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[カフェ]-ホッとなごんで、ゆったり笑って- ゆきののCAFE&DINING OUT

広沢幸乃
美味しくって、心からホッとできるカフェやレストランを日々探し続けるライター。みなさんにとっての“とっておきのお店”がありましたら、ぜひ教えてくださいね。
コメントお待ちしています!

*いままで紹介したお店は、『ゆきのカフェBOOKMARKS』でご覧になれます。

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コンフィチュールの宝箱=『ベルベリー』。(港区)

Cafe0428_01
Cafe0428_02 冬から春にかけて、柚子やイチゴ、ポンカン狩りへちょこちょこ出かけていた私。フレッシュな果実をもぎとってすぐにパクッ。それだけでは物足りず、たっぷりかかえて自宅へ持ち帰り、ジャム作りをしていました。もっぱら“手作り”にいそしんでいたけれど、久々にとびきりおいしい市販のコンフィチュール(ジャム)を発見。それは、新しく六本木に誕生した「東京ミッドタウン」内にある、『ベルベリー』です。

まずは日本初上陸の『ベルベリー』についての説明を。ブランドが誕生したのは、今から50年以上前のベルギーの地方都市コルトレイク。世界各地から“安全でおいしい果実”を集め、鍋を使って昔ながらの製法で少量ずつ作っていくという、非常に家庭的な会社です。といいつつ、商品の名前に「ロイヤル」がついているものがあったり、ロゴには「王冠」マークが使われていたり。これはつまり、ベルギー王室でも愛用されているコンフィチュールである証なのです。

ゆっくり時間をかけてつくられたコンフィチュールや「ロイヤルフルーツソース」は、なんと60種近くにも及び、バラエティ豊かな味わいを私たちに提供してくれます(上の写真は、左から「パイナップル&ココソース」と「パープルフィグソース」(各¥1680)、「ブラッドオレンジ」(¥1890)、「パイナップルメロン」(¥1680)、「ワイルドレモン」(¥1890))。
「お値段高め?」と思われる方もいらっしゃると思います。が、口に運んだとたん、その疑いは晴れるはず。果実味は驚くほど濃厚で、体中をふわぁと吹き抜ける風味も最高。聞けば、果実の切り方から、秘密のこだわりがあるのだそうです。

まるでジュエリーのようにコンフィチュールが並ぶ、近未来的な店内はとても豪華。気鋭のアーティスト・トキトモコ氏が手がける、赤いニットでくるまれたシャンデリアが、独特のムードを演出しています。
ぜひとも、併設のカフェレストランで食べてほしいのが“パパナッシュ”と呼ばれるデザート。これは作りたてアツアツのドーナツにサワークリームやフルーツソースをたっぷりとかけたもの。3種類あるプレートの中から、私はストロベリー&ラズベリーを加えた「パパナッシュ ロイヤルプリザーブ」(¥1260)をオーダー。甘みをぐっと抑えたサクサクのドーナツが、濃厚なソースと好相性。これぞ、東京に誕生したニューフェイスのデザートです。

Cafe0428_03一口すくってそのまま食べてもいいし、「ジェラートプレート」(¥840)に添えてもおいしい。美食の国からの贈り物と、『ベルベリー』ならではの独創的な食べ方を、ぜひとも六本木の新名所で体感してください。

住所   東京都港区赤坂9の7の4 東京ミッドタウン ガレリアB1F
電話   03(5413)0374
営業時間 11時~21時
定休日   無休
http://www.lcdd.jp/belberry/

 
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2007-04-28 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

キレイが手に入る『ナチュルア』のお茶。(中央区)

Cafe0421_01
Cafe0421_02 先日、私が無類のお茶好きであることを知っている友人から、うれしいプレゼントをもらいました。箱を開けると、とてもユニークなブレンド茶の詰め合わせがズラリ(写真下、左から「緑茶コリアンダー」「ローズヒップブレンド」、目薬の木やクコの実などをブレンドした「アイパワーブレンド」)。一般のそれより彩りも美しく、味わい深い。丁寧に煮出し、カップに注いだそれを口に運ぶと、全身にしみわたり、ちょっぴり疲れた心も晴れ晴れ、体調も瞬く間にアップ。さっそく箱に記された『ナチュルア』というブランド名を調べてみると、銀座にはカフェもあるではありませんか。

