今回も失礼して質問から。これは、なんの花でしょう? 直径は約3cmです。桜? 梅? 桃?
アプリコットのゴールドコットという品種です。昨年我が家にやってきて初めての花。果樹の本で確認したら、アプリコットはバラ科サクラ属の中高木で、桜の少し前に開花するとありました。東京の桜の開花より1週間前だったので標準的な時期だったのですね。
普通、こういった落葉樹の苗は葉のない休眠期に植え替えをするので、寒い時期に市場にたくさん出回っています。2年にわたりネットで探したのですが、きれいな色の小粒の実がなりそうな品種の苗が見つからず、秋を待つか、とあきらめていた昨年GW直前、ネットでこの苗を発見。冬に届く苗は、枝も葉もない、50~80㎝ぐらいにの棒(根はついていますが)のようなもの。それを冬のうちに植えつけて、60㎝なりに剪定。そうすると、翌春、勢いよく枝が伸び、きれいな形に育つ(はずな)のです。
ところがこのアプリコットは、届いたときに、すでに170㎝ぐらい。宅配ボックスによくぞ入ってくれた、と感謝したほど。すでに上のほうに枝も葉も生えていました。夏は葉が水分をどんどん吸い上げるので、剪定は禁物で、そのままの状態で夏秋を越し、冬に突入。葉が落ちたときに短く剪定するべきだったのかもしれないのですが、勇気が出なくて、そのままに。そして、いきなり先週つぼみを発見! ついに初の開花です!!
ということで、今の姿は、ジャーン!!
とほほ。ちょっと微妙な…。頭だけに枝と花。このまま低い位置に枝が出ないようなら、来冬切り戻します。
とにもかくにも、花は咲いてくれた。しかし、次の難問が! 多くの果樹は、1本だけでは実がなりません。レモンもオリーブもブルーベリーも、そしてアプリコットも、近い品種の木といっしょに育てると安定して実がたくさんできやすいのです。
このアプリコットの相棒の(はずの)プラムのメスレー(こちらもバラ科サクラ属)といえば…ジャーン!
あらら、こちらは葉だけ。このプラムはおととしの冬に棒(今の状態から枝をとった姿)で届き、自分で10cmほど剪定。しかし昨春も枝は伸びるものの、まだつぼみもできず。今年こそ、と開花の希望を持っていましたが、なんと、いきなり葉だけが次々と。桜と同類ということは、葉は花の後のはずだから、今年も花は咲かない?! 万が一、この後咲いたとしても、花期がこんなに違っては、受粉できない?! とほほ。
ということで、無駄かもしれませんが、耳掻きを買ってきて、綿毛でアプリコットの花粉を花から花につけてまわってみました。結実しますように。
樹形の仕立て方にしろ、結実にしろ、ガーデニングは長いスパンで試行錯誤の繰り返し。シロウトガーデナーに悩みはつきません。は~。


