フランスの田舎町を思わせる『ボウルズカフェ』。(新宿区)

週に4回は出没している新宿エリア。だからこそ落ち着いて食事をしたり、ゆっくりお茶をする場所は、ついつい“いつもの場所”になりがちで、広がりがなかったのも事実。
今日はそんな私と同じ思いを抱く方に、おすすめのカフェを紹介しますね。
新宿駅南口を降り、甲州街道を四谷方面へ歩くこと約7分。「新宿御苑」手前の側道を入った場所に、目的地『ボウルズカフェ』はあります。
そこは、新宿とは思えないほど人や車が少なく静か。看板もネオンもなく、目の前に広がるのは御苑の深い緑だけ。マイナスイオンが体中にじんじん染み込んできます。
お店のオーナーを務めるのは、生田目恵美子さんと堀井華子さん。もともとアパレル会社の同期だったふたりは、ともに洋服が好き、インテリアも好き、食べることが大好き。この気持ちをいちばんダイレクトに表現できると思ったのが“カフェ”だったそう。2人が形にした世界とは――? インテリアは、たっぷりの木で包まれた、オフホワイトとダークブラウンが中心。古びたアイアン(鉄)やシルバーをポイントに使った手作りの空間は、どこかフランスの田舎町を思わせるムード。コーナーのあちこちに、季節の草花が飾られ、かわいいあしらいが施されてあり、訪れるたびに小さな発見があるのも楽しみのひとつ。
お店の名前でもある“ボウル=丼”メニューを中心にしたのが、このカフェの最大の特徴。“一皿でたくさんの食材が食べられて、ボリュームがあって、もちろん美味しい”。生田目さんと堀井さんは日々、このコンセプトをどんぶりに込めて、提供しています。「ボウルズカレー」(¥850)や「本日のどんぶり」(¥900~)など“どんぶり”メニューがずらりと並ぶなかから、私は「どんぶりサラダ」(¥800)をオーダー。たっぷりのリーフサラダに生ハムやカリカリのバゲットを添えた贅沢なサラダは、すりおろしの玉ねぎが入った、酸味のある自家製ドレッシングが食欲をそそります。
サラダにしても、プレート料理の「牛肉とたっぷり野菜のタイ風バジル炒め」(¥1000)にしても、『ボウルズカフェ』の料理には、見た目の想像とは違う、もっと奥深い味がします。その隠し味になっているのが、たくさんのハーブやスパイス。口に運ぶごとに体がポカポカ、元気になっていくのがわかります。
もちろんスイーツだっておすすめ。季節のデザート「パイナップルとバナナのスクエアケーキ」(¥550)は、果物を混ぜ込んで焼いた温かいケーキにバニラアイスをのせたもの。自家製のはちみつレモン漬けを使った「レモネードアイスティー」(¥600)が、のどをすっきり潤します。
窓の外を眺めたり、考え事をしたり、読書したり。ふと気がつくと2時間経過……。ついつい長居してしまうのが『ボウルズカフェ』の魔法であり、魅力です。
そうそう、すぐ目の前にある「新宿御苑」のお散歩も忘れずに。
住所 東京都新宿区新宿2の5の16
電話 03(3341)4331
営業時間 11時30分~20時(LO19時)
定休日 不定休
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