ほっぺが落ちるほどおいしい『マミーズ』のアップルパイ。(台東区)

甘いもの好きだけれど、パイという部類はあまり注文しない私ですが、『マミーズ』のパイだけは別。サックサクの薄皮パイの中に、さわやかな甘さのりんご煮がごろごろ入った、やさしい母の味のそれは、“お取り寄せ”もできるけれど、できたてを、わざわざ買いに行きたいほど魅力的。必ず誰かにあげたくなってしまうほどおいしいのです。
お持ち帰り専門のお店なのですが、特別にご紹介しますね。
さて、私は文京区春日にある本店(03-3812-0042)ではなく、オーナーでもあり、4人の子供のお母さんでもある横川美枝子さんがいる谷中店に行ってきました。
昔ながらのお店が立ち並ぶ商店街。レトロな緑のテントが『マミーズ』の目印です。
甘くやさしい香りがたちこめる小さな店内には大きなショーケース、その中に、焼きたてのパイがきれいに陳列されています。
カウンターの向こう側にはキッチンがあり、そこで横川さんと息子さん、パートさんがたくさんのパイを丹精込めて手作りしています。
今回は、お店の名物でもある「アップルパイ」(大¥1890・中¥945・1カット¥315)の作り方を一通り見せていただきました。
まずはパイ生地。強力粉を加えて一晩寝かせたものを、薄くなるまで伸ばす。それを型にはめ込み、小麦粉と卵黄、牛乳で作ったごくごくシンプルなカスタードクリームをのせる。その上に、もぎたてをダイナミックにカットし、砂糖とシナモンで煮たりんごをたっぷりとのせたら、最後は短冊状に切ったパイ生地を編み込んで、おいしさにフタをする。約4個分のりんごが使われているから、この時点で重さはなんと1キロ! ずっしりと重みのある生地を、1時間かけてオーブンで焼きあげます。
最近はひねりのあるものが多いなか、『マミーズ』のアップルパイは、パイ生地とりんごとカスタードだけ。限りなくシンプルでまっすぐな味。
「秘密はないのよ。子どもたちが幼いころに作っていた味とほとんど変わりないもの」と言いながら、レシピも作り方のことも、聞けばどんどん答えてくれる横川さん。でもね、どんなに詳しく聞いても『マミーズ』ならではの、ほっぺが落ちるほどの味は再現不可能。
だって、ふじや津軽、紅玉など、りんごの種類それぞれの持ち味を活かした煮かたをし、環境によって生地の配合も変えるというように、素材の声に耳を傾け、つねに“いい塩梅”を保っているから。
アップルパイを制覇したら、バナナパイやアーモンドケーキ、チーズケーキなどもおすすめ。横川ファミリーが作るパイは、あなたのハートはもちろんのこと、チョコレートでなくても、好きな人のハートをとろけさせてくれるはずです。
住所 東京都台東区谷中3の8の7
電話 03(3822)8166
営業時間 11時~19時
定休日 日曜
http://homepage3.nifty.com/applepie/
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2007-02-17 【カフェ】 | 固定リンク
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