『ナルニア国物語』4兄妹&魔女、来日記者会見ルポ!

『ロード・オブ・ザ・リング』『ハリー・ポッター』を超えると噂の話題作『ナルニア国物語 第一章 ~ライオンと魔女~』が、ついに3月4日から全国公開される。それに先立ち2月15日、新宿・パークハイアットホテルにて、監督、プロデューサー、出演者らによる来日記者会見が行われた。
原作は、20世紀を代表するイギリスの作家、C.S.ルイス(1898-1963)。児童文学の最高傑作と呼び声高い『ナルニア国物語』は、全7巻からなる壮大なファンタジー作品で、全世界での総売り上げはなんと1億部を突破している!
7巻の第一作目『ライオンと魔女』は、シリーズの中で最も人気のある作品と評価されている。四人兄妹の末っ子ルーシーが、古い屋敷の空き部屋にある大きな “ 衣装ダンス ” の中を通り抜け、雪の降り積もる別世界ナルニアへと足を踏み入れる冒頭のシーンは、あまりにも有名。やがて四人の兄妹のナルニア国での奇妙な旅が始まる。そこには、人の言葉を話す不思議な動物たちとの出会いがあり、すばらしい冒険をする一方、善と悪との戦いに巻き込まれてゆく。
「この作品のキャスティング選びには、1年半を要したそうです。僕はオーディションを受けた瞬間から、この作品との強い結びつきを感じていたので、いつ監督から返事が貰えるのか、ただただ長い間ずっと待ち続けていました。そしてようやくこの役が自分に決まったと知らされた時は、とうとう僕のものになったぁ~と大興奮! 完成した映画を見た後は、体が震えるぐらい感動してる自分がいました。お気に入りのシーンは、疑う余地もなく、台本を読んだ時点で思わずニヤリと笑ってしまった、刀を抜いて勇ましく戦いへ挑むところ。ピーターの一番の見せ場だと思ってます」
(長男ピーター役/ウィリアム・モーズリー)
「ある日、すごく混んでるバスに乗っていた時、監督から僕の携帯に電話がかかってきました。“ 君に決まったよ ” って言われて、本当は飛び上がりたいほど嬉しかったけど、周りに人がいっぱいたもんで “ ああ、そうですか。わかりました ” とぶっきらぼうに応対してしまった(笑)。監督はクールに受け答えする僕に、拍子抜けしたんじゃないかな?
この作品を通じて、自分の人生はこれからどんどん変化し、明るくなっていくんだろうなと実感しました。14歳の僕にとって、『ナルニア国物語』に携わった日々はかけがえのないものだし、一生忘れないと思います」
(次男エドマンド役/スキャンダー・ケインズ)
「このフィルムは、全体を通して私たち兄妹が怖がるシーンが多かったと思います。でも、ほんわかしたムードももちろんあって、私がとくに気に入ってるのは、ビーバーの洞穴に入っていくシーンですね。監督がビーバーの真似をして動き回ったり、現場は笑いでいっぱいでした。撮影を通して私たちは、本当の兄妹のような関係が築けたと思います。この一員に加われたことが嬉しかったし、それから期待を上回る作品に仕上がったことを、誇りに感じてます」
(長女スーザン役/アナ・ポップルウェル)
「私がルーシーに決まった時は、すごーく嬉しかった。でも、ちょっとだけ心配でした。撮影のために、家を4か月も離れなくちゃいけない。実際は6ヶ月かかったんですけどね(笑)。私はまだ8才だったので、映画に出れるという興奮と、それから最後までお仕事することができるのかなぁって、正直恐かったです。撮影のベースキャンプに行くと、スタッフや役者さんたちがたくさんいて、とにかくびっくりしました。でもそんなみなさんと友達になれたことが、一番嬉しかったです」
(次女ルーシー役/ジョージー・ヘンリー)
兄妹を脅かす“ 白い魔女 ”を演じたのは、映画『ザ・ビーチ』やモデルとしても活躍する、ティルダ・スウィントン。冷血で表情の変化をあまり持たない彼女の演技は、本作の要といっても過言ではない。記者から「ご家族はこの作品を見て、どんな感想を持ってらっしゃいますか?」の質問に対し、
「実はまだ見てないんです。というか、子供たちは見たくないっていってるんですよ。ですから残念ながら、チケットは2枚売れなかったということになりますね(笑)。私の過去の出演作ですら、一度も見たことがないんです。まぁ子供が安心して見られる映画は1つもなかったので。でもナルニア国なら大丈夫かなっと思ったんですが、今のところは無理みたい」
