、小早川から話を聞くたびに首をかしげてしまう、売れない小説を書く小説家・瓶野比織子(カメノ・ヒオルコ)。彼女にとっては、なぜ吉見次郎がモテるかも謎です。
小早川と雪穂の結婚生活を中心に話は進んでいきますが、途中から、瓶野と対談した川田教授(ベストセラー「ヤング老人」著者)が登場。小早川から依頼されている著作のヒントとして、これもベストセラーとなった、三十代以上・未婚・子なしの女性作家が書いた「しこめのいいわけ」を読み解いていく――。

「ノンフィクションとして出すつもりですらいた」という姫野さん。現実の、あの会社やあの作家、あのベストセラーを彷彿とさせるディテールを楽しみながら、男と女、あるいは、モテる男女とモテない男女の間に、事実、厳然とある、越えられない壁をあぶりだす小説になりました。小早川夫妻の結婚は、世間から見れば「恵まれた結婚」だし、実際にありがちな「普通の(恵まれた)結婚」。しかし、その「普通の結婚」に潜む不条理さを抽出していくと……怖い。ほとんどホラー並みに怖いです。

もちろん、この小説のストーリーはデフォルメされたものです。でも、大なり小なり、これが結婚というものなのかもしれないし、それが「不幸せ」とは言い切れないかもしれないし、逃げるべき場所なのかもしれないし、いやいや、そうはいっても留まるに値する場所なのかもしれない。読後、たくさんの「かもしれない」が頭の中を駆け巡りました。

『受難』『ツ、イ、ラ、ク』『ハルカ・エイティ』と過去3回、直木賞候補になりながら、惜しくも受賞を逃してきた姫野さん。17年前に「ひと呼んでミツコ」でデビュー以来、独特の感性と多彩な作風で熱狂的なファンを持つ作家です。賞を受賞しようがしまいが、大きな問題ではない「かもしれない」けれど、やっぱり、将来、絶対に受賞して欲しい!と改めて思った快作でした。

『ああ正妻』(集英社)定価1680円
姫野カオルコ 著

お勧め度 ★★★★★

『ああ正妻』の詳細はこちらへ。ご購入もしていただけます。
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=9784087748512

Book0417_02 エッセイも巧みな姫野さん。近年、エッセイを書くことは少なくなっていらっしゃいますが、名エッセイと評判だった『ブスのくせに!』に大幅加筆した『ブスのくせに! 最終決定版』を上梓されました。こちらも抱腹絶倒!です。

『ブスのくせに! 最終決定版』(集英社文庫)定価500円
姫野カオルコ 著

『ブスのくせに! 最終決定版』の詳細はこちらへ。ご購入もしていただけます。
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=9784087461206

Book0417_03 ●マガジン見どころ、読みどころ

バイラ
2007年5月号

昨年に引き続き、今年もデザインスリーブが特徴的な、フェミニン・ジャケットが百花繚乱です。単品で見ると、すっごくかわいいんだけど、合わせるインナーにちょっと悩むのも事実。そこで
「袖コンジャケット」+「正解インナー」実例41
をチェックです。パフスリーブ、フレア袖、バルーンスリーブ、短め袖。なるほど、こう合わせると着こなしも意外に簡単だし、かわいいな、と思った実例ばかりでした。

1000円でできる「春の花アレンジ」アイデア帳
は、タイトル通り、1000円前後という手頃なお値段でも「買い方」と「飾り方」を工夫すれば、ぐっと素敵なアレンジができるという特集です。私はアネモネにハーブを足した「ブーケ風」アレンジが気にいりました!

 
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2007-04-17 | 固定リンク | コメント (0)

祇園の老舗お茶屋の女将に、京都の心、日本の美学を教えてもらう。『おおきに。―祇園に学ぶしなやか処世術』

Book0410_01 京都のイメージに欠かせない存在といえば、祇園の舞妓・芸妓さんです。ひょっとすると、外国人にとっては京都どころか「日本という国のイメージ」そのもの、かもしれません。豪華絢爛な着物、ハッとするような紅、白い襟足、華やかなかんざし、艶やかな仕草、清潔感のある笑顔……。京都を訪れても、実はそう滅多にお目にかかれないんだけど、それでも、京都のビジュアルイメージは舞妓・芸妓さんを抜きにして描けません。

でも、そんな舞妓・芸妓さんについて、どれくらいの知識がありますか? お茶屋遊びに縁がない私たち(と言いきってしまいますが)は、「なんとなく」イメージを持っているだけで、実は舞妓・芸妓さんの生活やしきたりについて、ほとんど何も知らないんじゃないかな? 時々、「祇園の遊び方」といった雑誌の特集で「へえ」と思う程度……という方、多いのではないでしょうか。もちろん、私もそうです。きれいだな~、伝統を守っている素敵な人たちだな~、と思っていたけれど、じゃあ、「伝統」って何だ? と聞かれると、具体的に答えられなかったりして……。

