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[本&雑誌&マンガ]-ライター中沢明子がナビゲート!- BOOK&MAGAZINE クルージング

[本&雑誌&マンガ]-ライター中沢明子がナビゲート!- BOOK&MAGAZINE クルージング

中沢明子
ライター。1969年東京都生まれ。インタビューやルポルタージュを手がけたり、書評を書いたり、近所の猫にちょっかい出したり。毎日、必ずどこかの本屋に出没し、いつも重い荷物を持っている。雑誌好きとしても局地的に有名で、週刊誌AERAにて「マガジン百名山」連載中。

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『上流な私? 下流な私?』で分析された"7つのタイプ"の女性に、あなたは当てはまりますか?

Book0829_1 昨年、ベストセラーとなり、社会現象化した『下流社会』(BOOKSブログの前任者、ルーシーさんも取り上げてましたね)の著者、三浦 展さんが、女性を分析ターゲットにした『上流な私? 下流な私?』を出版しました。

この本では、既婚・未婚・正社員・派遣といったカテゴリーの女性たちに詳細なアンケートをとり、そのデータに基づいて「きちんとお嬢さん系」「平凡安定系」「脱力マイペース系」といった、“7つのタイプ”に分けています。そして、最初に「チャート」が出てくるんですが、ここでいきなり、びっくり仰天。なぜなら、私のチャート結果が「きちんとお嬢さん系」になったからです。
どうひっくり返っても、私は自分を「きちんとお嬢さん系」とは思えません。とすると、チャートで「豊かで、ゆとりのある暮らしがしたい」に「yes」と答えてみましたが、その「豊か」の尺度がかなりズレていたのかも。つまり、私の感じる「豊か」とチャートが指す「豊か」の間には、大きな隔たりがあるに違いありません。

だから、チャートを無視して、私は7つのタイプのどれに近いかな?と読んでみたんですが、うーん、それでも、なんだか当てはまるのがないんですよねぇ。
高級ブランド店も、郊外のショッピングセンターも、ドン・キホーテにも、高級レストランにも、激安ファミレスにも行くし、仕事はそりゃもう、できるだけ楽なほうがいいけど、しかし、どうせ仕事するならやっぱりちょっとは成長したい。かなり思い切ってお金を使っちゃうこともあるけれど、堅実な面もなくはない。遊び心のある服も好きだし、上質な服も、今年限りのチープな服も好き。そんなワタクシ。
しかし、そういう複雑な女子は「いない」ことになっている。いやいや、いるぞ、ここに? 
そんなに私は特殊でしょうか? そうでもないと思うんだけどねぇ。たぶん、多くの女子が私と同じように「どのタイプも私とは、ちょっと違うなあ」と思うような気がしました。
それともうひとつ、私が猛烈に驚いたのは、18歳~37歳の女性の40%が「洋服代年間5万円未満」だったというアンケート結果。コスメ代も「年間4000円未満」が最多らしい。ホ、ホントに? 4000円といったら、100円ショップでもない限り、1つか2つのコスメしか買えないと思うんだけど……。うーむ。

今、日本が格差社会に突入していることは否定しません。既婚か未婚か、正社員か派遣やフリーターかで、意識がずいぶん異なるという結果にも納得できます。しかし、このアンケート結果では「声なきマジョリティ」ともいうべき「中流な私?」の姿が、やはり希薄すぎるような気がしました。もちろん、豊富なデータから弾き出された「いまどきの女性のココロと生活」の分析結果は、興味深い内容ではあります。少なくとも、私たちが、将来もこの日本で生きていくための、2006年現在のひとつの指標やヒントがあるといえるでしょう。そんなふうに思ったので、今回ご紹介させていただきました。
s-woman.netの読者の皆さんは、この本を読んで、どのように感じるでしょうか? ぜひとも、感想を聞かせてくださいね。

