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[カフェ]-ホッとなごんで、ゆったり笑って- ゆきののCAFE&DINING OUT

広沢幸乃
美味しくって、心からホッとできるカフェやレストランを日々探し続けるライター。みなさんにとっての“とっておきのお店”がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
コメントお待ちしています!

*いままで紹介したお店は、『ゆきのカフェBOOKMARKS』でご覧になれます。

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『ぴーまん』で野菜をおいしく、いっぱい食べる(新宿区)

Cafe080425_1

Cafe080426_2ちょっと忙しかったりするだけで、すぐ陥ってしまう“野菜不足”。意識はしていても、1日に必要な量だという350g(だいたい両手のひらいっぱいの量)を毎日継続的に食べるのは、けっこうむずかしい。最近、会社のある神保町から新宿まで歩いたり、散歩がてら新宿御苑へ遊びに行く機会が増えたことで、ぐんと足を運ぶ回数が増えたのが、東京メトロ丸の内線・新宿御苑駅すぐ近くにある生野菜ジュース専門店『ぴーまん』。おかげで、体調はすごく“いい感じ”です。

新宿御苑の顔といってもいほど老舗の、『ぴーまん』が開店したのは今から30年前。当時、「日本ヴォーグ社」の編集者だった行武喜美子さんが、“外食なのに、野菜がたくさん食べられる”という、自分の理想でもあったお店を実現させたのがここ。開店当時から、有機栽培の野菜や果物を全国の農家から取り寄せて、それらを上手に組み合わせながら、栄養たっぷりの野菜ジュース作りに力を注いできました。その結果、生まれたレシピも、今では100種以上に。

注文を受けてから滋味あふれる野菜や果物をカットし、ビタミンなどの栄養素を壊さない低速回転の巨大なジューサーにかけます。このとき、水分はもちろん、水あめやはちみつといった甘みや、着色料や防腐剤などの添加物を一切加えません。“100%生野菜ジュース”となると、「苦い?」「青臭い?」なんて思われそうですけど、そんなことはまったくなし。

例えば、アンチエイジング効果もあるといわれる5種の「カラージャンボジュース」(各¥900)。そのひとつ、疲労回復や便秘解消におすすめの「黄色ジャンボ」には、カボチャにレンコン、黄ピーマン、トマト、ヤーコン、パイナップルが。また、シミ改善や胃腸の調子を整えてくれるという「黄緑ジャンボ」には、ゴーヤにセロリ、緑ピーマン、キャベツ、ヤーコン、パイナップルが入っています。信じられないくらいの種類と量が入っているにもかかわらず、レモンやリンゴを加えることで自然の甘みが加味され、一気飲みしちゃうほど美味。メニュー表には、お悩み別におすすめのドリンクが表記してあるから、サプリメントのように気軽に選べます。
お腹がすいたな、というときのおすすめは、「野菜カレー」(¥1100)。ルーの中の具はもちろん、添えられたサラダにもしゃきしゃきの野菜がたっぷり。合鴨農法という有機栽培で育てた玄米に、麦を加えたご飯とよく合います。

『ぴーまん』でお腹いっぱい食べたとしても、極めて消化がよいから胃もたれはゼロ。次の日のお肌の調子は確実にいいし、ぽっこり出ていたお腹も気持ちもすっきり。

Cafe080426_3最後に豆知識をひとつ。行武さんによると、小じわにシミ、抜け毛に白髪……これらの老化現象は、体の酸化、つまりサビが原因で始まっていくのだとか。この“老け”を遅らせる最大の近道は、エステでもなく、ボトックス注射でもなく、日々の食事。1日500gの野菜と200gの果物を食べたほうがよいそうです。
10年後も20年後も、その先も、いきいきしていたいから、毎日とはいかないまでも、なるべく実践していきたいなぁと。そのために『ぴーまん』は欠かせない場所なんです。

住所   東京都新宿区新宿2の2の1 ビューシティ新宿御苑ビル1F
電話   03(3341)9472
営業時間 11時~20時30分(土日は12時~)
休み   木曜

 
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2008-04-26 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

焼き菓子を味わう『サロン ド ルボン』(港区)

Cafe080419_1

Cafe080419_2_2 ショーケースに入った生ケーキは、デザインも味わいも色とりどり。なのに焼き菓子は、老舗の洋菓子店も気鋭のパティスリーもどこか似ていて、区別がつきにくい――そんな風に思っている方、少なくないかもしれません。じつは私もそのひとりでした。

新しく誕生した『サロン ド ルボン』は、そういった概念を取り払ってくれる新しい試みの空間。おいしいレストランやバーがひしめき合う麻布十番の商店街にできたここは、まるですてきな邸宅にお招きいただいたかのような、ゆったりとした空気の流れる豪華なサロン。中央に置かれたショーケースの中には、焼き菓子がまるでジュエリーのようにディスプレイされています。

