よどみのない空気が流れる『インコ』。(渋谷区)

渋谷や原宿にも近い場所なのに、商店街が充実している住宅街・渋谷区富ヶ谷。
そこは、私の大好きなカフェ『インコ』がある場所。オープンしてから1年半経つのに、開店当初から変わらない味や心地よいテンション、フラットな空気感は、訪れるたびに感心してしまうこと。
ここは、雑誌や広告のデザインのほか、最近では「青森県立美術館」のアートディレクションなども担当したデザイン集団「ブルーマーク」が手がけたカフェ。ガラス張りの入り口の向こう側の、真っ白い箱のような空間は、よけいなものをそぎ落とした別世界。とは言っても、ひんやりとしたクールな印象はまるでなく、清潔感とほわんとしたやわらかみをひしひしと感じる雰囲気です。
理由は、「ブルーマーク」ならではの、“天童木工”と手がけたテーブル、そして陶器メーカー“NIKKO”との共作のカラフルなカップ&ソーサーなど、オリジナリティあふれるものが、あちこちにあるから。
このカフェの魅力は、下ごしらえから始めて素材の味を引き出す調理をした気取らない料理を、アツアツのうちテーブルに運んでくれるところ。
「ハッシュドビーフ」(ライスorパンつきでR¥900・S¥700)は、スープストックから仕込む。色とりどりの季節野菜のうまみをぎゅっと閉じ込め、伊豆大島の塩をつけて食べる「フライド野菜」(R¥1000・S¥700)や、カフェの名物でもある自家製「ドーナツ」(2ヶ¥500)は、揚げたてにこだわる。
表立って宣伝はしないけれど、野菜やお肉はもちろんのこと、塩や牛乳も、スタッフが食べておいしいと思った食材を、日本全国から集めているというスピリットもうれしい限り。だからこそ、場所柄ファッションやデザイン関係など、不規則ライフを送る人たちにとって、そこは安心して食べられる我が家のような存在。
さらに、浅草にある老舗のパン屋さん『ペリカン』から信頼を得ている『インコ』では、ここのパンを使った「フレンチトースト」(¥700)や「ロールパン」(2ヶ¥200)が食べられるのも魅力(『ペリカン』のパンは、すぐに売り切れてしまい、なかなか購入できないほど人気モノなのです)。
毎日通っても飽きない、毎日食べてもおいしい、ふだん使いのカフェ。ちなみに金曜の夜は深夜3時までやっているのも、私たちにとってはありがたい存在なのです。
住所 東京都渋谷区富ヶ谷1の6の8
電話 03(5465)2193
営業時間 11時~23時(LO22時30分)
(金曜)~深夜3時
定休日 第3水曜
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2007-02-03 【カフェ】 | 固定リンク
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