ショップはちょうど歌舞伎座の裏手あたり。落ち着いた雰囲気のそこへ足を踏み入れると、長細い空間の両サイドには、圧巻の美しさで並ぶ、瓶詰めの茶葉が。約200種のオリジナルのブレンドハーブティーや紅茶、日本茶、中国茶、コーヒーです。そのほとんどが、厳選した契約農家で育てられた有機栽培の茶葉やフェアトレード(発展途上国の生産者たちが一定の生活水準を保てるように、適正価格で取引を行う貿易)で仕入れたものばかり。通常だと、ブレンドしてから販売……という流れですが、『ナチュルア』ではその行為はなし。なぜって、茶葉は恐ろしく湿気を吸いやすいうえに傷みやすいから。ティーコンシェルジュと呼ばれるプロの案内人の話を聞きながら、好みのものを選び、直前にブレンドしてフレッシュなお茶を飲む、というのがルール。

もちろん、お店の中央にある大きなテーブルで、ティーコンシェルジュが心を込めて淹れたお茶を飲むことも可能。私は、さまざまなスパイスや“蕎麦のはちみつ”を加えた「そばハニーチャイ」(¥800)と、さらに1種だけの軽食メニュー、韃靼蕎麦粉を使ったモチモチの「クレープ」(季節のジャムやはちみつが3種つきで¥800)をオーダーしました。お茶とともに、お店を彩る“コンフィチュール(ジャム)”と“はちみつ”のよさを一度に感じられるものです(今回は、旬の「デコポンジャム」「あまおうイチゴジャム」「ローズヒップはちみつ」)。
そこで気づいたのは、テーブルが木ではなく大理石であること。じつは熱を逃さない性質があるらしく、たとえ長居をしても、温かい飲み物は温かく、冷たいものはひんやりしたままいただくことができるのです。


Cafe0421_03 さらにおすすめなのが、「ティーセラピー」。好みの味や香り、50以上もある体調に関する質問事項をチェックすると、セラピストが、あなたにぴったりのお茶をブレンドしてくれるシステム(セラピー代金¥500+茶葉代)。自分だけのお茶、というスペシャル感も女ごころをくすぐりますよね。
4月に入り、新しい環境や、新年度を迎えるごとに増える責任にストレスや体の不調を感じたら……『ナチュルア』へ。きっといい答えが見つかると思います。

住所   東京都中央区銀座4の13の1
電話   03(3541)0753
営業時間 (月曜~金曜)10時~20時(土日祝)11時30分~18時
      *水曜のみ講座のため、18時までの営業
定休日   無休
 
http://www.natulure.com

 
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2007-04-21 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

『ドゥ・ボン・クーフゥ』でお酒に合うお菓子を。(品川区)

Cafe0414_01

Cafe0414_02 黒を基調にした内装は、とびきり重厚でゴージャス。体がしゃんとするような、きりりとした空気が漂う空間――じつはここ、岩柳麻子さんが、大学時代の友人でもあるインテリアデザイナーとウェブデザイナーの男性2人と開く、アトリエを兼ねたパティスリー。東急目黒線「武蔵小山」駅近くの商店街にある、評判のお店です。

もともとは染色家として活躍していた岩柳さん。展示会や発表会への来場者に、感謝を込めて手作りのお菓子を配っていたところ、その味が評判となり、あちこちからお声がかかるように。職人でもある彼女だからこそ、“カフェ”ではなく、本格派“パティスリー”として、この空間を築きました。

巨大なシャンデリアと鏡が目をひく1階は、テイクアウトスペース。中央に置かれたショーケースには、色鮮やかなケーキや焼き菓子が並びます。その印象はお菓子というよりも、宝石のような美しさと豪華さ。ゆったりしたいときは、好みのお菓子を選んで、地下にあるカフェスペースでくつろぐことができます。

地下は日差したっぷりの明るい雰囲気とは対極の、ジャズの音色が心地よく流れる大人の空間。ガラス張りの窓からは、パティシエたちがお菓子を作るさまを楽しみながら、ご自慢のケーキに舌つづみ。私は「ピスターシュ」(手前・¥630)と「カマンベール・マスカルポーネ」(奥・¥470)をいただきました。
前者のケーキは、ホワイトチョコとフィュティーヌ(クレープ生地を乾燥させたもの)とを紅茶の生地で包み、カスタードを混ぜたピスタチオナッツのクリームでコーティング。後者は、ラム酒を効かせたレアタイプと塩味のベイクドを合わせた2層のチーズケーキ。シャープな長方形のフォルムには、ふわり、サクサク、しっとり、カリカリ……さまざまな素材と食感のコントラストが含まれ、ぎゅっと胸をつかまれます。
通常ならば、コーヒーや紅茶を合わせたいところですが、ここのお菓子にはぜひ、「グラスワイン」(¥600)を。ワインのフルーティーさと程よい渋みが、お菓子の甘みを包み込み、魅力をぐっと引き立ててくれるのです。


