異国の香りをただよわせる『ジュアカフェ』。(杉並区)

『ジュアカフェ』――スワヒリ語で“太陽”(JUA)を意味する名前を持つここは、“いいお店”がいっぱいの西荻窪にあるカフェ。吉祥寺の歴史ある喫茶店『くぐつ草』に勤めていた、近藤和子さんが開きました。
「アフリカンアートが好き」だという近藤さん。それも現代アフリカンアートのヴィヴィッドなデザインのものよりも、やや古さを帯びた、趣あるもの――それら骨董品の壷や絵画や布などが、やわらかな白一色の空間に、センスよく飾られています。
異国の香りと独特の静けさが絶妙に混じり合うなか、歩くたびに床に敷き詰められた砂が独特の音を放つ。その感覚はまるで、砂漠を歩いているみたい。
エキゾチックな雰囲気をもり立てるのが、近藤さんが作り出す料理の数々。そのすべてが長年かけて構築した、他人にはマネできない、自分だけのレシピ。
フードメニューの軸でもある「juaカレー」(¥900)は、インド産のカレー粉にクミンやクローブ、キャラウェイシードなど、たくさんのスパイスをブレンドしたルーに、ヨーグルトに漬け込んで焼いたチキンを加えた本格派。
ラム酒で香りづけし、キャラメリゼしたバナナとピーナッツバターをはさんだ「バナナとピーナッツバターのトーストサンド」(サラダつき¥700)も、甘み、ほろ苦さ、香ばしさが絶妙。バナナにヨーグルトやミルク、ラム酒を加えた「juaシェイク」(¥680)とともにいただきました。
食事はもちろんのこと、オールドビーンズを使った、さわやかな苦味とそのあとに押し寄せるふくよかな甘みが持ち味のタンザニア産「juaコーヒー」(¥530)を中心に、じっくりと、ていねいにいれたドリンクも、オリジナリティあふれるものばかり。
ていねいな仕事ぶりから作られるそれらは、どれもうっとりするほど美味しく、たまらなく探究心をくすぐられる味わい。「また食べたい」と思わせるパワーを秘めています。
14年間の喫茶店勤務の経験があるからこそ提供できる、心地よいサービスと、ナッツやスパイス、お酒の使い方の名手・近藤さんならではの、「ジュアカフェ」にしかない味。
どうやら日常から逃避行させてくれる、ふしぎな力を秘めているようです。
住所 東京都杉並区西荻北3の41の11 若菜マンション1F
電話 03(3394)9108
営業時間 11時30分~22時
定休日 火曜
http://www.juacafe.com/
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2007-03-24 【カフェ】 | 固定リンク
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