ほっこり気分になれる『ロジカフェ』(板橋区)
やっと本格的なゴールデンウィークに突入。新入社員や学生さんは、4月から続いていた緊張がほどけたころ、社会人としてがんばっている方は、やっと羽を休められる貴重な時期ですよね。今日は、そんなときにおすすめのカフェを紹介します。
池袋から、東武東上線の各駅停車にゆられ、中板橋駅まで。南口を出たら、昔ながらの商店街を8分くらい、てくてく歩きます。道の途中には、古くからのサンドイッチ屋さんあり、フルーツパーラーあり、和菓子屋さんあり。そういった食べ物屋さんの前では、部活帰りの小学生が買い食いしてたりして、なんだか妙に懐かしく、楽しい気分。その大通りからそれ、路地に入った先に見えてきたのが目的の場所。築40年の木造家屋をカフェに改装した、『ロジカフェ』です。
小さな庭先の植物を愛でながら、玄関先で靴を脱ぎ、スリッパを履く。もうこれだけで、地元の友達の家を訪れたかのような“トリップ感”。1階と2階を開放した家屋の中で、私たちお客は、自由に“居場所”を選ぶことができます。木の香りのする空間をぐるりと見渡せば、味わいのある家具や器があちこちに。聞けば、店主の藤間夕香さんと名倉哲さんが3年前にお店を始めるずっと前から、趣味の骨董市巡りをするなかで見つけたものだとか。それらを独特のセンスでディスプレイした空間が、なんとも粋でおしゃれです。
「お店が混雑すると、どうしたってぴりぴりした空気が漂ってしまう。あるとき、カフェを開いた目的はそうじゃないし、自分たちの伝えたいことがうまく伝えられていないね、と気がついて、今は金曜、土曜、日曜だけの営業にしている」というお2人。ゆっくりと時間が流れる空気の中で供されるのは、幼いころから料理に触れていたという藤間さんが作る、身近なのだけど、とても上品な和食。
今回注文した「季節のお惣菜5種とお魚料理のコース」(¥2000)は、食前酒に週替わりの季節のお惣菜(こごみの天ぷら、山うどの山椒白和え、山ぶきの煮物など)に、お魚料理(3種の中から選べる)、玄米入りのご飯、お味噌汁、スイーツ(選んだのは“本わらび餅 黒蜜添え”)、そしてお茶がつく、コース仕立てのセット。
平日は八百屋で働いているという名倉さんが仕入れてきた旬のお野菜を、1階奥の台所で藤間さんがていねいに調理、アンティークの器に美しく盛ってから、テーブルに運んでくれます。どのメニューも、古くから伝わる日本の魅力を上手に映し出したもの。しっかり噛んで、じっくり味わいたいものばかりです。このほかにも、季節の移ろいとともに内容が変わる「季節の料理」なども。5月、6月は「明日葉ジェノベーゼのオーガニックパスタ」(¥900)を展開しています。
やさしい光と心地よい風が通り抜けていく一軒家ならではの開放感と、磨きこまれた空間に流れるよどみのない空気、ずっと読書していたくなるような静かな時間。『ロジカフェ』は、心を“無”にしてくれる、貴重な場所だと思います。
住所 東京都板橋区弥生町68の1
電話 03(3956)2254
営業時間 12時~22時(16時~18時は閉店)、日曜のみ11時~20時(通し営業)
休み 月曜~木曜
http://www18.ocn.ne.jp/~rojicafe/
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2008-05-03 【カフェ】 | 固定リンク
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