シェフ・パティシエを務める葛西由利さんによると、「焼き菓子を包む袋を取り払うことで、そぎ落としていたものを元に戻してあげる。そうすることで、焼き菓子はフレッシュでジューシーに。生菓子のような焼き菓子を提案することができました」。

こうした細かい工夫に加え、素材使いや味わいに幅が生まれたことで、ぐっと広くなった焼き菓子の世界。例えば、カラメル入りのカスタードを練りこんだ「サロン ド ルボンロール」(¥600)、フランス料理でいただくテリーヌのように濃厚な口どけの「テリーヌ・ショコラ」(¥620)、レモンソースをたっぷり使った「シトロン」(¥600)。甘みや酸味を組み込むのはもちろんのこと、葛西さんは、クミンやカルダモンといったスパイスや塩、オリーブ油なども絶妙に取り入れながらメニューを展開しています。塩味のカラメルソースとバター生地をミルフィユのように仕立てた「カラメル・サレ」(¥620)や、オリーブ油をつけていただく、焼きトマトにバジルをきかせた塩味のパウンドケーキ「ケーク・オ・サレ」(¥500)などがその一例。合わせて20種近くの想像力あふれるレシピが登場します。
どれを口にしても、今まで味わったことのない余韻、研ぎ澄まされた上品さ、素材の融合により生まれた味わい深さ……うーん秀逸です。

さらにはスペシャルティ・コーヒーで名高い、軽井沢にある「丸山珈琲」の店主が、『サロン ド ルボン』のオリジナルブレンドコーヒー「サロン ド ルボンブレンド」(フールセックという焼き菓子つきで¥1000)を提案。苦味、酸味が控えめで、ソフトな味わいが焼き菓子のおいしさを際立たせてくれるのも、うれしいおもてなしのひとつです。

Cafe080419_3_2 「季節野菜のミネストローネ」(パンつきで¥1200)や「タルティーヌ 野菜のフリット」(¥1600)などの食事メニューも充実しているので、女性ひとりのときは気軽なディナーにもいい。夜11時までオープンしているので、デートのしめくくりにふらりと訪れるのにもいい。

自分だけの隠れ家サロンとして、足を運びたい空間です。

住所   東京都港区麻布十番2の8の10パティオ麻布十番2F
電話   03(6436)0980
営業時間 11時30分~23時(22時LO)
休み   火曜
http://www.salondelebon.com

 
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2008-04-19 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

人が人を呼ぶ『ライス カフェ』(世田谷区)

Cafe080412_1

Cafe080412_2 先日このコラムで紹介した「あんみつ みはし」の広報・出利葉さんから「知人が開いているカフェで、居心地も料理も最高なんです。ぜひ行ってみてくださいね」と紹介していただいたのが、駒沢大学駅そばにある『ライス カフェ』。西口から徒歩1分、という非常に便利な場所にありながら、日常から逃避できる、とてもすてきな空間です。

もとは、オーナーの萩原盛人さんと仲間が9年前にはじめた、お弁当の移動販売。都内あちこちのオフィス街に車で出没する、当時では珍しかったそれは、多くのサラリーマンやOLさんが大行列をなすほどでした。口コミでその評判は瞬く間に広まり、現在の場所に厨房のようなスペースを設けるように。NYに住んでいたこともある萩原さんが、自宅にあるおしゃれな家具や、インテリア・ショップなどでふと見つけたアイテムを次々に持ち込むうち、いつのまにか人が集まりカフェになっていきました。

カラフルでキッチュなインテリア、思わずくすりと笑ってしまう雑貨たち。そしてお客さんが置いていってくれるという本。季節の移ろいとともに空間のイメージを変え、模様替えをするという店内には、まるで、そこで働く仲間たちの家に招かれたような、ぐっと身近で親しげなムードにあふれています。

かつてイタリア料理店で働いていた萩原さんが提案する料理は、単調になりがちなカフェのレシピとはかけ離れた本格派。素材をたっぷり使い、そのおいしさを引き出し、独特の調理法や味付けでオリジナルの1皿に仕上げます。例えば、シェフ時代にまかないとして作っていた「特製エミリアソースかけオムライス」(スープつき¥1150)は、ベーコンや生クリーム、トマトソース、パルミジャーノチーズなどを入れたコクのあるソースに、しっとりと炒めたライスとふわふわの卵がからみあったもの。

さらに、毎日食べにくる人がいるほど人気の「おまかせライスプレート」(¥1250)は、お米が立つようしっかり炊いたごはんに、スープ、主菜、副菜4品と、自家製ドレッシングで和えたサラダつきの超豪華メニュー。見て食べてわくわくできる、まるで“大人のためのお子さまランチ”です。野菜をたっぷり使っているし、スタミナもつくし、おまけに栄養バランスもとれててヘルシー。メニューが日替わりというのもうれしいところです。
出利葉さんおすすめの、甘みをぐっと抑えた「クッキークリームチーズケーキ」(¥500)は、スフレともベイクドともレアとも違う、新感覚のチーズケーキ。濃厚でひときわクリーミーなのに、ふわっと軽いのが特徴的。アンティークのマグカップに、おいしく淹れた「アールグレイ」(¥500)がよく合います。

Cafe080412_3あえて表立って宣伝しなくても、お客さんがお客さんを呼び、そこからどんどん広がっていくのが『ライス カフェ』。これぞ、“人が集まる店=いいお店”の方程式なのだと思います。みなさんも、その一員になってみませんか?