そんな私が書店で「そういえば、知りたかった!」と、小躍りして手にとった本が『おおきに。―祇園に学ぶしなやか処世術』でした。著者は、100年以上の歴史を持つ老舗お茶屋「吉うた」の四代目女将、高安美三子さん。祇園で生まれ育ち、祇園でずっと生きてきた、言うなれば「祇園の生き字引」のような美三子女将が、祇園のしきたり、舞妓・芸妓になる手順や心得、京のみどころ、祇園の歴史などを、素人にもわかりやすく説明してくれています。
かんざしや着物の柄で季節を先取りするので、暦とにらめっこする毎日だとか、衣装は20kgにもなるからとっても重いとか、舞妓デビューには3000~5000万円もかかるから、すぐに辞められたら赤字になるとか……。初めて知る「舞妓・芸妓の舞台裏話」は興味深いものばかり。
先ほどから、「舞妓・芸妓」といちいち分けて書いているのも、本書を読んで、舞妓さんが芸妓さんになるには、大変な下積みを乗り越えないと難しいと知ったためだし、「お茶屋」と「置屋」の違いも、よくわかりました。美三子女将の言葉を借りると、「お茶屋」はコンシェルジュ&問屋、「置屋」は(舞妓・芸妓を育てる)メーカーのような役割を担っているそうです。私の頭の中では、「お茶屋」と「置屋」がゴッチャになっていましたが、これで役割がスパッと理解できました。ちなみに、舞妓・芸妓さんを呼んで遊ぶ場所である料理店は「小売店」と表現されていました。

でも、本書を読んで一番心に残ったのは、何より「おもてなしの極意」でした。
「粋な気くばり」とは、相手に悟られないこと。といった要の部分は、ぜひ本書を読んでいただきたいのですが、たとえば、書名の「おおきに」は、祇園でもっとも多く使われる言葉で、この変幻自在の言葉を使いこなせてこそ「一人前」だそう。「おおきに」を添えた会話はやわらかく、その場の空気を和ませます。断りの返事にも「おおきに」を使うのは、「誘ってくださって、ありがとうございます。でも、今回はご遠慮しておきますね」と、まずは感謝の意を伝えるためだとか。なるほど~、と思いました。

祇園に限らず、昔は、こうした粋な処世術を身につけた日本人が多かったのかな、と想像します。日本人ならではの、こまやかでしなやかな処世術と美意識の素晴らしさを、美三子女将に改めて教えていただきました。

『おおきに。―祇園に学ぶしなやか処世術』(扶桑社)定価1365円
高安美三子 著

お勧め度 ★★★★☆

『おおきに。―祇園に学ぶしなやか処世術』を発行している扶桑社のサイトはこちら。
http://www.fusosha.co.jp/

Book0410_tsuika2●マガジン見どころ、読みどころ

エクラ
創刊宣言号

先月の「マリソル」創刊に続き、新雑誌『エクラ』がお目見えです。50代前後がターゲットですが、中身が詰まっているからか、30代の私が読んでも面白かったです。
すべての快楽はイタリアにあり
は、ユーミンこと松任谷由実さんのシチリア旅行から始まって、有元葉子さん、舟越桂さんが極上のイタリアを紹介してくれています。テーマのある旅をじっくり贅沢に堪能できるのは、大人ならではの楽しみかもしれません。私も、こんな旅が出来る粋な大人になりたいな、と思いました。
極上通販エクラプレミアム
は、イタリアのジュエリーからテーブルまで、グッドデザインなアイテムが勢揃い。有元葉子さんがオーダーした「オーロビアンコ」のキャリーバッグや「ブサッティ」のリネン類、エクラオリジナルの「ロベルタ ディ カメリーノ」のミニバッグ、またイタリアワインもラインアップに入っています。雑誌の通販としては破格の個性と上質さで、「おお!」と思いましたよ。
もちろん、ファッションや美容テーマも丁寧に練られた誌面でした。エクラ世代には、まだちょっと時間がある人も、「こんな大人になりたいな」と願いながらページをめくってみてくださいね。

◆新雑誌「エクラ」の公式サイトはこちら。 http://eclat.shueisha.co.jp
  「極上通販エクラプレミアム」はこちら。 http://swfs.jp/eclat

Book0410_02 ●マガジン見どころ、読みどころ

LEE
5月号

「1点華やか主義」でおしゃれ筋力を上げる!
というタイトルを見て、印象的な特集タイトルだな、と思いました。「おしゃれ筋力」って、面白い~。今年はプリント生地やキラキラ小物など、「華やか」なアイテムが多いから、なんだかウキウキします。私もド派手な(?)プリントのワンピースを2枚、購入しちゃいましたよ。でも、太っちょだから、スキニージーンズがどうにも似合わなくてねぇ・・・、レギンスブームがあって助かりましたけど、

最強スタイルの切り札はジーンズ!
を読んで、「バギー」のジーンズを買おうかな、と思いました。1年ぐらい、ジーンズを買っていないので、この特集で吟味しようと思います!

