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[カフェ]-ホッとなごんで、ゆったり笑って- ゆきののCAFE&DINING OUT

広沢幸乃
美味しくって、心からホッとできるカフェやレストランを日々探し続けるライター。みなさんにとっての“とっておきのお店”がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
コメントお待ちしています!

*いままで紹介したお店は、『ゆきのカフェBOOKMARKS』でご覧になれます。

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フランスの田舎町を思わせる『ボウルズカフェ』。(新宿区)

Cafe072801

Cafe072802 週に4回は出没している新宿エリア。だからこそ落ち着いて食事をしたり、ゆっくりお茶をする場所は、ついつい“いつもの場所”になりがちで、広がりがなかったのも事実。
今日はそんな私と同じ思いを抱く方に、おすすめのカフェを紹介しますね。

新宿駅南口を降り、甲州街道を四谷方面へ歩くこと約7分。「新宿御苑」手前の側道を入った場所に、目的地『ボウルズカフェ』はあります。
そこは、新宿とは思えないほど人や車が少なく静か。看板もネオンもなく、目の前に広がるのは御苑の深い緑だけ。マイナスイオンが体中にじんじん染み込んできます。

お店のオーナーを務めるのは、生田目恵美子さんと堀井華子さん。もともとアパレル会社の同期だったふたりは、ともに洋服が好き、インテリアも好き、食べることが大好き。この気持ちをいちばんダイレクトに表現できると思ったのが“カフェ”だったそう。2人が形にした世界とは――? インテリアは、たっぷりの木で包まれた、オフホワイトとダークブラウンが中心。古びたアイアン(鉄)やシルバーをポイントに使った手作りの空間は、どこかフランスの田舎町を思わせるムード。コーナーのあちこちに、季節の草花が飾られ、かわいいあしらいが施されてあり、訪れるたびに小さな発見があるのも楽しみのひとつ。

お店の名前でもある“ボウル=丼”メニューを中心にしたのが、このカフェの最大の特徴。“一皿でたくさんの食材が食べられて、ボリュームがあって、もちろん美味しい”。生田目さんと堀井さんは日々、このコンセプトをどんぶりに込めて、提供しています。「ボウルズカレー」(¥850)や「本日のどんぶり」(¥900~)など“どんぶり”メニューがずらりと並ぶなかから、私は「どんぶりサラダ」(¥800)をオーダー。たっぷりのリーフサラダに生ハムやカリカリのバゲットを添えた贅沢なサラダは、すりおろしの玉ねぎが入った、酸味のある自家製ドレッシングが食欲をそそります。
サラダにしても、プレート料理の「牛肉とたっぷり野菜のタイ風バジル炒め」(¥1000)にしても、『ボウルズカフェ』の料理には、見た目の想像とは違う、もっと奥深い味がします。その隠し味になっているのが、たくさんのハーブやスパイス。口に運ぶごとに体がポカポカ、元気になっていくのがわかります。

もちろんスイーツだっておすすめ。季節のデザート「パイナップルとバナナのスクエアケーキ」(¥550)は、果物を混ぜ込んで焼いた温かいケーキにバニラアイスをのせたもの。自家製のはちみつレモン漬けを使った「レモネードアイスティー」(¥600)が、のどをすっきり潤します。

Cafe072803 窓の外を眺めたり、考え事をしたり、読書したり。ふと気がつくと2時間経過……。ついつい長居してしまうのが『ボウルズカフェ』の魔法であり、魅力です。
そうそう、すぐ目の前にある「新宿御苑」のお散歩も忘れずに。

住所   東京都新宿区新宿2の5の16
電話   03(3341)4331
営業時間 11時30分~20時(LO19時)
定休日  不定休

 
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2007-07-28 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

おいしいチーズケーキの店『ヨハン』。(目黒区)

Cafe072101

Cafe072102 “ふと恋しくなっちゃう味”とか“つい誰かに教えたくなるお店”というものが、誰しも必ずあると思いますが、私にとってはチーズケーキの専門店『ヨハン』がまさにそれ。
朝晩問わず無性に食べたくなることがあるし、お世話になった方へのプレゼントとして贈ったときも120%喜んでもらえた実績がある、とても優秀で、心から信頼しているお店。お持ち帰りが基本ですが、特別にご紹介しますね。