『上流な私? 下流な私?』
三浦 展 著(PHP研究所)定価1365円

お勧め度 ★★☆☆☆

『上流な私? 下流な私?』を発行しているPHP研究所のサイトはこちらです。
http://www.php.co.jp/

Book0829_2 ●マガジン見どころ、読みどころ

マキア 10月号

昨日、ディオールでリップを買いました。3675円でした。ウルトラシャイン2。つやつやうるうる。めちゃお気に入り。でも、「コスメ代年間4000円未満」の40%に入ろうとすれば、もう何も買えません。それほど、コスメフリークでもない私ですが、4000円におさめるのは、なかなか難しいでござるよ。そして、やっぱり、新しいリップはウキウキするし♪ さて、そこで、「うっとり」というキーワードもおなじみになった『マキア』です。
今最高のべっぴんリップ色見本帳
は、秋にぴったりの、こっくりとした色味のリップが勢ぞろい。昨日、買ったばかりだっちゅうのに、また欲しいのを見つけちゃいました。「クレ・ド・ポー ボーテ ルージュアレーブル BE2」、6300円なり。一応ベージュですが、オレンジピンクみたいな感じでもあり、しかも、つやっつや。ステキ。ジャスト、好みです。しかし、6300円か……いいお値段ですね……とりあえず、カウンターに試しづけにいってみようっと。

肌ソムリエールがお試し! 秋ファンデーション本音ジャッジ
も、夏から秋に向かう今、ファンデーション新調前に一読したい内容でした。短い記事ではありますが、この記事でさらっと予習して、来月号のベースメイク大特集をじっくり読めば、この秋のファンデーション購入は満足のいくお買い物になるはず!

 
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2006-08-29 | 固定リンク | コメント (0)

『さくらん』は、花魁(おいらん)道を女子の目で描いた必読コミックでありんす。

Book0822_1_2江戸時代の遊郭街、吉原が舞台の安野モヨコさんのコミック『さくらん』。評判を聞き読みたいと思いながら、なんとなく読みそびれたまま、3年という時間が経ってしまいました。しかし、来春公開予定で映画化決定!&フォトグラファーの蜷川実花さんが初メガホンをとるというニュースを聞き、遅まきながら、やっと読みました。ちなみに、蜷川さんはこれが初監督作品。いや~、読んで納得です。確かに、このコミックの絢爛豪華な世界観を出せるのは、ファンタジックでガーリーな写真を撮る蜷川さん以外にいないかも? 

ちょっと変わり者の花魁「きよ葉」が、少女時代に吉原入りしてから、吉原きってのスター花魁になるまでの、辛く、苦しく、切ない日々。ストーリーの核は単純ですが、だからこそ、裕福な男性たちの粋な遊び場だった吉原という場所で生きるしかなかった女性たちの悲哀が、鮮やかに浮かび上がっています。
意地悪をされたり、スケベオヤジに「水揚げ」をされたり、ちょっといい男の若旦那に恋をしたり、破れたり。騙したり、騙されたり、情をかけたり、かけられたり――。
約7万平方キロメートルあったと言われる吉原。かなり広いけれど、遊女たちは売られてきた額以上に働いて、身請けされるか、お役御免にならない限り、外へは決して出られませんでした。大門と呼ばれる門から一歩でも出ることは「足ぬけ」と言われるご法度で、出るのは命がけだったそう。
80年代に名取裕子さん主演で「吉原炎上」という映画がありましたが、まさにあの世界。映画同様、結構、えぐいシーンもありますが、吉原という場所を描くには必須のシーンなのかもしれませんね。

「ありんす」「おくんなんし」「わっち」などなど、方言を隠すために使われた「花魁言葉」や衣装などの描写が興味深く、江戸風俗の一端を知るにも格好の書。惜しむらくは、今のところ、一巻のみで終わっているという点。安野さんがこの先を描く気があるのかないのか、全然わかりませんが、続きを待ちたいと思います。

なぜか男性コミック誌で連載されていた本作品。でも、絶対、女子が読んだほうが面白いと思いますよ。だから、私のように読み損なっていた人、ぜひ読んでみてね!

『さくらん』
安野モヨコ 著(講談社)定価900円

お勧め度 ★★★★☆

『さくらん』を発行している講談社のサイトはこちらです。
http://www.kodansha.co.jp/

Book0822_2 ●マガジン見どころ、読みどころ

バイラ 9月号


この秋冬のバッグのトレンドは「でかい」です。本やら雑誌やら使いきれないコスメが入ったポーチやらが入っていて、いつもやたらと荷物が多い私としては、願ってもないトレンドであります。「でかバッグ」に本当に荷物をぎゅうぎゅう詰めこんじゃあ、おしゃれが台なしだと思うけど、私はきっと詰め込んでしまうことでしょう。それにしても、

