動物写真の第一人者、岩合光昭さんが「ネコ写真」の撮り方を伝授してくれる『ネコを撮る』
ネコ派とイヌ派があるとしたら、私は断然、ネコ派です。もちろん、イヌも嫌いじゃない……というか、むしろ積極的に好きですが、どちらかを選べ、と言われたら(誰も言わないけどね)、絶対、ネコ。ネコを見かけたら、立ち止まって、じぃーっと眺めるのは当たり前として、「ネコ写真を撮る」ことも大好きで、そのために旅に出ることさえあります。
そんな私にとって、動物写真の第一人者、岩合光昭さんは憧れの人。ライオン、パンダ、チーターをはじめ、世界中であらゆる動物を被写体に、生き生きとした写真を撮る岩合さんは、雑誌「ナショナル・ジオグラフィック」の表紙を2回も飾ったことがある、えらーい写真家です。と同時に、無類のネコ好きで、素晴らしいネコ写真を手がけることでも有名です。
ネコ写真を撮る人は多いけれど、岩合さんの作品は特別。というのも、ネコたちが本音で何かを語っているように見えるんです。構図ももちろん、美しいけれど、その瞬間のネコの気持ちがしっかり捉えられていて、強く惹き付けられます。超一流写真家でネコ好き。この二つの要素が重なってこそ、あのような素晴らしいネコ写真が撮れるんだなあ、と思います。
その岩合さんが「ネコ写真の撮り方のコツ」を惜しみなく教えてくれたのが、『ネコを撮る』という新書。「ネコは朝早くから活動するし、朝の光を味方につけるためにも、早朝から撮影を開始しよう」といった、すぐに実践できるテクニックから、「一緒に暮らしているネコのかわいさをなかなか写真におさめられない人」へのアドバイスまで、事細かにコツを開陳してくれています。
かわいいネコを見ると、つい気がはやっちゃって、タタタタタッと駆け寄ってしまうんですが、実はそれが一番、ネコ写真を撮る際に「やってはいけないこと」だとか……。ううう、がっくり。
ネコ写真を撮るテクニックがもりだくさんの本書は、ネコ好きでネコ写真を撮るのも好きな方なら、とっても役に立つ一冊です。そして、岩合さんのネコと自然に対する、愛情たっぷりの視線に、心が温まると思いますよ。
『ネコを撮る』(朝日新書)定価756円
岩合光昭 著
お勧め度 ★★★★★
『ネコを撮る』を出版している朝日新聞社のサイトはこちら。
http://opendoors.asahi.com/
*おまけ本。
岩合さんのネコ写真集の中で、私がもっとも気にいっている『ちょっとネコぼけ』。
表紙を見て見て! ネコが鼻ちょうちんをふくらまして、ウトウトしてるんです!
『ちょっとネコぼけ』(小学館)定価1470円
岩合光昭 著
お勧め度 ★★★★★
『ちょっとネコぼけ』を発行している小学館のサイトはこちら。
http://www.shogakukan.co.jp/
中沢撮影のネコ写真。
旅行の目的の半分はネコでした。
ギリシャ・ミコノス島&サントリーニ島にて。
「ギリシャのネコだまり」
“岩合さん語”で言うところの「ネコだまり」。
ポカポカ、ウトウト。ネコたちの寄り合い所。
「ミコノス島のネコ」
不敵な面構えが気にいって、何枚も撮らせてもらったネコ。最後は「しょうがねぇな」と
いった感じで、激写させてくれました。それにしても、構図がダメすぎです……。
●マガジン見どころ、読みどころ
シュプールリュクス
3号
まったくターゲット外のザ・庶民な私でありますが、毎号楽しみにしているラグジュアリーなライフスタイル誌『シュプールリュクス』。3号目のテーマは「PRIVATE」でした。
おしゃれはパーソナル・ショッパーにお任せ
羨ましい~。いいなあ。お金に糸目をつけずにマイ・パーソナル・ショッパーに「全てあなたにお任せするわ」なーんて、言ってみたいなあ。しかも、お任せして買う場所が、ニューヨークの「バーグドルフ・グッドマン」! たまにニューヨークに行く時は、一応、必ず立ち寄るけれど、いっつも緊張してトイレに駆け込んでしまうほど(これがまた素晴らしく美しいトイレで、圧倒されちゃって……)、格式高く、置いてあるものの値段も高い、超一流店。バーグドルフでガンガンお買い物……夢だわー。そのほか、実在のパーソナル・ショッパーたちの紹介ページも『シュプールリュクス』ならでは!な記事で、読み応えあり。妄想を満足させてくれる特集でした。
コンシェルジュ ドゥ リュクス ジュエリー
では、インドのマハラジャ・ジュエリーが紹介されています。約300年前のムガール帝国時代のマハラジャが所有していたジュエリーは、あまりに贅沢かつ希少で、ほとんど門外不出といっていい品物ですが、昨今、特別なルートから放出されることもあるそう。そんなマハラジャ・ジュエリーが数点、載っていました。お値段は、ひいふうみい、えーっと、3000万円くらいだったりするんですが、これは美しいぞ。実物を見てみたい。迫力が違いました。
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2007-03-20 | 固定リンク
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