婚約した人、ボーナスで自分にご褒美を贈る予定の人。どちらにも読んで欲しい! 『ダイヤモンド・ジュエリー入門』
ジュエリーの中でもダイヤモンドという宝石は、一種特別な響きがあります。言うまでもなく、クイーン・オブ・ジュエリーであるブライダル・リングはダイヤモンドが「ちょこん」と付いているリングを指すし、マリリン・モンローも映画の中で「ダイヤモンドは女の子のベストフレンド」って言っていたし。そうでなくてもそれなりのダイヤを買おうと思ったら、お値段がお値段です。そりゃ、思い入れも格別になろうというものですな。
ところが、ダイヤモンドの買い方本って、ほとんどないんですね。「宝石図鑑」のような本はあるのに、「買い方」を教えてくれる本はすごく少ない。不思議です。
そんななか、つい先日発売され、「これこれ!」と私が食いついた本が『見る・知る・選ぶ 永遠のきらめき ダイヤモンド・ジュエリー入門』。著者は、日本が誇る世界的ジュエラー「ミキモト」に長年勤められたという山口遼さんです。ご存知の通り、ミキモトは真珠が有名ですが、ダイヤモンドにも力を入れています。だから、著者を信頼できるというのが、まずうれしい。そして、肝心の中身も素人にわかりやすく書いてくれています。
たとえば、ダイヤモンドの良し悪しを判断する基本中の基本、カラット/カラー/クラリティ/カットを意味する「4C」の説明も、ひと目でわかるカラー写真つき。唯一「人間の手」が加わる評価対象である「カット」についてのお話や、歴史的なダイヤモンドの逸話も読み物として、すごく面白かった!
そして、一番知りたい「買い方」についても、「良い店を見分ける方法」「鑑定書の見方」「ブランド名にまどわされず、じっくり良いものを探す」など、ダイヤモンドを買う前に読んでおきたいアドバイスがずらり。たとえば、ブランド物を買うなら、そのブランドがメンツにかけて作った品物をお買いなさい、と山口さん。いわゆるノーブランドの場合、同じクオリティのダイヤモンドがぐっとお安いけれど、デザインの好みもあるし、要は「本物を見る目を養ってから、じっくり選んでお買いなさい」ということでしょう。
もう少し過激な(?)「買い方本」では、宝石コンサルタントの長 勝盛さんによる『間違いだらけの宝石店選び』があります。こちらの本には、より具体的に「良い宝石商」を見分ける方法が書いてあって、聴診器を携帯していないお医者さんが信用できないのと同じように、最低限、ルーペやライトを携帯している販売員さんから買いましょう、とアドバイス。また、「裸石」を置いている店は石に自信がある店だ、など「へえ、なるほど」と思う「見分け方」を教えてくれます。
今回の2冊の本をバッグに忍ばせて、銀座、新宿から日本一の宝石街・上野御徒町へダイヤモンドを見に行ったところ、にわか知識ながら、値段だけでなく「石」そのものを見るようになったし、販売員さんにお話を聞かせてもらうのも楽しくなりました。ちなみに、ルーペを持って説明してくれた販売員さんは確かに例外なく懇切丁寧、予算と折り合う中でお勧めのダイヤモンドを理由と一緒に提案してくれましたよ。さらに付け加えると「裸石」をいくつも置いてあるお店は、“ルーペ片手の販売員さん”率が高かったかも?
婚約指輪を買う予定がある人はもちろん、自分へのギフトにダイヤモンドを考えている人も、ぜひこの本に目を通してからショップ巡りをして、一生の宝物となるダイヤモンド・ジュエリーに出会ってくださいね。
『見る・知る・選ぶ 永遠のきらめき ダイヤモンド・ジュエリー入門』。
山口遼 著(東京美術)定価1575円
お勧め度 ★★★★☆
『見る・知る・選ぶ 永遠のきらめき ダイヤモンド・ジュエリー入門』を発行している東京美術のサイトはこちらです。
http://www.tokyo-bijutsu.co.jp/
今週のもう一冊
『間違いだらけの宝石店選び』
長 勝盛 著(現代書林) 定価1224円
●マガジン見どころ、読みどころ
ノンノ・モア ウエディング 2006年秋冬版
もうすぐ6月。ジューン・ブライドの季節です。ジューン・ブライドな読者の皆さん、おめでとうございます。ジューン・ブライドをお祝いする読者の皆さん、お祝いやゲストドレスなど、何かと物入りですね・・・・。
さて、ウエディングを控えている女子、必読の雑誌といえば『ノンノ・モア ウエディング』。「2006年秋冬版」では、シャネルの個性的なドレス特集が必見です。特にブラック・ドレスがかっこいいな。ブラック・ドレスをお色直しに着るなんて、粋だわ~。
付録は「やっぱりハワイでウエディング!」と「スケジュール&マネーノート」の2本立て。今年中に結婚する予定はまったくなくても、結婚資金用貯金の参考になりそうです。
もちろん、ウエディング・リングの情報も満載。私が「あ、これいいなあ」と思った、好みのステキなリングは「デビアス LV ジャパン」のでした。値段は336万円でした・・・。
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ベタな女の子らしさを前面に出すのが恥ずかしい、引っ込み思案な性格が災いして(?)、なんとなく結婚しそこなっている――そんな
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