住所   東京都世田谷区上馬4の5の5
電話   03(3487)4360
営業時間 11時30分~25時
休み   不定休
http://www.ricecafe.jp/

 
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2008-04-12 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

ふらりと気軽に行きたいビストロ『zoshigaya miyabi』(豊島区)

Cafe080405_1

Cafe080405_2 週に1度はお茶をしたり食事をする、お取り寄せコラム担当の奥田さんから「いっしょに行こう」と誘ってもらったのが、雑司が谷に今年2月末に誕生したばかりの、「zoshigaya miyabi」。雑司が谷ってどこ? と疑問を抱く方がいらっしゃるかもしれませんが、じつは池袋から歩いて10分くらい、この6月には東京メトロ副都心線も開通するから、今まで以上に渋谷や新宿からもすぐ、という隠れ便利スポット。個人的には、鬼子母神境内で開かれる“手創り市”をひやかしに、ときどき足を運ぶ場所でもあります。

青々とした木々が生い茂る鬼子母神の目の前に突如現れた、ムードがあって、とてもスタイリッシュな空間。ジャズが心地よく流れる店内には、カウンターとテーブル席が4卓ほど。広さのわりに座席数をぐっと抑えたぶん、お客さんのひとりひとりが、ラウンジに来たような感覚で、ゆったりと時を過ごすことができます。おまけにガラス張りの店内から臨む緑いっぱいの景色も、最高のアートに。

お店を切り盛りするのは、平岩さんご夫妻。ご主人の隆さんは、「ホテルオークラ東京」で経験を積んだ後、在ニューヨーク日本総領事館公邸料理人、そして2005年からは在ノルウェー日本大使館公邸料理人として海外に赴任していた腕利きのシェフ。昨年の帰国をきっかけに、ずっと「住み心地がいいな」と思っていた雑司が谷に念願のお店をオープンしました。それも夫婦2人だけで営む、地元に根づいたビストロを。

可能な限り広くしたという天然木のカウンターと、まるでソファのように座り心地のいいスツール。席につくと、目の前で一流シェフの料理する姿が楽しめるのが、最初に胸に飛び込んでくる感動です。そして、神奈川の三浦や千葉の八街などの契約農家から直送されるお野菜、こだわりのあるお肉やお魚、さんざん飲んで、ものすごくおいしいと思ったものだけを集めたワイン。スペシャル感がありつつも、それが良心的な価格で楽しめることにも、また感動です。

何はともあれ、お疲れさまの「グラスシャンパン」(¥800~)を1杯。前菜として、日替わりで3種類ほど登場するスープの中から、10種以上の野菜が入った「根菜・キャベツ・チキンのスープ」(¥800)、田舎風お肉のテリーヌ「パテ・ド・カンパーニュ」(¥800)をチョイス。ちょっとお腹がふくれたところで、カーボロネロ(黒キャベツ)やブロッコリーロマネスク、赤軸ほうれん草など、珍しいお野菜を鋳物鍋で蒸し焼きした「野菜のポットロースト」(¥1300)を。これは、野菜が本来持つ甘みや旨みなどがぎゅっと閉じ込められた、岩塩をちょっぴりつけていただくシンプルな料理です。そしてメインは、骨までしゃぶりつきたくなるほど柔らかなお肉と、バルサミコやフォンドボー、玉ねぎなどを煮込んだソースとのマリアージュが絶妙な「豚スペアリブ マーマレード煮」(¥1300)。こちらを、果実味が強く、しっかりとしたボディの「グラスワイン(赤)」(¥500)とともにいただきました。

Cafe080405_3赤ワインをたっぷり使った「鶏のレバー煮」(¥600)や「牛ばら肉黒ビール煮込み」(¥1800)など、この店には、“かなり飲んべえ”だという平岩さんご夫妻ならではの、アルコールがぐいぐい進むメニューも充実しています。フランス料理は、ともすると、濃い目でパンチのある味付けに転ぶことも多いけれど、『miyabi』の料理はそれとはまったく正反対。ホテル経験のあるシェフだからこそ、まるみのある、やさしい味に仕上がっています。そう、“毎日でも食べたくなるフレンチ”なのです。ご主人曰く「お店のデザインはかっこよくしちゃったけど、じつは2人ともわいわいやるのが好きなタイプ。普段着のまま来ていただいて、楽しくおしゃべりしながら食べて、飲んでもらえたらうれしいです」。

住所   東京都豊島区雑司が谷3の9の9
電話   03(6906)5472
営業時間 18時~23時30分(LO22時30分)
休み   不定休
http://www.zo-miyabi.jp

 
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2008-04-05 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

 
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