新丸ビルに登場した、大阪発の『ショコラティエ パレ オ ドール』。(千代田区)
東京駅の目の前に誕生したばかりのランドマーク、“新丸ビル”。私も、プレス内見会にお邪魔し、すべてのお店を見学してきました。なかでも、個人的に感激したのがレストランやカフェ。老舗と呼ばれる名店や、主人が頑固者で有名な行列店が軒並みテナントに入っていて、「さすが新丸ビル……」と思ったのでした。なかでも特にみなさんにご紹介したいのが、大阪発の『ショコラティエ パレ オ ドール』。
オーナー兼ショコラティエを務めるのは、三枝俊介氏。もともとは関西を中心にパティシエとして活躍、その後フランスへ渡り、リヨンにある「ベルナション」で学んだ人物。この「ベルナション」というのが、世界中の美食家からも一目置かれているショコラ専門店で、カカオ豆の状態から店頭に出されるまで、すべての工程を伝統の製法で作っているという、非常に稀有なブランドです。三枝氏はそこで、エスプリから経営のノウハウまでを吸収したのです。
御影石を床に敷き詰めた高級感あふれる店内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが巨大なショーケース。ここにはフルーツやアルコール、ナッツ、そしてパフューム(バニラや紅茶など天然フレーバー)……なんと50種類ものボンボン(一粒)ショコラが美しく並びます。目移りしながらも、ぜひ選んで欲しいのが「ベルナション」のスペシャリテでもある「パレ オ ドール」。“金の円盤”を意味するこちらは、表面に金箔をあしらい、カカオの持ち味を活かした逸品。そして、三枝氏の斬新なアイデアから生まれた“マール・ショコラ”。こちらは、砂糖を使わずにはちみつで甘みをつけた珍しいショコラ。オーストラリア産の高級ハチミツを使用した「マヌカ」やレモンペーストの「シトロン」、ゲランドの塩を加えた「キャラメル」など、10種が揃います。そのどれもがコク深く、味わいすっきり。奥のカフェで、「テイスティングメニュー」のシャンパン(¥2205)とのマリアージュを楽しみました。
そのほか、チョコレートを多彩にアレンジしたケーキも充実。私は、単一農園の高級カカオを使ったクリームとピスタチオクリームの組み合わせが秀逸な「ヴォーグ」(¥672)を、6種類ある「ショコラショー」(おかわり付き¥1365)とともにいただきました。
ボンボンショコラからデセールまで、どのメニューをとっても濃厚なのに、くどくない。とびきり新鮮で薫り高く、体中に残った余韻まですばらしい。『ショコラティエ パレ オ ドール』のショコラは、ひとつ、またひとつ……ずっと手を伸ばしたくなるおいしさ。
そこへ三枝氏やスタッフの温かい人柄もあいまって、最高のショコラになるのです。
住所 東京都千代田区丸の内1の5の1 新丸の内ビルディング1F
電話 03(5293)8877
営業時間 11時~21時/日・祝日 11時~20時
定休日 新丸ビルの営業時間に準じる
http://www.palet-dor.com
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2007-05-05 【カフェ】 | 固定リンク
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