'06年 秋の靴&バッグ バイラ的完全ナビ
のしょっぱなに掲載されていた「クロエ」のバッグは、私の好み、直球ど真ん中でした。大きさ、ポケット、ファスナーできっちり閉められる、床に置いても大丈夫な鋲つき、色、調節できるベルト…と素敵な要素がてんこもり。現在、むちゃくちゃ気に入っている「マジメな装いで取材に行く日用」の「セオリー」のバッグに、勝るとも劣らない完璧さ。欲しいなあ。ただね、値段は約20万円とお高いんですけどね…。また、こなれたデザインが人気の「ヴィア リパブリカ」のショルダーも気に入りました。こちらは約6万円。う…、絶妙なプライス。ショップで出合ったら、持ち帰ってしまう可能性大だ。それから、

OVER40限定! 愛しの「ちょいモテおやじ」品評会
という読み物が面白かった~。日本部門第1位の佐藤浩市さん、私もやっぱりダントツ1位で大好きです、はい。いつだったか、「徹子の部屋」に出演されていた時、ずーっと鼻をすすっていたのが、意外でしたけど。鼻、かんで、浩市。と、テレビに向かってつぶやいてしまったことを思い出しました。

 
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2006-08-22 | 固定リンク | コメント (0)

『御社の営業がダメな理由』は、営業ウーマン以外にもおすすめ。

Book0815_1 『御社の営業がダメな理由』。うまいっ。思わず、惹かれるタイトルです。といっても、私の仕事は「営業」ではないし、この本はれっきとしたビジネス本。硬い内容でそれほど面白くはないだろうなあ――そんな、とっても意地悪目線&低いテンションで読み始めました。しかし、著者の藤本さん、すみませんでした。面白かったっす。っていうか、私、営業ウーマンでないというのに、藤本さんのご指摘、いちいち思い当たって、耳が痛かったっす!

この本、「営業」でなくとも、日本で仕事をしている人間ならば、誰でも「ハッ」とする部分があると思いました。たとえば……。
月末だけ追い込みで頑張って営業成績のつじつま合わせをする社員、営業目標に達していない部下に向かって「今日は絶対に受注するまで帰ってくるな!」と叫ぶ上司、精神論をやたらと振りかざす上司、たいして真剣に読まれもしない「営業日誌」を書く時間と労力のムダ、「スーパー営業マンが入ってくれたらいいのになあ」と漫然と社員を募集し続ける会社の徒労と費用のムダ……ああ、なんというか、すべて「ありがち」じゃありませんか? 私も、ふだんはわりとロジカルに話をするタイプなのに、突然、我が身を思い切り棚にあげて精神論をぶつことがあり、周囲に大変迷惑をかけております。

藤本さんは、キッパリ、冷静に言い放ちます。平均的営業マンが、スーパー営業マンに変貌するなんて幻想だ、と。
さらに藤本さんいわく、
「誤解を恐れずにいえば最も大事なことは、二十歳を超えた成人の場合、その能力は一部の例外を除けばほどんど向上しないという、そら恐ろしい現実を受け入れること」
あまりにもクールなご意見であります。しかし、藤本さんは「努力したってムダだ」と言っているわけではないんですね。「大多数を占めるであろう標準的な人間」がノウハウを身につければ、飛躍的に数字は伸びるはずという、現実論を述べていらっしゃるんです。

ノウハウは簡単。「結果的怠慢時間」を減らし、営業量をひたすら増やすだけです。結果的怠慢とは、「周囲や本人はサボっている認識のない」怠慢のこと。つまり、長い時間をかけて営業日誌を書いたり、効率の悪いルートでまわったり、営業セミナーのような講習会をやたらと開催して社員を参加させたり。本来の営業活動以外に膨大に割かれてしまっている勤務時間を取り戻すこと。それが何より大切だそうです。なぜなら、営業は確率だから。成功の確率を上げるには、母数を増やせばいいのだ、と。

目標に向かって努力するのは大切です。人間はいつまでも成長し続ける生き物であるのも本当です。人は誰でもオンリーワンな存在です。第一「自分はいたって平均的な人間」と自己分析するのは、ちょっと辛いです。だから、藤本さんのアドバイスは少々キツイ。だけど、まずは謙虚にそこからスタートすることが、仕事の効率を上げる確かな道だとすれば――藤本さんのアドバイスを受け入れたほうがいいと思いませんか? ナンバーワンにはなれないと、わかっていても。

