「近代能楽集」NY公演レポートVol.5 千秋楽
7月30日(土) ニュークータイムズの劇評が掲載された、その日、彩の国さいたま芸術劇場で6月1日に初日をあけた「近代能楽集」も千秋楽を迎えた。
「卒塔婆小町」では、いつも以上に壌さんの声が響きわたり、力がこもった熱演がくり広がられ、「弱法師」では、藤原竜也さんの演技に、昨日までの声の高低や柔軟性だけでなく、緩急の間合いも加わり、さらなる成長をみせ、本人が「完結」を意識したように、まさに歴史に残る最高傑作・完成品を見せてくれた。
さいたま初日から、さいたま千秋楽、ニューヨークに来てからは、毎日 同じ芝居を同じように観劇してきたが、まったく飽きることはなかった。ひとつには、三島由紀夫氏の言葉の美しさ、豊潤さに酔いしれて時を忘れてしまっていたことがあろう。さらには、日々 回を重ねる度に成長する藤原さんの演技を観察する楽しみがあっただろう。今日の出来が満点かと思うと、翌日にはさらに上の演技をだしてくる彼の限界を知らない成長ぶりは驚嘆に値する。その演技力は、ニューヨークタイムズ紙も、認める結果になった。
蜷川演出「近代能楽集」は、ニューヨークに、確かな「成功」をしるして、幕をおろした。
Photo: Stephanie Berger
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2005-08-01 | 固定リンク
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» 拝啓 s-woman.net 様 トラックバック 一輪咲いても梅は梅
もはや、藤原竜也ファンはS−woman.net様には足を向けられませぬ。
素早いNY公演のライブ感あふれるレポにNYtimesの劇評の報告、戦慄するほど美しい竜也俊徳の舞台での写真。
ご馳走様でございます!ありがたくて涙がでそうです。
でも・・ちょっとマテ?!
この記事を書いた天晴れなお方は
さい芸からNYまで毎日観劇したみたいじゃございませんこと!??
・・・ホントっすか??
う、うらやましい・... [続きを読む]
トラックバック送信日 2005/08/02 0:10:51

コメント
どこよりも濃厚で素早いレポ。NYに行きたくても行けなかった無念の藤原竜也ファンとしてお礼を申し上げたく存じます。ここの記事の中身はきちんと舞台をつぶさに見届けてきた人の偽らざる感想が述べられているように感じます。舞台という「生もの」を旬のうちに文章にして届けるその機動力に恐れ入りつつ、堪能させていただきました。ありがとうございました。
投稿: janis1969 | 2005/08/01 23:50:30