憧れのファッションデザイナー、マーガレット・ハウエルさんのインテリアスタイルとは?『マーガレット・ハウエルの「家」』
毎年、いろんな洋服を買います。「定番だから長く着られるし~」と自分に言い訳して(?)、時にはちょっぴり奮発することも。とはいえ、何年もワードローブの「現役」であり続ける服は、実はそれほど多くなかったりして……。でも、イギリスのファッションデザイナー、マーガレット・ハウエルさんの服は、何年も何年も、ずーっと、私のクローゼットの「一軍」コーナー常連組です。
丈夫なコットンやしっとりしたリネンなど、厳選素材を使い、ほんのりと「旬」の空気を取り入れつつも、余計なものを削ぎ落とし、シンプルでグッドルッキングなマーガレットさんの服。気持ちも身体も服になじんで、着るたびに愛着が増していきます。何年も前の服を新作と合わせて着てみても、なんら違和感がないのもすごいところ!
そんなマーガレットさんは、インテリアセンスもズバ抜けています。ショップはもちろん、『LEE』で時折、公開してくれる自宅やセカンドハウスは本当にステキ。緑や花々に彩られた温かみのあるインテリアは、気取りがなく、スッキリとしていて、いかにも彼女らしい雰囲気に包まれています。とてもスッキリしているから、すぐにマネできそう!と錯覚してしまいそうなんだけど、いえいえ、まさか。意外にもマーガレットさんにとって初めての著書という『マーガレット・ハウエルの「家」』を読んでみると、やはり、経験と天性のセンス、両方合わさってこそ、これだけ居心地の良さそうな空間を作ることができるんだろうなあ、と思いました。でも、スピリットは確実に取り入れられるもんね! 服が自分に馴染んだように、本書を繰り返し読むことで、インテリアセンスのコツもつかめるようになるとうれしいんだけど。
イギリスでは、服だけでなく、家具や雑貨にも造詣が深く、「本物」を見極める「目利き」としても有名だという彼女。英国のミッドセンチュリーデザインの「案内役」として各方面から尊敬されているそうで、実用を極めたからこそ、このうえなく美しいデザインとなった、さまざまな家具や雑貨の魅力を伝えてくれています。
本書を読むと、そんな彼女が、どのようなバックグラウンドの中で育ち、何を大切に思っているかがよくわかり、「マーガレット・ハウエルのブレない価値観」の根っこを見せてもらった気がしました。
蚤の市で掘り出し物を見つけようと、本当にうれしそうに歩き回るマーガレットさんや、彼女同様、素晴らしいセンスの持ち主である友人の家など、見逃せないショットももりだくさん。LEEスタッフが自宅に到着すると、まず「お腹が空いていないか」を心配し、紅茶やお菓子を勧めてくれる、といった優しい気づかいをマーガレットさんは忘れないそうですよ。17年もの間、折に触れて取材してきた『LEE』だからこそ実現できた、マーガレットさんの素顔と「空間づくり」の軌跡がわかる、とても貴重な本だと思います。
『マーガレット・ハウエルの「家」』(集英社)定価1680円
マーガレット・ハウエル 著
お勧め度 ★★★★★
『マーガレット・ハウエルの「家」』の詳細はこちらへ。ご購入もしていただけます。
http://www.s-woman.net/lee/special/margaretbook/index.html
●マガジン見どころ、読みどころ
LEE
2006年12月号
LEE特別編集の『マーガレット・ハウエルの「家」』を紹介した今週は、合わせて『LEE』本誌の感想を。インテリアつながり(?)でいえば、注目はなんといっても、
インテリアから発想する家作り
家具や内装を吟味して、自分らしい快適空間を作り上げた実例は、家購入を考えている人にも、インテリアを変えようと思っている人にとっても、役立つヒントがいっぱいのはず。
細見え「ダウン」でアウター美人!
では、「デュベティカ」というブランドを筆頭に、「ほっそりダウン」大流行の今、着膨れせず、ファッション性に富んだダウンジャケット&コートがズラリ。今年は、昨年買ったダウンで過ごそうと思っていたけど、惹かれちゃうなあ……。でも、あんまり迷っていると品切れになりそう。早く、決断しなくちゃです。
ちょいゴツ時計&華奢ジュエリーが大人の手もとの新ルール
も見逃せません。そういえば、以前、タレントのYOUさんにお会いした時も、いちはやく、ちょいゴツ時計&華奢ジュエリーというコーディネートをしていらして、すごく新鮮に見えました。時計もジュエリーもお値段が張るアイテムですが、ここは思い切っていかが? おしゃれが、かなりランクアップするのは間違いなしよ。
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2006-11-07 | 固定リンク
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