お菓子好きならご存知かもしれないけれど、『ヨハン』はちょっぴりユニークなお店。
ケーキを作る職人全員が男性であり、同じ会社の元同僚(しかも平均年齢は72歳!)。
――オープンのきっかけは、今から約30年前。機械部品会社の社長だった『ヨハン』のオーナーが、アメリカの友達の家で食べたチーズケーキのおいしさに魅了され、再現して広めたいと思ったのがはじまり。以来、その味は多くのファンを集め、「修行をしたい」と申し出た人々は数知れず……(けれど『ヨハン』で働けるのは“社長と同じ会社で働き、同じ釜の飯を食べ、そこを退職した人”だけなのだそう)。

木をふんだんに使い、チーズケーキのボトム(=土台)の色を再現した温かみのある店内。
その中央にある、なめらかな曲線を描くショーケースには、4つの味のチーズケーキだけが並びます。なめらかなコクが魅力の「ナチュラル」(¥300)、こっくりとした甘さの「メロー」(¥300)、果実がまるごと入った、さわやかな口当たりの「ブルーベリー」(¥300)、サワークリームをプラスし、酸味をきかせた「サワーソフト」(¥330)。
基本のチーズ生地は、たっぷりのクリームチーズと卵、砂糖、ごくごく少量の小麦粉。ボトムの生地は、小麦粉と卵とバター。ごくごくシンプルな材料を用い、秘伝のレシピをもとに生まれたチーズケーキはどれも、小ぶりながらも極めて濃厚。力強さと繊細さのバランスが絶妙な、究極のベイクドチーズケーキです。

Cafe072103 工房を担当する8人の職人たちは、先輩たちが築いた歴史や味を、毎日こつこつ、忠実に再現しています。朝7時からケーキ作りを開始。材料を量る、混ぜる、焼くなどの製造過程をローテーションで行い、午後の2時には製造終了。すみずみまで掃除をしたあとは、コーヒーを飲みながらみんなでおしゃべりするのが、毎日の日課。バツグンのチームワークも、おいしいチーズケーキを生み出す理由のひとつかもしれませんね。

最後に、お話を聞かせてくれた、笑顔がすてきなSさん(恥ずかしがってしまい、本名は教えてくれませんでした)、本当にありがとうございました。実直なお姿は、『ヨハン』の味そのものだと、心から感動しました。


Cafe0702104

住所   東京都目黒区上目黒1の18の15
電話   03(3793)3503
営業時間 10時~18時30分
定休日  お盆と年末年始
*「丸型」(¥3300~)と「角型」(¥2030~)は、地方発送可能です。

 
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2007-07-21 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

神保町のおとぎの国『アミュレット』。(千代田区)

Cafe071701

Cafe071702私が仕事でよく通う神保町駅界隈は、本の街として有名です。昔ながらの古本屋さんや老舗の喫茶店も多く、ふらっと歩くのにもちょうどいいエリア。お散歩コースのひとつとして通っていた雑貨屋さんの『アミュレット』が、つい先日、近所に移転&リニューアルしたので、みなさんにもご紹介しますね。

大通りから1本奥の道へ入った、細くて静かな通りに面した白くて背の高い一軒家。入り口には40~50年前の国内外の古本が美しくディスプレイされています。その先に進むと、イギリスやフランスからやってきたアンティークのアクセサリーやリボン、キーホルダーといった小さな雑貨と、国内で活躍するアーティストたちの手作りの品があれこれ、おすましをしながら仲良く飾られています。そのどれもが他のショップではなかなか見られない珍しいもので、デザインからムードまでひとつひとつに個性があり、手にとった瞬間、それぞれの時代や過ごしてきた背景も伝わるようなストーリーのある品ばかり。
『アミュレット』にいると、おとぎの国に迷い込み、そこで宝探しをしているような、ロマンチックな気分にひたれるから不思議です。

移転にあたって、さらに力を注いだのが併設のカフェスペース。
体にしっくりなじむアンティークのイスとテーブルについていただく、紅茶と手作りの「チョコレートケーキ」(お茶とセットで¥480)は、ほっとひと息つきたいときにぴったりなやさしい味。(そのとき、店内に飾られた貴重な古本を閲覧もすることも可)。さらに、サラリーマンが多い神保町にあわせて、"安くておいしい"ごはんメニューもちょっとだけスタートしました。今のところはひき肉をじっくり炒めてコクをだした「カレーごはん」(¥560)と、素材に汁がじゅわっとしみこんだ「すきやきごはん」(¥580)だけですが、どちらも妙に愛着がわく味わい(その証拠に、男性客がひっきりなしなのです)。それはきっと、お店のスタッフが、小さくてかわいいキッチンで、時間をかけてていねいに手作りしているから。
さらに、雑貨屋さんで"ショーケース"の中に鍵をかけて飾られるような、年代ものの貴重なアンティーク食器を使って食べられるのもうれしい限り。

