アメリカ演劇界に名を残した!トニー賞にノミネートされた3人の日本人女性
去る5月10日、第59回トニー賞の候補ノミネートが発表され、宮本亜門氏演出によるミュージカル『太平洋序曲』が4部門でノミネート。『太平洋序曲』は既に閉幕しているため、候補の対象から外される可能性があった中で、結果は予想よりもはるかに多い4部門。そのうち3人は日本人女性がノミネートされている。
「装置デザイン賞」にノミネートされたのは、本水を使用し能楽の舞台をアレンジした装置で喝采をあびた松井るみさん。
コシノ・ジュンコさんは生地など細部にまで徹底的なこだわりをみせた衣装で「衣装デザイン賞」のノミネートを獲得。
そして、『太平洋序曲』のプロデューサーの一人として「ミュージカルリバイバル作品賞」候補に挙がったのは、吉井久美子さん。
プロデューサーの吉井久美子さんは、「自分自身が、ミュージカルリバイバル作品賞にノミネートされたことよりも、装置と衣装で候補に挙がったことを嬉しく思っています」と気負いなく喜びを語る。「候補に挙げて頂いたことだけで十分、これまでの日々が労われました。お力添えを頂いた方々に心より感謝致します」と、結果如何に関わらず、謙虚に今回の快挙と関係者への謝意を幾度となく口にしていた。
(写真はトニー賞ノミネートを伝える新聞を見るプロデューサーの吉井久美子さん)
この『太平洋序曲』が初演された1976年は、あの大ヒットミュージカル『コーラスライン』が開幕したシーズン。同年度のトニー賞では、10部門でノミネートされていたが『コーラスライン』の前では惜敗を期し、装置と衣装部門のみでの受賞だった。
長いトニー賞の歴史の中において、初演の舞台で装置賞を受賞し、再演の舞台で別のアーティストが装置を手掛けて再度受賞したのは『王様と私』しか例がない。衣装賞の場合でも『王様と私』、『キャンディード』、『キス・ミー・ケイト』のわずか3例だ。日本の文化に根ざした今回の再演の美術や衣装が受賞なるか、注目されている。
初演、再演の『太平洋序曲』をともに観たという演劇情報紙「バックステージ」のジャーナリストは『美術は今回の再演のほうが勝っている』と力説し、松井さんの受賞を予想している。
米国演劇界最高の名誉、トニー賞の候補に挙がった3人の日本人女性たちの結果発表は
6月5日夜(日本時間6日 午前中)。
下の「コメント」をクリックして、人名欄はペンネームを、URL欄は不要、コメント欄にご意見を書き込んで「投稿」をクリックしてください。
トラックバックについて詳しくお知りになりたい方は、「トラックバックについて」をクリックしてご確認ください。
2005-06-01 | 固定リンク
トラックバック
このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.jp/t/trackback/160820/5376770
このページへのトラックバック一覧 アメリカ演劇界に名を残した!トニー賞にノミネートされた3人の日本人女性:

コメント
トニー賞ノミネートなんて、すごいですね!!
同じ日本人として、誇りに思います。
どうしたら、プロデューサーになれるんでしょうか?
一度 伺いたいです。
投稿: 亜門ファン | 2005/06/01 13:12:19