Cafe0414_03生ケーキのほかにも、「ドライフルーツのケーキ」(¥450)や「フロランタン」(¥250)、ホワイトチョコとイチジクと加えた「スコーン」(¥350)、ゴマたっぷりの「抹茶サブレ」(¥300)などの焼き菓子も、今まで食べたことのないひねりのきいた味。教科書にはのっていない独創的な発想。口へ運ぶたびに、興味がそそられる『ドゥ・ボン・クーフゥ』のお菓子は、ふしぎと恋しくなってしまう存在です。

そして最後に私の感想。お菓子とお酒――どちらも魅力的なものだけど、2つが組み合わさると、とてつもなく罪な存在ですね。

住所   東京都品川区小山3の11の2
電話   03(3785)0052
営業時間 12時~20時
定休日  不定休
http://dbc.apartment-key.com/

 
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2007-04-14 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

心にも体にもやさしい『チボ』(世田谷区)

Cafe0407_01
Cafe0407_02 以前、このコラムで紹介したカフェのキッチンをまかされ、訪れる人々の胃袋をぎゅっとつかんでいたシェフが、笑顔が魅力のホールスタッフとともに念願のカフェを開きました。その名も『チボ』。イタリア語で「栄養」とか「食物」を意味する名前です。

すがすがしい空気が広がる、白い世界――甘さとクールさがほどよくバランスのとれた空間。そこは、私たち女性はもちろん、おじさんが1人でふらりと立ち寄れる、気さくなムードが漂います。
そこには大きな一枚板のアンティークテーブルを中心に、壁際のゆったりと落ち着ける3人席、恋人と座りたい2人がけ……小さな空間の中には、訪れた人たちが安心して過ごせるよう、シェフとスタッフ、2人のこまかな配慮がほどこされています。

お料理は、シェフがずっと修業してきたイタリア料理がベース。とは言っても、油をたっぷりとか、炭水化物がどっさり、そして即興で手早く仕上げるようなものとは別モノのイタリアン。とにかく下ごしらえの段階からの作業がきめこまやかなうえ、野菜がふんだんで、味つけもごくごくマイルド。毎日でも食べたくなる、「なんて体と心にやさしい料理たち」。
まず、私は「鶏肉と野菜のビネガー煮込みとクスクス」(パンつきで¥1200)をオーダー。カチャトーラ料理をベースにしたそれは、素材の力がじんわりと発揮されたスペシャルな一皿。粒々のパスタ・クスクスや、谷口さんが毎朝焼き上げる日替わりのパンとからめて食べると、より一層広がる味わい。ほかには「根菜と旬野菜のスープ」(パンつき¥900)や「スモークしたサーモンとカポナータの温かいサラダ」(¥1200)など、全部を注文したくなるような魅力的なメニュー構成です。

Cafe0407_05そして2人が「マスターが泣けちゃうくらいすてきな人」だと言う、珈琲豆店から仕入れた「コーヒー」(ダーク・マイルド各¥500)と、日替わり「デザート」(¥400~)もオーダー。「チーズのスコーン」は、食べた瞬間ざくっと香ばしく、中はふわっと。軽くホイップしたクリームや、長野産のはちみつをたっぷりかけていただきます。

おだやかな空気を放つ2人、表立ってアピールはしないけれど、お店で使う野菜も無農薬野菜を毎朝仕入れに行き、日替わりのメニューには、実家・長野から届く素材がたっぷり組み込まれる。
料理はもちろんのこと、インテリア、サービス……ディテールすべてに心地よい愛情が感じられ、私まで終始幸せモードに。なんともいえないこの充実感、みなさんもぜひ味わってみてくださいね。


住所   東京都世田谷区代沢3の12の1
電話   03(3487)6668
営業時間 12時~24時(23時LO) 日・祝日13時~22時(21時LO)
定休日  水曜

 
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2007-04-07 【カフェ】 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

 
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