『アミュレット』は、おしゃれなアンティーク雑貨店とカフェであると同時に、忙しい毎日の時間をふっと止めてくれる場所。そして、あわただしさの中で忘れ去られがちな、"モノにときめく"感情を呼び覚ましてくれる空間。
訪れた方は、仕事のことをうっかり忘れ、長居してしまうかもしれませんよ。

Cafe071703 住所   東京都千代田区神田神保町1の18三光ビル1F~2F
電話   03(5283)7047
営業時間 11時~19時(18時30分LO)
定休日  日曜(展示開催時は無休)
*2Fのギャラリースペースは7/20から営業

http://www.mecha.co.jp/amulet

 
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2007-07-14 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

都会のエスケープスポット、サントリー美術館の『shop×cafe』。(港区)

Cafe070701

Cafe070702 近ごろ、六本木での取材や打ち合わせが多かった私。空き時間の散歩中に見つけたのが、東京ミッドタウンのガレリア内(3F)にある『サントリー美術館』です。以前は赤坂見附にありましたが、今年3月、場所を六本木に移し、新しく生まれ変わりました。

建築家の隈研吾(くま けんご)氏によってデザインされた空間は、古(いにしえ)の伝統的な造り・風情のなかに、どこかセンセーショナルな新しさを感じさせてくれる、まさに都会のオアシス。巨大な美術館でありながら、親しい人の別荘でくつろいでいるような、ほどよい親近感も魅力のひとつです。

ゆったりと美術鑑賞を楽しみ、フィナーレの扉をぬけた先にあるのが『shop×cafe(ショップ バイ カフェ)』。サントリー美術館初の試みであるカフェは、140年以上もの歴史をもつ金沢の老舗「加賀麩 不室屋」とのタッグによって生まれたもの。すっきりとシャープなラインで統一された、和の情緒あふれる店内。そこに、ウイスキー樽を使った床板や、ホワイトオークのバーカウンター、バナナの皮の繊維を使った軽やかな布などがあしらわれ、柔和な印象を与えています。

席についてほっとひと息。その際にサーブされるのが、美しいフォルムのグラスに注がれたミネラルウォーター(飲料メーカーならではのサービスですよね)。お昼には、「ふやきお汁弁当(1日限定30食)」(¥1500)や「スープランチ(1日限定30食)」(¥1200)がいただけます。「ふやきお汁弁当」は五色汁と呼ばれる麩と野菜がたっぷり入ったお吸い物と、まめ型のお弁当箱に入った、麩づくしの料理。つくねのような麩、昆布〆の麩、蜜で煮込んだ生麩、チーズをはさんだ岩石揚げ……。日常ではなかなか食べられない、彩りも味わいも豊かな麩のメニューはまさに、古都・金沢ならではの味。じんわりと心にしみる奥深さです。また、「スープランチ」は、フレンチレストランも経営している「不室屋」のフルコースを、1皿で楽しめるカジュアルなプレート。

焼き麩やくずもち、豆乳アイスクリームが入った「不室屋パフェ」(¥900)や「麩あんみつ」(¥800)など、ここでしか食べられない甘味も充実。夜のバータイムには、シングルモルトウイスキーや梅酒とともに「金沢珍味の盛合せ」(¥900)もいただけます。

美術館の余韻に浸りながら、カフェの中で食事やお茶をゆっくりと楽しむ。都会の喧騒からエスケープできる貴重な時間は、あなたの心にうるおいを与えてくれるはずです。
併設のショップでは、店内で使われるグラスやお弁当箱など、オリジナルのアイテムもたっぷり。巧の技を駆使した伝統の品々ですので、こちらもぜひご覧になってくださいね。

Cafe07070303 住所   東京都港区赤坂9の7の4
電話   03(3479)8600
営業時間 10時~21時
定休日  1/1

http://suntory.jp/SMA/

 
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2007-07-07 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

 
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