びっくりするほど正直なティルダの発言に、会場が笑いで包まれた。
「私が演じた魔女は、C.S.ルイスが作り上げたキャラクターです。ですから、役づくりの面では、とてもシンプルなものでした。魔女は人間ではありませんからね、いうなればなんでもアリな存在。子供たちを怖がらせることが一番大切なことでした。理解できない不可解なこと、それは一種の冷たさではないかと監督と結論を出しまして、感情がまったく現れないムードを出して演じました」。
本作品の監督は、『シュレック』、『シュレック2』でフルCG作品を手掛けてきたアンドリュー・アダムソン氏。実写は、今回が初の試みとなった。
「プレッシャーっていうものは、どの映画を作っていても感じることですね。まして本作はスケール感があり、しかも世界中の人に愛されてるストーリーだった。私自身も原作を8歳の時に読み、大変なファンでしたので、そういった意味では大きなプレッシャーは感じました。ただ、映画作りのプロセスは、アニメーションとそう変わらない。唯一違ったのは、4人のかわいい子供たちと一緒に仕事ができたってことです。家族のような意識が生まれました」。
ディズニーが贈る世紀のファンタジー・プロジェクト『ナルニア国物語 第一章~ライオンと魔女』が、ついに幕を開ける! 春を奪われ、100年の冬に凍えていたナルニア国で、四人の兄妹はどんな奇跡を起こすのか?
(取材・文/永原由香子)
*『ナルニア国物語』公式サイト(PC・携帯) http://NARNIA-jp.com
3月4日公開(2月25日から先行上映も決定)
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
THE CHRONICLES OF NARNIA, NARNIA, and all book titles, characters and locales original thereto are trademarks of C.S. Lewis Pte Ltd. and are used with permission. (c) DISNEY ENTERPRISES, INC. and WALDEN MEDIA, LLC. All rights reserved.
写真、左から
監督:アンドリュー・アダムソン
白い魔女役:ティルダ・スウィントン
エドマンド役(次男):スキャンダー・ケインズ
ルーシー役(次女):ジョージー・ヘンリー
スーザン役(長女):アナ・ポップルウェル
ピーター役(長男):ウィリアム・モーズリー
プロデューサー:マーク・ジョンソン
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2006-02-16 | 固定リンク
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» 先行上映「ナルニア国物語」を見てきました。 トラックバック よしなしごと
先行上映でナルニア国物語 第1章ライオンと魔女を見てきました。オールナイトだったので、午前中は梅の写真を撮りに行き、すぐにオールナイトに備えて昼間はお昼寝。夜中に起き出し、バイクで映画館へ。トメルミンと眠眠打破を飲んで、眠気に備えました。... [続きを読む]
トラックバック送信日 2006/02/26 21:00:43
» 「ナルニア国物語」ファンタジーの世界に乗れるかどうか トラックバック soramove
「ナルニア国物語」★★★
ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル出演
アンドリュー・アダムソン監督、2005年アメリカ
出来のいいファンタジー
戦争で田舎に疎開して、大きな屋敷に
やってきた4人の兄弟姉妹
女の子が大きな衣装ダンスの扉を開けると
...... [続きを読む]
トラックバック送信日 2006/04/22 11:12:30

コメント
「ナルニア国物語/第2章」が近々リリースされるよーです。そんなこんなでナルニア系のちょっと面白いもの発見したので載せてみます。自分もなりきってみようかな...
By ナル二アン隊長
投稿: | 2008/04/25 1:28:57