取材や打ち合わせ以外の時間は、ひとりで仕事をしている私の場合、「結果的怠慢時間」や「意識的怠慢時間」の多さは目に余ります。自分のことなのに、目に余っております。他人に見られたら、「働け、ボケ!」と怒鳴られること、間違いなし。よ~し、自分にもっと厳しくするぞ~! そんな決意をさせていただきました。まあ、自分に滅法甘い私です。この決意がいつまで続くかわからないですけどね。って、案の定、この原稿も締め切りギリギリに書き上げました……。

『御社の営業がダメな理由』
藤本篤志 著(新潮新書)定価714円

お勧め度 ★★★☆☆

『御社の営業がダメな理由』を発行している新潮社のサイトはこちらです。
http://www.shinchosha.co.jp/

Book0815_2●マガジン見どころ、読みどころ

ノンノ 16号

ヨガ、流行ってますよね~。もはや流行というより定着しましたね。女性誌の「ヨガ特集」も定番化して、「どっかで読んだような…」という気分になることも。だからこそ、『ノンノ』16号のようなヨガ特集を見かけると「おっ」と思っちゃいます。

パート1「朝ヨガ・夜ヨガ」一週間DIARY
パート2 ハピヨガで「ココロぶす」に喝!

試して役立ち、読んで面白い、オーソドックス+変化球の合わせ技といった記事です。特に、「ココロぶす」がいい。「森三中」の村上知子さんが「ココロ美人」になるためのポーズを実践しているんだけど、ヨガ特集に、こんなパンチのきいた体格(失礼!)のモデルが登場するなんて珍しいよ。親近感、わくわ~。「なんだかワケもなくイライラする~」って症状に効くポーズなど、今すぐ実践したくなったし。これで私も、優しく穏やかな人間になれるかしらん。

もしかして私……フェロモンが足りない?
は、「もしかして」どころか、フェロモンなどあったためしがない私としては、今からでも知りたい内容でした。が、しかし! 最初の「フェロモン指数チェック」をしてみたら、なんと私、「100フェロモン」とブッチギリのフェロモン女子という診断結果に。あら? うふふ。意外と私ったら、フェロモンを撒き散らしてるのかしら?…って、そんなはずないぞっ。この診断結果だけは、大ハズレでした。

 
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2006-08-15 | 固定リンク | コメント (0)

女子であることを楽しむために。『大人のためのブラ塾』&『超オンナ磨き――美のカリスマ・IKKOの幸せを呼ぶゴールデンルール』

Book0808 ライターという仕事の楽しい面は、さまざまな分野のエキスパートと、じっくりお話しさせていただく機会に恵まれることだと思います。時には、準備不足だったり、「ウマ」が合わなかったりで、ふがいないインタビューになってしまい、後悔と自己嫌悪で一ヶ月以上眠れない日が続くこともありますが・・・・。でも、お話に感じ入って、しばらく興奮が冷めない!なんて場合がほとんどです。

それで今回は、私がお会いして特に胸を打たれたお二人が、たまたま同時期に本を発売されたので、一緒にご紹介したいと思います。お二方とも「女性を美しくすること」に全身全霊で尽くしていらっしゃる方なんですよ!

一冊目は、ランジェリーショップ「ブティックシーン」オーナー、國保和子さんによる『大人のためのブラ塾』。今持っているブラが「ちょっと合ってないかしら?」と感じている女子に、ぜひ読んで欲しいなあ。
また、「体型が崩れた・・」とガックリきている女子や、肩こりがひどいとお悩みのあなたにも、超おすすめです。もしかすると、ブラの選び方を改めるだけで、悩みが解消するかも!? 
ブラについて何も悩んでないという方も、ちょっと待って! 試着せずに買っている人、寄せて上げればいいと思っている人、カップやアンダーのサイズを頑なに変えない人、どんな服でも同じブラをしている人――どれか1つでも当てはまったら、國保さんから「正しいブラ選び」を指南してもらっても、損することは絶対なし。ブラそのものも美しく、着けてさらに美しく、しかも身体に負担のかからない「正しいブラ選び」の知識は、女子ですもん、ないよりあったほうが良いと思うの。

