『喫茶 ミケネコ舎』で美味しいコーヒーを。(世田谷区)

コーヒーを極めたバリスタや喫茶店のマスターたちが、最後にたどりつく豆――それが“スペシャルティーコーヒー”。このコーヒーは文字通り、とても特別な豆。土壌作りから栽培、精製、焙煎、抽出からカップに注がれるまで、どのプロセスでも最高の状態で作られたもので、土地の風土や気候が、しっかりと反映されるからこそ、豆の香りや風味がぞんぶんに生かされた滋味豊富な味わいになるのです。
そのスペシャルティーコーヒーに出合えるのが、下北沢駅近くにある『喫茶 ミケネコ舎』。美味しいコーヒーの世界一を決める“カップ オブ エクセレンス”の国際審査員も務める「丸山珈琲」の店主・丸山健太郎さんのもとで修行をした、太田原一隆さんが奥さまと2人で開いた喫茶店です。
下北沢という街の中でひときわ目につく、昭和12年に建てられたレトロな洋館、アンティークショップ「露崎商店」の2階に、お目当ての『喫茶 ミケネコ舎』はあります。木造建築ならではのクラシックな雰囲気の店内は、太田原さんご夫妻が手作りしたものであふれ、訪れる人たちをやすらぎの世界へ導いてくれます。
コーヒーの持つ油分を漉し取る“ドリップ式”ではなく、豆のクオリティをあますところなく抽出する“コーヒープレス”で淹れるのが『ミケネコ舎』流。
挽きたての豆(コロンビア・カップ・オブ・エクレセンス第1位の「ラ・イスラ」(¥800))を入れたプレスにお湯を一気に注ぎ、スプーンで軽くかきまぜたら、きっかり4分待つ。そのあとは、金属のフィルターを押し下げ、陶芸家・武田千秋さん作の特注のマグカップに注ぐ。ツヤのある液体を口に運ぶと……立ちのぼる香りとともに、果実のようなフレッシュな酸味やはちみつのような甘み、シルクのようななめらかな舌触りに包まれる。
上質なワインのように、ストーリーを語らずにはいられない、コーヒーを超えたコーヒー。それがスペシャルティーコーヒー。世界中から選ばれた旬のストレートコーヒー(約4種)と、季節のブレンドを含めたブレンドコーヒー(3種)を飲み比べるのも楽しいですよ。
ときには、気分を変えて、本格的なエスプレッソマシンで淹れた「カフェラテ」(¥600)と、奥さまお手製の日替わりデザート(この日は「白ごまのチーズケーキ」(¥300))とのスイートな組み合わせを楽しむのもおつなもの。
コーヒーをこよなく愛する太田原さんご夫妻がつくる『ミケネコ舎』での時間は、アロマテラピーのようなリラックス効果も。“コーヒーマニア”はもちろん、“コーヒーは、わりと苦手”な方にもおすすめしたい喫茶店。忙しくても、週1ペースで通ってしまいそうです。
住所 東京都世田谷区代沢5の32の14
電話 03(3418)6630
営業時間 13時~23時
定休日 月曜
下の「コメント」をクリックして、人名欄はペンネームを、URL欄は不要、コメント欄にご意見を書き込んで「投稿」をクリックしてください。
トラックバックについて詳しくお知りになりたい方は、「トラックバックについて」をクリックしてご確認ください。


『ジュアカフェ』――スワヒリ語で“太陽”(JUA)を意味する名前を持つここは、“いいお店”がいっぱいの西荻窪にあるカフェ。吉祥寺の歴史ある喫茶店『くぐつ草』に勤めていた、近藤和子さんが開きました。
住所 東京都杉並区西荻北3の41の11 若菜マンション1F
『珈琲天国』――お店の名前に“天国”がついているなんて、いい響き。なんて縁起がいい。だけどいったいどんなところ? そんな興味と疑問にかられ、訪れたのは、浅草。雷門がどんとかまえる浅草寺の近くに、その店はあります。

あれは2006年9月。初めて『ムルテン』のクッキーを食べたとき、あまりの美味しさに、食べたその場で「取材させてください」と電話してしまった私。だけど、「ありがたいんだけど、うちは小さな店だから……」とやんわり取材を断られてしまって……。けれどこのたび、4回目のお願いにして、「ねばり強さに負けた……(苦笑)」と、ついに依頼を受けていただきました。
ゆったりとした席に座って、ふぅっとひと息。まずは、
今週は、オレンジ色したJR中央線に乗って、都心からちょっぴり離れた小金井市へ。