巻頭クローズアップ SHIHOさん
は、LEE初登場!のモデルのSHIHOさんが、ちょっぴりモードなビジュアルで新鮮な表情を見せてくれています。実は私、インタビューのために、この撮影に同行させていただいたのですが、文字通り、朝から晩まで1日かかっての撮影をSHIHOさんは頑張りぬいてくれました。ぜひぜひ、本誌を見てね!

 
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2007-04-10 | 固定リンク | コメント (0)

イギリスの老舗百貨店「リバティ」の柄ファブリックの魅力を堪能! 『雅姫のリバティノート』

Book0403_02 リバティプリント――。
という言葉は、今、何気なく使われています。なんとなく「小花柄」を思い出す人も多いんじゃないかな? この「リバティプリント」は、イギリスの老舗百貨店「リバティ」で作られているオリジナルのプリント生地を指します。私も大人になってから、「リバティ」がイギリスの百貨店の名前と知りましたが、今でもリバティ柄と聞くと、なんとなく小花柄を思い浮かべちゃいます。本当は小花柄だけではなく、いろーんな生地があることを既に知っているのに、それでも、ね。

そんな「リバティ」の生地に10年以上前から魅せられていたという雅姫さんが、「リバティ」でオリジナル柄を作りました。なんとこれは、個人としては日本人初、の快挙なのだそう! すご~い。
そこで、リバティの生地の素敵な思い出と、オリジナル柄が出来るまでの過程を一冊にまとめたのが『雅姫のリバティノート』。これがね、とっても美しい本なんですよ。雅姫さんの本は、どれもみんな美しいけれど、この本は格別に美しい本だな、と思いました。

雅姫さん所有のリバティ生地を使った洋服や雑貨もかわいいんだけど、一つ一つのリバティプリント柄を1ページまるごと印刷したページが「柄」の持つパワーを伝えてくれていて、魅力的です。また、リバティでオリジナル柄を作る過程のページで、リバティの柄がどんなに丁寧に作られているかも知りました。たとえば、雅姫さんが「季節が違うから、その花とこの葉を合わせるのは不自然よ」と、リバティ社のデザイナー、ポリーさんにアドバイスされた話。適当に柄を描いているとは、もちろん思っていなかったけれど、本当に厳格なんですね。

雅姫さんがデザインした柄は3種類。その一つ「Masaki&Garden」は、カバーに使われています。雅姫さんらしい色使いとモチーフで、素敵です。
そうそう、それから、デザイナーのポリーさんの結婚、というニュースが飛び込んできたため、急遽取材した(?)結婚式の様子もレポートされています。リバティの生地をふんだんに使った、それはそれは魅力的な結婚式ですので、こちらもお見逃しなく!

リバティ社とリバティ柄が生まれたストーリーも、かなり詳細に紹介されている本書。特に「雅姫さんファン」でない方でも、興味深く読める一冊だと思います。パラパラと眺めるだけでも、幸せな気分になりますよ~。

『雅姫のリバティノート』(集英社)定価1575円
雅姫 著

お勧め度 ★★★★★

『雅姫のリバティノート』の詳細はこちらへ。ご購入もしていただけます。
http://www.s-woman.net/lee/leebook/masakibook6/index.html


Book0403_01 ●マガジン見どころ、読みどころ

モア
5月号

今月の『モア』で私が最初に読んだのは、
麗子 in パリ
です。モデルの高垣麗子さんがパリ6日間の旅をナビゲート。最旬のショップやおいしいパン屋さんまで、ぎゅぎゅっと情報が詰まった特集でした。パリかー、ずいぶん、行ってないなあ。ゴールデンウィークのパリ旅行を計画している人は、切り取って持っていくべしです。

夏まで待てない 色別サンダル181
は、靴特集のパート2。赤や黄色やグリーンなど、超カラフルなサンダルから、ベージュや黒といったベーシック色まで、ずらり紹介したページ。黄色いサンダルかー。元気が良くってかわいいなあ。でも、黄色いサンダル、買おうと思ったこと、なかったなあ。

「コーチ」ファンクラブ最速NEWS
は、みんな大好き「コーチ」の新作ニュースがどっさり。しかも、クリアファイル2枚の付録つき。ちょっと、2枚って、画期的じゃないでしょうか?? 私は、クリアファイルの山の中で仕事をしているので(いい過ぎ?)、とっても助かります。

 
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2007-04-03 | 固定リンク | コメント (0)

 
 
 
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