ランジェリー特集に欠かせないショップとなった「ブティックシーン」には、インポートから国産ブランド、オリジナルまで、こだわりの商品がたくさん並んでいます。でも、このショップの何より素晴らしい点は、スタッフ全員が、それはそれは親身になって一緒に悩み、選んでくれること。そんなショップのオーナーである國保さんですから、この本のアドバイスは本当に心がこもっていました。

さてさて、次にまいりましょう。こちらは、今やバラエティ番組でも大人気の美容家・IKKOさんの『超オンナ磨き――美のカリスマ・IKKOの幸せを呼ぶゴールデンルール』です。この本には、女性のような男性のようなどちらでもあるような、不思議なIKKOさんからの「女子道を究めるためのアドバイス」がぎっしり詰まっています。
もちろん、IKKOさん自身は男性です。でも、女性に生まれなかったことに悩み、「それなら、女の人をキレイにする仕事をしよう」と決意して以来、ストイックに仕事を続けてきた人ですし、男性らしく少々ゴツメの(?)体格の自分を、いかに美しく見せるかにも、長年苦心してきた経験をお持ちです。だから、美しくあるための秘密をおしみなく披露してくれる本書が、読むに値する一冊であるのは当然かもしれません。

たとえば、IKKOさんは「脚だけには自信がある」から、その美脚を最大限キレイに見せるため、ナマ脚&10センチのピンヒールがお約束。すると、姿勢が良くなり、お尻も下がらないという、うれしいおまけもついてきたそうです。家でもハイヒールで過ごすんですって! 徹底していますよね。実際、ご自宅でお会いしたIKKOさんはハイヒールを颯爽とはいていらしたし、間近で見たおみ足はピカピカつるつるで、とってもキレイでホレボレしました。

ストイックに美を追求し、完璧に仕事をこなす國保さん&IKKOさんは、思いを全力で語ってくださるという点も共通しています。実は私、お二人とお話をしたさい、ヒシヒシと伝わってくる「女性をもっとキレイにしたい!」という思いに、思わず目頭を熱くしてしまった思い出があります。仕事もインタビューも、妥協&手抜き一切なしのお二人でした。だから、今回ご紹介させていただいた2冊が、いかにもお二人らしく、熱いメッセージに満ちていたことがうれしくて。
この二冊を読んで、皆さんも、もっともっとキレイになってくださいね。私もちょっとはマシになるよう、なんとか頑張りまーす。

『大人のためのブラ塾』
國保和子 著(小学館)定価1365円
発行している小学館のサイトはこちら。
http://www.shogakukan.co.jp/

『超オンナ磨き――美のカリスマ・IKKOの幸せを呼ぶゴールデンルール』
IKKO 著(アスコム)定価1365円
発行しているアスコムのサイトはこちら。
http://www.ascom-inc.jp/


お勧め度 ★★★★☆

 
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2006-08-08 | 固定リンク | コメント (0)

難病を抱えて生まれた娘と生きる。愛情あふれるドキュメント『娘よ、ゆっくり大きくなりなさい――ミトコンドリア病の子と生きる』

Book0801 いきなりですが、正直に言います。私は“難病や障害と闘う”内容の本が苦手です。
理由はいくつかあります。気の毒で胸がつぶれそうになりながら、「気の毒」と感じること自体、不遜じゃないか!と思うから。その半面、どす黒い性格の別の私が耳元でささやく、「感動をおしつけられてもさー、困っちゃうんだよねぇ、しょせん、他人事だし」という、超・人でなしの感想にゾッとするから――などなど。
時には、募金とかしちゃったりもするくせに、後者が自分の本当の感想なんじゃないか、と思うと、気が滅入ってしまい、どうも“難病や障害と闘う”内容の本は、私にとって、アンタッチャブルな領域の本なのであります。

なのに、今回ご紹介する本『娘よ、ゆっくり大きくなりなさい――ミトコンドリア病の子と生きる』は、バリバリ、“難病や障害と闘う”内容の本なんです。そして、これが意外にも、心から「読んで良かったなあ」と思った本でした。というのも、著者・堀切和雅さんの文章は、正直で、ユーモアがあって、感動をおしつけられた気がしないんです。だからこそ、堀切家の喜びや哀しみがリアルに浮き上がってきて、自分の気持ちが――不遜を承知で書くけれど――堀切さんと共にあるような、そんな気がしました。

