今、注目のパティスリー『ドゥ パティスリーカフェ』へ。(目黒区)

目黒通り沿いにある“都立大学駅付近”は、東へ行けば中目黒や渋谷があるし、西へ向かえば自由が丘がある。そう、有名かつ老舗のパティスリーが軒を連ねるエリアです。
その激戦区地に、2007年12月1日にオープンしたのが『ドゥ パティスリーカフェ』。
パティシエを務めるのは菅又亮輔さん。地元新潟の洋菓子店で働いていた彼は、ある時、店主のすすめで海を越え、パリへと渡ります。さらに地方ならではの伝統菓子を学ぶためにアルザスやノルマンディ、リヨン地方のローヌアルプなどを3年かけてめぐり、帰国。さまざまなパティシエたちに影響を与え続ける「ピエール・エルメ サロン・ド・テ」にてスーシェフ(副料理長)として活躍した後、今に至るという、若いながらも華々しい経歴を持った人物。さまざまなパティスリーでお菓子の“伝統と進化”の両面を学んできた彼が作るお菓子たちは、柔軟性や創造力にあふれ、なおかつおいしい。これらショーケースに並ぶ商品すべてを、併設のカフェでいただくことができます。
私がオーダーした半円型の「カフェノワゼット」(¥450)は、舌の上でふわっととけてなくなるほど軽いムースの食感と、カフェとヘーゼルナッツの力強い風味が魅力的なケーキ。「コーヒー」(¥500)とのマリアージュも秀逸です。さらに、しっとりとして軽い食感の生地で他ではあまり見ない「ふんわり軽いクリーム」を包み込んだ、色とりどりの「マカロン」(各¥200)も、斬新な発想で私たちに夢と驚きを与えてくれます。
味もデザインも研ぎ澄まされたスイーツに、黒を貴重にしたスタイリッシュな店内……そうなると、ちょっぴり敷居が高く、特別な日にだけ足を運ぶ場所――そんな風に思えてしまうけれど、『ドゥ パティスリーカフェ』は違います。華やかなお菓子はもちろんのこと、シェフ自身が小さい頃から慣れ親しんだスイーツが大好きだからこそ、上部にもソースが隠れた「プリン」(¥300)や香ばしいナッツがアクセントの「シュークリーム」(¥200)などのオーソドックスなメニューが、“看板スイーツ”として位置づけられている。とても身近でフレンドリーな“街のお菓子屋さん”なのです。
「生き物であるお菓子を、おいしいなと思った素材を使って、最高のタイミングで手をかけ、作っているだけ」。おいしさの秘密が知りたくて、素材のこだわりやお菓子の創り方などを質問攻めにしていた私に、菅又シェフが発した言葉です。
おいしいものを作る人は、素材に命を吹き込むふしぎな能力を持つ――改めてこんなことを実感したのでした。
住所 東京都目黒区八雲1の12の8
電話 03(5731)5812
営業時間 10時~19時30分
休み 不定休
http://www.deux-tokyo.com
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2008-01-26 【カフェ】 | 固定リンク
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