著者の堀切和雅さんのお嬢さん、響ちゃん(なんて、ステキな名前!)が、生まれつき罹ってしまった「ミトコンドリア病」を、ものすごーくざっくり説明すると、エネルギーを作り出す働きをする細胞の異常によって、脳の働きに影響があったり、歩くのが困難だったり、麻痺が起こったりする病気で、哀しいことに、あまり長生きはできない疾患なんだそうです。そして、残念ながら、まだ完治する治療法も見つかっていません。20万人に1人の珍しい病気で、そのうえ、響ちゃんと同じ症例は世界に3例(!)しかないそう。もちろん、私もこの本を読んで初めて知った病気でした。

堀切さんは、拍子抜けするほど正直に、娘が「普通とは違う」ことを信じようとしなかったことを明かしています。しかし、その一方で、「なんだかおかしい」という疑念は拭えず、インターネットや文献で、むちゃくちゃ調べまくり、「もしや、この病気では、いや、まさか」と不安でいっぱいに。堀切さんご夫婦の揺れ動く心が、あまりにも正直に描かれていて、思わず胸を衝かれます。結局、堀切さんの不安は的中し、病名もその「まさか」を告知されてしまうわけですが・・・・。

「中間色の分かるシックな赤ん坊に育てよう」といった「呑気な計画」や、夫婦共働き継続計画など、あっけなくふっとんだ堀切家。好奇心旺盛な響ちゃんが、一秒でも長く楽しい人生を送れるよう、ひとつでも多く新しい体験が出来るよう、愛と笑顔に満ちた「今日という一日」を、文字通り、大切に紡いでいくという、予想もしていなかった家族のタスクと向き合うことになった日々が、本書には鮮やかに描かれています。

現在、4歳になった響ちゃん。絶対ムリだと思われていたのに、彼女は言葉を発し、自力で歩くこともあるそうです。なんと、プールにも入れちゃって、かなり楽しかったみたい。人間の可能性に「絶対ムリ」はないのだ、と改めて教えられる思いです。
堀切さんは、決して、感動をおしつけたりはしないけれど、響ちゃんが「小さいけれど、大きな一歩」を踏み出すたび感じる喜びも、波のように折に触れて訪れる哀しみも、両方、そのまま正直に記されている本書には、やっぱり胸を打たれてしまいました。

あとね、とにかく、まあ、響ちゃんがかわいいの。「自分の子として見なくても、かなり可愛いんじゃないかと思う。そう思うのを、親バカという」と遠慮がちに書いていた堀切さんですが、親バカになっても仕方がない。許してあげましょう。だって、ホントに相当の美人ちゃんなんですもん、響ちゃんって。

『娘よ、ゆっくり大きくなりなさい――ミトコンドリア病の子と生きる』
堀切和雅 著(集英社新書)定価693円

お勧め度 ★★★★★

『娘よ、ゆっくり大きくなりなさい――ミトコンドリア病の子と生きる』の詳細はこちら。ご購入もしていただけます。
http://www.s-book.com/plsql/com2_detail?isbn=4087203468


Book0725_2_1 ●マガジン見どころ、読みどころ

SPUR 9月号


「ルイ・ヴィトン」史上初の海外でのショーが行われた東京に、ショーと合わせて、デザイナーのマーク・ジェイコブスが来日したそうです。というわけで、さすが「SPUR」、

ルイ・ヴィトン&マークが東京を熱くした3日間
という特集で、バックステージやオフの時間のマークに密着しています。素顔のマークって、とってもお茶目。「アンダーカバー」から買い物して出てきた時の表情なんか、ただの洋服好きの小僧のようです。あと、前から思っていたんだけど、マーク、私の友達の某女性誌の編集長に似ています・・・・日本人に、こういう感じのおしゃれ男子って、時々、いませんか?

tres tres 名作トレンチBOOK
今年の秋冬は(今年も?)マストになるらしい、トレンチコート。その中でも、名作中の名作のカタログです。トレンチといったら「バーバリー」は当然ですが、「エルメス」や「ボッテガ・ヴェネタ」など、いろんなラグジュアリー・ブランドが目白押し。しかし、「エルメス」のトレンチ、126万円ときましたか~。超かっこいいんですけどね。軽自動車とかハリー・ウィンストンの一粒ダイヤモンドみたいな値段です。うーん、欲しいけど、こりゃもう、悩むまでもなく、あきらめます。

 
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2006-08-01 | 固定リンク | コメント (0)

 
 
 
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